✳日々徒然✳

気儘な独り身備忘録。

【知恩院和順会館】京都

2021-03-23 18:00:00 | ホテルステイ

いつかの秋。

仕事を終えた足で梅田の北海道展に寄り、弁当を買って京都へ。

知恩院の宿坊があります。

一休のカジュアル予約で1泊、和洋室ツインで食事なし1万円とちょっとだったような記憶があります。食事なし、宿坊で1万はやや高いという気がしなくもないが、場所も悪くはないし、非常に清潔感があって良かった。今はビジネスホテルでもやけに高価格なところも多いし。

上2枚とも翌朝に撮ったもの。

チェックインするころには真っ暗で、雨に降られながらよたよたと宿に入ります。

フロントに立つのは僧籍の方。こちらも感じよく、てきぱきと説明を受けて部屋へ上がりました。

下手なビジネスホテルよりきれいなのがありがたい。

確かこのときは10月。

このころはコロナのコの字も知らなかったわけで、イベントだってやり放題だったんですねえ。

朝の法要に連れていっていただけるということで、しっかり行くつもりだったのが、朝になってもまだ雨降り、「…………」、断念。こういうところがアカンのや。

10月6日だったんですね。

普段4時半起きのワタシは、もちろん5:50までに起床して準備して…ということなどまさに朝飯前なのですが…。惜しいことをしたなあ。いつかまた泊まる機会があれば、次こそは参加したいと考えています。

そうそう、この日は修学旅行生が宿泊していたようです。うわあ、やかましいのかなあ、と当初はびくびくしていましたが、客室を開け放して遅くまで話し声を響かせていたのは、年配の女性客グループでした。

そう、意外と年配の方々でマナーの悪さが目立つグループって少なくないのですよね。翌日のランチのお店でも、スタッフの言うことを無視して公道に広がっていたのは年配の女性客グループでした。

部屋は3階。

廊下も下手なビジネスホテルよりもシックで良い感じです。

和洋室ツイン。「和室」といっても、この程度ではあります。しかし、たったこれだけでも和室スペースがあると、心なしか京都の雰囲気を感じられるような…そうでもないような…。

写真が掲げられていました。

その他、テレビまわりや水まわりなど、ごく普通ではありますが、問題なし。

ユニットバスですが、清潔なのであまり気にもなりませんでした。

何となく「ふつうの家」のバスルームを想起させるような色あいです。

悪くない宿泊でした。

ちなみに宿坊なので飲酒はまずいかと思いましたが、

特に禁止事項も言い渡されていなかったのを良いことに、北海道展で購入したビールをいただきます。

あま~いビール、飲みやすいので2本なんてあっというまに飲み干してしまいました。

晩ご飯も北海道展で買ったお弁当です。

ほとんど泊まるだけの1日、重たいビールを抱えてよたよたチェックインするだけで何もできなかった1日でしたが、週末を1人でふらふらできるという楽しみだけで過ごせたような記憶があります。

ひさしぶりに京都に行きたいなあ。


【ホテル阪急インターナショナル】茶屋町

2021-02-19 18:00:00 | ホテルステイ

たまには違うところに…と思って、出張のついでに『ホテル阪急インターナショナル』のジュニアスイートに宿泊してみたのだが、これがまた大ハズレであった、という話。

写真を探してみたが、部屋の写真などもうどこにもなかった(笑)

気持ちが萎えたらしく、部屋の柱が映りこんだ1枚しかない。

いやじつはこのときは、夕食ルームサービスの電話対応が悪く、ジュニアスイートの動線の悪さやインテリアの趣味の悪さ、サランラップをかけられて運ばれてくる料理、そういったものすべてに辟易してしまっていた。

フロントもクオリティ低く、さらに前払いであったのも個人的には「シンジラレナイ」という気持ち。ビジネスホテルだと思って泊まってないからさ…。

というわけで、このとき以来、泊まっていない。

ただし、最近リニューアルがあったのか何なのか、少し気になるアメニティプランが出ているので、あともう1度くらいは泊まってみてもいいのかな…という気持ちである。

ルームサービスで頼んだ夕食アラカルトの前菜盛り合わせ。

「前菜盛り合わせはどんなものですか?」と訊くと、(ウッソそんなこと訊かれると思ってなかった)みたいな感じで、「えーっと、えーっとですね、鰹のたたきとか…まあそういうのです」という返答。

