直列☆ちょこれいつ

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ペルソナ5 トロフィーコンプと真エンド

2016年10月27日 | ゲーム系


トロフィー埋めのために二周目をやっていたペルソナ5で
ようやくトロフィーが埋まりました。


◆◆画像16-10-27◆◆



最後に残ったのはナビ250種類を聞く、でしたが
これがもうきついのなんの。
攻略には普通にプレイしていれば取れると書いてあったのですが、
思えばわたしはシキオウジを手に入れたあとから
だんたん一人旅に移行して行ったのでした。

ナビ250種類の音声を聞くには、仲間の状態異常が欠かせませんが、
わたしはそれが主役一人分だけ。
わたしのプレイが普通でなかったことを噛み締めました。

2周目のナビ埋めは、とにかく表を作らないとはじまりません。
状態異常やセリフがありそうな行為を全部書き出し、
名前をつけてマス目を作ります。

状態異常をやってくる敵を見つけたらよどんだ空気をかけて
異常を起こりやすくし、全員が受けるのを待ち続けます。
状態異常にかかってナビがしゃべってくれればいいですが
しゃべるのはランダムなので、その間に仲間が勝手に回復行動を
起こすことがあっていらいらします。

さらにはレベルが上がればあがるほど状態異常にかかりにくくなるので、
レベルがあがりやすい二周目だとさらに受けるのが難しくなります。

メメントスやパレスで敵の状態異常はなるべく受けるようにしましたが、
淀んだ空気で確率があがらない、炎上・氷結・感電は
ほとんど受けられませんでした。
それに誰がやってくるかよくわからない
眩暈・恐怖・洗脳もほとんどなしで、
カジノパレスでナビのトロフィーが来ました。

最後のセリフは、直前にコミュをあげた双葉の、
「お宝持ってる~?」でした。
これでようやく終われます。


ただ、これでゲームが本当に終わりなのかは疑問が残ります。

モルガナの声が聞こえる人と聞こえない人の差、というものが
ゲームには出てきますが、その理由がよくわかりません。

異世界でしゃべるのを見た人が、現実でしゃべる猫を認識したら
声が聞こえるようになるんじゃないか、とゲーム内では
説明がありましたが、それでは最初に話しかけたとき、
異世界のネコもどきと、現実のネコが同じだと認識する前に
声が聞こえて二人が驚いたことの説明がつきません。

異世界に入れば声が聞こえるようになるのなら、
異世界にちょっと入った女性が、猫の声を聞こえないのが矛盾します。

そんなことなら、イセカイナビが悪い神が悪さを広められるのに
役立つものを集めるために用意したもので、
モルガナは良い神が悪い神に抵抗できる良い仲間を
集めるために用意した、というようなほうが納得できます。

モルガナは異世界ナビもスマートフォンもなく
自由に異世界に入れるのですから、モルガナ自身が
異世界ナビの役目を持っていても問題は生じません。

モルガナ関係では、東京ドームのセリフが気になります。
モルガナは主役と一緒に三軒茶屋から赤坂見附のTBSに向かったのですが、
TBSの中で言います。

「ワガハイ、あそこがいいぜ!
来るとき見えた、『デカいパンケーキ』みたいな場所!」

三軒茶屋から赤坂見附に行く途中に、東京ドームは見えないはずです。
本当に見たのだとしたら、なぜ三軒茶屋から大回りして
東京ドームの付近まで電車で行き、
そこから赤坂見附のTBSまで戻ったのかの理由が説明されていないのが
とても気になります。

それのほかにも、セリフにはいろいろ気になるものが出てきます。
特に何度も出てくる、時間がループしていることを思わせるセリフです。

ループと言えば、同じアトラスではデビルサバイバー2がありますが、
オープニングで地下鉄が脱線するのはサバイバー2を思わせます。
サバイバー2はエンドによっては世界を何度もやりなおしているので、
トンデモ作戦はご都合主義で偶然がうまく作用したのではなく、
その偶然をうまくつないで奇跡が起こるようにと、
何度も何度も失敗の世界を繰り返したと考えれば、
ご都合主義はご都合主義ではなくせます。

ほかにも、主役のペルソナのアルセーヌは
最初とその後とでは、手に入れるスキルが異なります。
その異なりは、開発のうっかりではなく、
世界線が違うから違うスキルを持っているアルセーヌになった、
と示しているとも考えられるのです。

それらを考慮に入れると、それらのなにか引っかかる部分を
うまくまとめる設定と真の神のようなボスが
本来は いるのではないかと思えてきます。

ペルソナ5には七つの大罪が出てくるので、
大罪にまみれた人類を正しい姿に戻した上で、
真の神が、神様が望む良い方向に人類を持って行こうとして
今回の事件を起こしたとか、
実は真の神は主役自身か、主役の中に宿っていて、
自身を正しく成長させるために今回の事件を起こした、とかです。

モルガナはとにかく、「今日はもう寝ようぜ」と言い続けますが、
あれも単なるギャグや邪魔ではなく、
主役とモルガナの意識がなくなったところで、
本物の主役や神と交信するためだった、とすれば
意味がないように見えたセリフに意味が与えられます。

また、しつこいくらい出てくる、主役が『持っている』というのも
主役の運が無駄にいいというのではなく、
運がよくなるように見えるほどのループを繰り返しているか、
主役を導くために運命が出来上がっていると考えると、
やっぱりこれも真の操り手がいるという話につながります。

来月あるというアップデートで真の敵が追加されるなどして、
シナリオの気がかりな部分に答えが与えられ、
真のエンディングが示される、というのを期待しているのですが――。

このままで本当に終わりなら、シナリオは気にかかる部分が多くて、
消化不良でがっかりです。
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