直木三十五記念館の日々

直木賞にその名を残す直木三十五の記念館は市民参加型のミュージアム。運営の悪戦苦闘をストレートにお伝えします。

自由都市文学賞

2007年12月07日 | Weblog
 昨日、オダサク倶楽部の井村さんから12月15日の大塚まさじさんのライブに名古屋の斎藤氏といっしょに行くとのメールをいただく。
 なんでも聞くところによると井村さんは早稲田の学生のころ、詩の即興と音楽とかいう企画でディランセカンドをやっていたころの大塚まさじさんと共演したことがあるらしい。なんとも70年代的なことか。

 ところで井村さんとご一緒される友人の斎藤さんは今年の第19回の自由都市文学賞において「天使の取り分」で佳作を受賞されている。この自由都市文学賞は堺市と堺市文化振興財団が主催している文学賞でなんと130万円の賞金がでる。直木賞よりも賞金が大きい賞で、佳作は賞金40万円である。ちなみに本賞を受賞されたのは住太陽さんという35歳の男性で「他人の垢」というクリーニング屋を舞台にした小説である。

 この自由都市文学賞の選考委員の先生が、藤本義一さん、田辺聖子さん、難波利三さん、眉村卓さんというメンバーでこれはなんと皆さん直木三十五記念館の設立呼びかけ人の先生方である。浅かからぬ因縁を感じずにはいられない。

最新の画像もっと見る