赤レンガ広場ライブレポ・その2です。 → 【その1】はコチラ
さて、後半一曲目は驚きの選曲!
『僕らの街で』でした。
続く『愛を止めないで』では、モニターにオフコース時代の映像が流れます。Overの頃の5人。ああ、ヤスさん・・・。
そのまま『the flag』、そして『やさしい雨』へ。
ドーム公演ではキラキラと紙吹雪の”雨”が降ったこの曲ですが、ここ赤レンガ広場では”シャボン玉”が舞いました!キレイや~
ということは、『YES-NO』ではもちろんコレ!
イントロ終わりのドンッ!
会場の四隅の照明塔のてっぺんから一斉に爆竹花火で宴も最高潮
でもまさかまさか、アレはやらんだろ~と思っていたら・・・。
登場しましたよ。”自転車”が
『キラキラ』のラスト、なんとこの細長い花道を端から端まで疾走。
ひえ~、落ちないでよ~ 見てる方は心配ですが、小田さんは楽しそうなんですよねぇ
『伝えたいことがあるんだ』のあと、これまたびっくりな曲の登場。
『19の頃』
私、ライブで初めて聴きました。
この公演で、先述の『僕らの街で』や、この『19の頃』を選んだのは、小田さんにとっての横浜が、若くて青い時代そのものだから。そんな気がしました。
『今日もどこかで』
『東京の空』
いつの間にやら”横浜の空”はとっぷり暮れていました。
ピアノの前に座ったままの小田さん。次に始まったのは・・・
『my home town』
この横浜で、いつか聴きたかった曲。念願叶いました
本編締めはやはりこの曲。
『hello hello』
アンコールです。
この日、会場の入り口ではサイリウムが配られました。
説明書には「アンコール時に大型モニターで指示させていただくまで、絶対に折り曲げないで下さい」とあります。
2008年のツアーではフライングでしたよね。今日はうまくいくのかな?どこで合図があるんだろう?ドキドキしながらのアンコールです。
『またたく星に願いを』
『ダイジョウブ』 (2コーラス目だけ?)
『言葉にできない』
『YES-YES-YES』
この日『YES-YES-YES』のラストは、小田さん”上”いきました!
続いて「本当は皆で一緒に歌えたらいいんだけど。まだ皆知らないだろうし、今日はスタッフに一緒に歌って貰います。」
そう言ってこの日2度目の『その日が来るまで』。
ここでモニタに合図が出ました。「今です!」と。袋から出しておいてよかった
一斉に灯る赤い光。客席からは会場全体がどうなっているかはわかりませんが、モニターにときおり映し出される映像は、とても美しい光の海。ステージの小田さんの目にはどう映ったのか。
歌い終わった小田さんは一言。
「いやぁ・・・びっくりしました」
そして、一年以上に及んだこのツアーもいよいよラストの曲になりました。
「僕の人生で間違いなく一番意味のあるツアー」の最後に小田さんが選んだのがこの曲でした。
この曲が、この歌詞が、こんなにも深い意味を持って、切実に響くようになってしまったのが今の日本です。
『生まれ来る子供たちのために』
「本当はこれで終わる予定だったのだけれど・・・」
え?
「さっきのがあまりに素晴らしかったから、もう一回『その日が来るまで』をやってもいいですか?」
いいですとも!
この日3回目の『その日が来るまで』です。
「あの赤いヤツは、やってもやらなくてもいいです」
小田さん、”赤いヤツ”て(笑)
どうやら気に入ったらしい。もちろんやりますよ!
用意してくれたスタッフや我々客席の感謝の思いが伝わったのなら、こんなに嬉しいことはありません。
上空をヘリコプターが飛んで行きましたが、空から見たら綺麗だろうな。
最後に花道を引き上げてくる小田さん、アカペラでも『その日が来るまで』を歌いながら。
♪君が空き 君が好き それを伝えたかったんだ♪
花道の先端で振り返った小田さんは、
「またあおうぜ!」で締めてくれました。
席がステージから遠いというのは事前にわかっていたので、オペラグラスを持参したのですが、結局ほとんど使いませんでした。
なんというか、アップで見るよりも、このロケーションに含まれている小田さんの姿を目に焼き付けたかったから。
この日、この空間に居られたことに感謝しつつ、横浜の夜景を後に帰路につきました。
このセットリストを眺めていると、「どーも」のアルバムとは無関係に、今現在の小田和正ライブBESTみたいな感じですね。
2008年はサイリウムでフライングした人がいっぱいいて、パシッとしませんでしたが、今回は合図が上手く出て良かったですね。
2008年のサイリウムはですね、あれは大阪だったから失敗したのではないかと、今回横浜に参加してみて思いました(笑)
いらちでいちびりな関西人気質では、合図は待てないのと、隣の人がやると必ずつられる
(まぁ今回もフライングはちらほら居ましたが)
あと前回はドームでしたからねぇ、4万人を纏めるのは無理があったかもしれません、と冷静に。
今までのツアーの美味しいとこ取りみたいな感じだったと思います。
サイリウムのことは入り口でもらって初めて「あ、最後なんだな」と思ってちょっと悲しくなってみたり、
そのくせサイリウムのことをすっかり忘れてみたり・・・そんなライブでした。
約束、してくれたんだよね、あれは。
ファイナルで、横浜で、野外。そんなシチュエーションにぴったりなセットリストだったと思います。私的には大満足な選曲でした。
サイリウムはそうか、感傷的になるとこか。
私は貰ったときは単にめっちゃ嬉しかったです。祭り好きなんでテンションあがって(笑)
「また会おうぜ!」の響きは、前回ツアーの時とはあきらかに様子が違いましたね。小田さん、もう次を見据えていると思いますよ。
いやー、良いライブだったんだろうねー。小田さんに「また会いに行くぜ!」と叫びたい気分であります
どうやらメンバーは酔い止め渡されてたらしいです(笑)
涙はなく笑顔のファイナル。良かったです。
小田さんはもう次を考えてるはず。一緒に会いに行きましょう!