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2020年3月21日(日)☀ 藤原岳 孫太尾根
藤原岳にやっと登れて
自身の体力のなさを痛感しつつも
山に咲く妖精たちに逢えたことに感謝です
そして ゆっくりと下りながら
見落とした花たちにもう一度挨拶をして
帰路につきました・・・
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御池 T字尾根 天狗堂
春霞は優し気に山を包み
山頂の賑わいもどこ吹く風と言わんばかりに
静かな時をゆっくりと刻んでいくかのよう・・・
また いつか・・・
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貫禄十分の一輪 見事な咲きっぷり!
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お日様一杯浴びて神々しく輝く福寿草
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集団で井戸端会議中?
急斜面の足場に注意しながら下る途中
往路の蕾が復路では 福寿草が見事に咲いて
花盛りの姿を見せつけてくれました♪
幸福を分けて頂きました♪
ありがとう~♪
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多志田山を越えて・・・
少し陽が傾き始め 影がのびだすと
不思議な寂しさに包まれます・・・
それは・・・
私だけなのかもしれませんが・・・
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帰りは 道なりに進んで
草木の標識は遠目で目視!
またね♪
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ひっそりと 沢山咲いておりました
これからしばらく
よく目に留まる花の一つです
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キンポウゲの花の見分け方は難しい・・・
雪割草などはもっと難しい・・・
花序だけでは見分けがつきにくいものも多いです
ミスミソウとスマハソウの違いは
葉で見分けると聞きますが
それでも中間のものが多く難しい・・・💦
でも 三角に尖端が尖っているものが多く
ミスミソウと思っています
ミスミソウ
関東から中部地方
西日本の日本海側から北九州地方まで
広範囲にわたって自生
今回は 花弁状の萼片の数は様々で
6~11個のものを見つけました
オオミスミソウ
新潟県を中心に石川県から青森県までの日本海側の山地に自生
カラーバリエーションや咲き方が豊富だそうです
スマハソウ
関東地方を中心に太平洋側で自生
先の尖ったミスミソウの葉より丸い葉を三つ重ねたタイプで
弧状になった砂浜に見立てて州浜
スマハソウと呼ぶようになったという
ケスマハソウ
本州近畿・中部地方~四国にかけて分布
葉や茎に うっすらと産毛のような毛が生えています
ミスミソウにはユキワリソウという別名があります
雪が融けてくるころに花を咲かせ
植物の芝はあたたかいのか雪解けが早く
陽が射すと花が開き まるで・・・
雪を割って咲く花の様に見え その姿に
雪割草と名が付いたようです
これはサクラソウ科の高山植物と同様で
同盟異種の花があります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/65/39d9b13d36b9c2b4ba925d41053215a3.jpg)
ヒロハノアマナの別名はヒロハムギグワイ
同じユリ科のアマナの苞が2個に対して
ヒロハアマナの苞は3個
葉の中央に白い線が入る事で見分けられます
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丸山
藤原岳山頂から一気に
ここ 丸山まで下ってきました
朝はゆっくりと観賞する事はできません
正直・・・今もですが・・・
呼吸を整え 水分補給をしながら
足元に咲く花を愛でて 休みます
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さて・・・ゆっくり過ぎる休憩を取りました
往路では ゆとりがなくて
見逃してスルーした小さな花たちを
帰りこそは確認しつつ下っていきます
そのため チチから
置き去りにされてしまいますが・・・
岩の間に 小さな 小さな
見逃したカテンソウを見つけます!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/1d/cb9c5cce083b9443369de54bc6855c63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9c/3841669bd7c26cc27a8357d5062df463.jpg)
最初に見つけたカテンソウはまだ蕾・・・
花が点の様に見えるので 花点草・・・?
でも まだカテンとはいえません・・・
カテンと呼ぶにはちょっと違うような・・・
カテンソウの名の由来は・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/e1/eb277becbc9c603d9db706338001c378.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/29/dd50043ee1efe7d96a99cd5229748951.jpg)
カテンソウの雄花の雄蕊
固まりに見える一番上の部分が花です
これは蕾の時で 丸い塊の集まりのよう・・・
だけど 往路ではただの塊だった花に
帰路では変化が見られていました♪
カテンソウは雌雄同株です
上に見える塊は雄花
雄花には5枚の花被片があり それが開き
蕾の時に内側にしまい込んでいた雄しべが
一つ 二つ・・・と手を出すように柄を伸ばしだし
その先に着いたヤクが弾けて花粉を飛ばします
こうして 弾けるように出る五枚の雄しべのヤクが
小さい点のように見え・・・ まさに花点!
カテンソウと呼ばれるようになったそうです
雌雄同株というのならば・・・と
雌花を探すも 私の目には留まらず
写真で確認しても
はっきりと収める事はできませんでした
ただ 雌花は・・・・
柄が無く いつも葉の脇にくっついています
葉の下の脇にある小さな塊が雌花のはず・・・・
今度は拡大鏡でも必要かな・・・?
雄花は弾けるように咲き
花粉を自力で弾き飛ばすので
風が弱くても散布できるようになっております
雌花は葉腋でひっそりと目立たず咲いて
花粉を受け止めているのですね
健気な小さな山野花です♪
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振り返らず
ドンドン下っていきます♪
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無数に落ちた椿の花
それでもまだ残って咲く花がありました
花は終わると首ごと落下するため
昔・・・武士からは忌み嫌われていたけれど
その果実は 椿油として
昔から重宝して使われていますね・・・
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ただいま~♪
やっぱりロングコースでした💦
花の時期の孫太尾根は
人の花も咲き放題・・・
人気になると また 色々な問題も起こりそう・・・
岳連の人たちが
階段を作ったり 道を整備し
影日向になって安全登山を支えているようです
この日も
作業に取り組む岳連の方たちがおられました
感謝と共に
登らせていただく私たちも
考えながら登らせていただく必要があると
強く感じた日でもありました
ありがとうございます
終
番外編ですが
最期までお付き合いありがとうございます
いろんな花々が咲き春山の雰囲気がブログを見て
いるだけで感じ取れます。
コロナですっかり出不精になった我々にはいい刺激
です。
稜線からの景色は四季折々に魅力を見せてくれます
コロナは本当に大変な事になりましたね
こちらも 温度差のある人々の間で
息苦しい日々が続いております
早く収束してほしいものですね
折角咲いた桜の名はが
寂しそうです
コメントありがとうございます1819