はまあるきの東屋

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昼も夜もカープ:駒沢悟著

2016-09-13 22:33:25 | 読書


昼も夜もカープ
駒沢悟著
ベースボールマガジン社
1400円+税
2015年3月初版

 著者は1967年から今日まで、
報知新聞記者として、広島カープを見守り続けてきた。
 球界人脈の広さ(カープだけに留まらず)で、「伝説の記者」といわれる。
 少し、印象に残った文を引用して、紹介に替えます。

「(渡辺英之は)カープ後援会との縁で1952年に球団の一員となった。
グラウンドの管理から、『ウグイス嬢』まで、どんな仕事もこなした。」

 ついにその日がやってくる。1975年10月15日。
徹夜でチケットを買い求めたファンもいて、後楽園球場はたちまち膨れあがった。」
「カープは絶対的エースの外木場義郎、ジャイアンツが左腕の新浦寿夫。
両先発による投手戦は、5回に均衡が破れた。
二死二塁で、木下の左翼二塁打が飛び出したんじゃ。」
「カープがわずか1点をリードしたまま、試合はどんどん進んだ。」
「記者席でそろそろ動き始めようとした時、新外国人選手のG・ポプキンスが、
9回表二死から決定的な3ランをライトスタンドに放りこんだ。」
「広島東洋カープはこの時、3年連続最下位という屈辱をものの見事にはねかえした。
ベストナイン、最優秀選手、そして首位打者。山本浩二はプロ入り7年目にして、
これらの3賞を初めて、しかも、まとめて手にいれた。」

 「オールスター戦に、山本浩二。衣笠祥雄、大下剛史の3人がファン投票で選ばれた。
外木場義郎と池谷公二郎の両右腕も、監督推薦で出場した。
7月19日、甲子園で行われたその第一戦。
しかも初回に、浩二とキヌがアベックホームランを披露した。」


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