【SIDE A】
1.風に吹かれて
2.夏の終り
3.愛を止めないで
4.せつなくて
5.生まれ来る子供たちのために
6.さよなら
【SIDE B】
1.Yes-No
2.愛の終わる時
3.一億の夜を越えて
4.いくつもの星の下で
5.I LOVE YOU
紙ジャケCD感想シリーズ第3弾です。
今も昔もオフコースのベスト盤は多数出回っていますが、この『Selection』シリーズ(3枚出てます)のみがメンバー自薦です。
”セレクション”というタイトル、それにこのジャケット、どちらもセンスがいいですよね
品があってオフコースらしいな、と思っていました。
ま、後の小田さんの『自己ベスト』っていうポップでハジけたセンスも好きですが
収録曲はご覧の通り、”最強”です。オフコースの絶頂期を切り取った感じ。発売時期は丁度『we are』と『Over』の間に当たります。
私がこれを初めて聴いたのは、おそらく82年か83年で、当時発売されていたオリジナルアルバムは大方手に入れた後でした。ですので、ここに収録されている曲は、一曲を除いて既に知っているものでしたから、初めて聴いた時もさほどの感動はなかったように思います。
が、しかし、です。
これまたアルバム『I LOVE YOU』で感じたのと同様、今になって聴くと
「あぁ、そうだったのか」
と思うことがいくつかあり・・・。
まずはその音。
収録曲のうち、『we are』以前の曲については、ビル・シュネーがミックスをやり直しているのですが、これが凄い!
音が全然違うんです。ド素人の私が聴いても違いがわかるくらい。
特に顕著なのは『風に吹かれて』。
紙ジャケCDシリーズには、もれなく田家秀樹さんのライナーノーツが入っているのですが、その中で、『風に吹かれて』は「ビル・シュネーのためにあるような曲」と書かれております。まさにその通り
誤解を恐れずに言えば、シングル・バージョンでは小田さんがカラオケで歌っているのが、ビル・シュネー版だとライブで聴いているみたい。そのくらい違います。
『愛を止めないで』も同様。(『夏の終わり』はさほど変わらないかも)
当時、どうして彼らがわざわざロスまで行っていたのか、今になってようやくわかった次第です。”ビルおじさん”畏るべし!
お手元にDVD『OFF COURSE Degital Dictionary』をお持ちの方(誰とはいいませんが)、是非とも比べて聴いてみて下さいマセ~
で、もうひとつ「あぁ、そうか」と思ったことがあるのですが、これを語ると長くなりそうなので、また次回にと続かさせて頂きます。
そんなに違うんですね。ビルおじさんがすごいのは書物で読んで知ってますが、そんなに違うんだ~。
んじゃ、再会して観て見るかな。。DVD
『OFF COURSE Degital Dictionary』♪
こーゆー時に活用するのね!
『SELECTION 1978-81』は買わなくてもいいかなって思っていたけど、買わなくっちゃだね。
いやぁ…、難しい事はわからないけど、昔聴いた時と今聴くのとでは、全然違う!って言うのはある。同じ音が流れてるはずなのに、初めて聴いた時のような感動があるんだよねー。私もこの2.3日、毎朝「I LOVE YOU」のアルバムを聴いてます。
ええ、あなた様のことでございます
ビルおじさん、スゴイ人でした。小田さんの音楽へのこだわりって、こういうことなのかと、恐れ入った次第です。とりあえず、『風に吹かれて』のシングルとアルバムバージョンの出だしだけでも是非!
≪くるみさんへ≫
なんてったって、”辞書”ですからね~。色々わかって便利です♪
で、『SELECTION』ですが、これは買い!ですヨ。その理由は・・・この記事の続きを読んでください(って、もったいつける程のことではありませんが)
≪wanwanさんへ≫
呼んでます(笑)
『I LOVE YOU』、今聴くとめっちゃイイアルバムですよね~。私も最近よく聴いています。お風呂場で
オフコースって、全然古くならないのが凄いです。
レコードでも紙ジャケでもこれには手を出していませんでした。オリジナルでほとんど持っていたので。でもnanoriさんのこの文章が気になって、ついつい買ってしまいました。
「風に吹かれて」、びっくりしました。「Sinles」の「風に吹かれて」と聞き比べると全然違うやん。ほんまに。ジローさんがスピーカーの中でたたいてましたよ。こんな発見もあるんやね。驚きです。ありがとうございます。
イヤ、東芝EMIの回し者ではありませんが(笑)
『風に吹かれて』のジローさんのドラム!そのクリアな音には私も驚きました。
ミックスダウンの威力ってスゴイですよね!
それにしても、さすがはオフコース。
寄せ集めの安易なベスト盤を出すなんてことはしないバンドです。きっちり「仕事」してますよね。
やっぱり好きやわぁ。