ウッソww

お年を召されたベテラン風の男性の声だったのだが…。

そうそう、朝食の時間を聞くときも、「何時がいいですか?」と訊くので「では8時ごろに」と言いかけたら、ほとんど食い気味で「あーその時間はいっぱいなので」と言う。

いやあ、驚いた。

わりと味は良かったので、返す返すもあの対応が残念である。

『ANAクラウンプラザホテル大阪』でもそうだけれど、結局は「人対人」なので、ちょっとした言葉遣いや空気感、一言といったものが何よりも重要なのだ。

そういうことをいまいち分かっていないホテルスタッフが、他のホテルスタッフの努力を無駄にし、ホテルの評判を落とす。

ちなみに8時には運ばれてくることのなかった朝食はこちら。

すっぽん雑炊が名物である。

どれもじゅうぶん美味しかったように記憶している。

しかし茄子の炊き合わせ、好きなんだよなあ。

さて、再訪したらどんなふうになっているだろう。

じつはここはこれよりも前に1度泊まっているのだが、良い印象しかなかった。またあのようなステイが出来ればいいのだけれど。


【インターコンチネンタルホテル大阪】梅田

2021-02-18 18:00:00 | ホテルステイ

いつかのクラブラウンジでの朝ごはん。

あのころのようにラウンジで朝ごはんを食べられる日が、早く戻って来ればいいのにな。

…これ確か新しく買ったデジカメで撮った写真だな。

でも結局のところ、デジカメからパソコンにデータを移すのが面倒で、ついつい携帯で撮ってそのままアプリから写真をブログにアップロードしてしまう。

おきにいりのナッツのデニッシュ。

これも最近、見ない。

そろそろラウンジのアフタヌーンティーにも足を運ぼうか。

このときは温かい紅茶を頼んだようだけれど、いつもは必ずムーンフルーツのアイスを頼む。

慣れたスタッフがこちらのよく頼むものを覚えていてくれるので、快適である。

今はレイアウトも少し変わって、コロナ禍仕様になっている。言い方が悪いか。

カードキーもこんなだった。

最近はダブルルームに泊まることが多い。

1人で泊まることも多くなってきた。

うめきたガーデンなんていうのがあったころだ。

懐かしい。

次に行けるのは3月になりそうである。


【ホテルアルモニーアンブラッセ大阪】梅田

2021-02-12 18:00:00 | ホテルステイ

奇跡の朝食――と謳っている。

『アルモニーアンブラッセ』の朝食である。茶屋町にあるホテルで、安藤忠雄の設計らしい。上空から見ると鋭い三角形をしたホテルで、客室の使い勝手はそれほど良いとはいえないが、この朝食を気に入って、何度か再訪を重ねている。

こういうメニューがまず出される。

実は『北野ホテル』の「世界一の朝食」というものをこのときすでに知っていて、ブログでもいろいろと見聞きしていたのだけれど、それと少し似たような雰囲気を感じていた。

結論からいえば、こちらの「奇跡の朝食」のほうがよほど良いとワタシは思っている。

コンフィチュール、バター、はちみつの類がまず提供される。

バーニャカウダソースも美味しいし、はちみつも美味しい。

この日突然休日出勤を命じられて憂鬱だったので、腹いせにスパークリングを1杯。

で、朝の3種おめざジュースが出てくる。

これは何度か訪れたが、ちょくちょくメニュー変更があるようだ。最初に飲んだ、この写真右側の大葉ミルクが美味しかったのを覚えている。出てきたのはこれ1回きりだったなあ。

最初は「大葉ミルク…?(引)」と思うが、これが美味しいのだ。

それからタピオカヨーグルト。

ワタシのなかではタピオカとはこれのこと。いまだにあの黒いタピオカは慣れない。

グラノーラも3種ほどから選べたはずだ。

ミルクをかけていただく。

ええまあ、お察しのとおり1人です。

さて、今度はハムやベーコンの類がワゴンで運ばれてくる。これはべつに切りたてを生で食べるわけではなく(笑)、ここで説明をしていただいて、それを卵料理と同時に調理してもらうのだ。

パンはお好きなものをお好きなだけ。

スタッフのおススメにしたがって、言われるがままにいただく。1つ1つは小ぶりだが、味が良い。

途中にコンソメを挟む。

これはちょっとばかり味が濃く、唯一これだけが好みではなかった。

それから野菜のワゴン。

これもプレゼンテーションである。彩りのよい、鮮やかかつ美しい野菜の数々で、これはテンションが上がる。これ1つとっても、『北野ホテル』の「世界一の朝食」を超えるのではないかといまだに思う。

その野菜たちを切りわけて、提供してくれる。

サボテンやスイスチャードなど、普段家では食べないような野菜が多くあり、それがすべてしっかりと美味い。

どれもこれも目新しく、そのことをスタッフに何気なく言うと、帰りがけにこんなものを渡してくれた。

ワタシはこのちょっとした気遣いやサービスが、リピーターをつくるのだと思っている。もしかするとホテルのクオリティではなく、あのスタッフ個人の能力・クオリティだったのかもしれないが、少なくともワタシはこれで、「絶対にまた来よう」と思った。

そしてオムレツとハム、ベーコン、ソーセージ。

がっつりの1皿で、満足度は非常に高い。これを書いている今も、ちょっと行きたくなっている自分がいる。

焼き加減もばっちりで、とても美味しくいただいた。

ただしこれは焼き手が変わると焼き加減も変わるので、それだけは難点かな。調理してくれる人がオジサンだったらラッキーかもしれない。若い女の子はまだ修行中なのか、ちょっと焦がしたりなどしていて、ハラハラした。

デザートは梨、それからムレスナティー。

この朝食のためだけに、こちらのホテルは再訪しても良いと思う。

おススメですよ。


【インターコンチネンタルホテル大阪】梅田

2021-02-10 18:00:00 | ホテルステイ

クラブラウンジでの朝食が中止されてずいぶん長く経つ。

じつはこのことをワタシは本当に残念に思っていて、そういえばラウンジでの朝食時にいつもいらしたYさんはどうされたのかなあ、などと考える。

現在、クラブフロアに宿泊しても朝食は20F『Noka Roast&Grill』でいただくことになっている。

ま、ラウンジごはんが懐かしいとはいえ、こちらのレストランのスタッフもとても感じよく、朝から快適に過ごせることには違いない。

サラダやスモークサーモンなどは個別盛りである。

スープは日替わり、この日は幸運なことにきのこスープであった。このきのこスープ、実際にはマッシュルームスープと札が出ているかもしれない――めちゃめちゃ美味いのである。

冬野菜のローストは必ずいただくことにしている。

かぶのローストがとても美味しい。

しばらくすると、スタッフが別品を持ってまわってきてくれる。この日は鰻の蒸し寿司。こういうのに弱いので、ワタシはすぐ「ハイ、いただきます」。

前回のステイでは朝おでんだった。

卵料理はいくつでもオーダー可。

ホワイトオムレツ(具材全部入れ)を食べて、さらに…

ベイクドエッグも食べる。

卵の食べすぎではないか?

サーモンが添えてあり、トリュフクリームがかかっている。目を剥くほど美味しいかと言われればそうでもないのだけれど、つい食べたくなってしまう1品である。

いつもは何を食べるかというと、たいていワタシは「オムレツ(海老&チーズ)」。時々いつものとは違うものを食べたくなるのだ。

ラウンジだと、そこにポテトフライをつけるんだけれどなあ。またそのポテトフライが美味しいんですよ。ナルミの器に盛られてね。

本当はワッフルをいただきたかったのだけれど、残念ながらこの日はパンケーキ。前日がワッフルだったそうで。

美味しいデザートで終了。毎度満足の朝食タイムである。