2018年12月9日(日) ❅ 千ヶ峰 ・三谷コース (兵庫県のお山)
三谷登山口からの続き
季節は晩秋を過ぎて 冬になったころ
漸く山を再開できた感じで 心は燃えますが
絡む空気の冷たさに 身が縮こまる感じです
その上 冷えと共に おトイレも近くなりがち…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
駐車場設置されているおトイレが 嬉しい限りです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0198.gif)
標識
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d0/4521d99c6341f8a430d8412814f9d086.jpg)
三谷登山口 400m
取付きから指標もしっかりとされており
迷く事はなさそう…
チラホラ白いものが落ちてくる中
ワクワクと 童心に戻ったまま入山です♪
三谷登山口取付き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/0d/2b78a52319923c5b2e8b032f5fee43b1.jpg)
久々の登山靴の感触を味わいながら
山道へと入っていきます
植林の中の薄暗さを感じながら歩いていると
急に開けた様に明るくなります
少し開けて明るい斜面…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/89/01521d1810d497f30a18c465acfa1258.jpg)
薄暗い中から明るさを取り戻した場所に出ると
何故かホッとするもの…そして…
植林と自然林の混在する斜面には
薄っすらと雪をかぶった木々の姿が飛び込んできます
山はもう冬に包まれているのだと
改めて感じた時です
小さな橋も白く薄化粧…
植林の急な道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/94/290015697b6ebb25734c5debd5fae70a.jpg)
長谷
植林の道は谷沿いに伸びて
幾つかの橋を渡る事になりますが
雪をかぶった丸太の橋は 滑りやすくなっています
そして右に 左に沢を見ながら登る道は
次第に勾配をきつく変えて来ます
ところで 植林の間から見える沢の様子が気になる所…
夏は沢登りが出来るのでは…?
それはチチも同じ思いだったのでしょう
ふと 足を止めたチチが振り返り…
ここ…夏に来たら面白いかも…
真顔で声をかけてきます
自然に頷きますが
自身の口元にも 笑みが零れている事に気づきます
沢沿いの道を登っていくと標識がある事に気づきます
雄滝?雌滝?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e9/2b3f18e102bb6b055cad2587837445c1.jpg)
矢印の方向がお山ならば 向こうに見えるのが雄滝?
では雌滝はもう 通り越してしまった…?
滝の存在が気になりながらも 道を外すことなく
忠実に登山道を進みます
やはり…滑る雪の丸太橋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/17/eba39912b3f88f7b9da696eb1eb4f0a4.jpg)
雄滝?
右俣に渉っての登りはやはり急…
そして樹間の向こうに滝の姿が見えます
これが雄滝なのでしょうか…
自分の持っている地図では滝の名は乗っていません…
だけど標識を見て 勝手に雄滝としておきましょう…(笑)
滝を眺めながらも 険しくなる道にも目は外せず
慎重に登っていかなければならない所も…
何せ…滑りやすくなっていますので…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
ちょっとした岩場?
雪が目立ちだした…?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b2/59ab2d3cc83f81eaa28b344579198692.jpg)
見た目より 勾配はきつくなっています
地面が凍っているため 気を緩めると滑りやすい
時折岩場もチラホラと…
用心!用心!と 慎重になる所も…
冷たい空気が漂う中
身体だけは火照って 湯気が出ます…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f6/b8a65d1da45a0e41394223d4e03c3215.jpg)
また…橋が…滑るのよね…この橋![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0200.gif)
ここもまた 慎重に渡る所…
淡い雪の上に残るチチの足跡に
自分の足を合わせて渉っていきます
植林の中へ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/70/986f3e056a71959ffa9359ce69dc5ed3.jpg)
根っこの芸術品
幾度かの橋を渡って 樹林帯のなかの道を進みますが
丸太の階段から 次第に木の根の自然階段が
急な登りを応援してくれます
それは それは静かな無言の応援歌のよう…
何処まで続くのでしょう…
あと842m?
まだまだ 険しいぞ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/90/8e0443892d50285c4a43a21e9f83557d.jpg)
どれだけ急なの…
急な勾配は更に急に…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0142.gif)
凍ったロープが 何処か虚しさを感じさせ
久々のお山の厳しさを知らされた感があります
それでも 重力に逆らって登っていると
チチの足が止まります…?
チチの足が止まった…そこは何?
三谷・岩座神(いさりがみ)分岐
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e7/6bd504ac57966f4443a95747bc5acbf4.jpg)
登って来た三谷コース
チチの足の止まった所は三谷・岩座神の分岐の様です
ここから岩座神方面へ下っていけますが 目的はまだ先にです
初雪なのか…
根雪となるのかはまだわからない雪が地面を覆って
山が眠りにつく準備をしているように感じます
振り返れば 登って来た急な坂が
樹林帯の白いガスの中へ消えています
岩座神コース方面
これから向かう千ヶ峰方向
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/f5/2112dfdaa22675a0d90aa5d8c32bedf9.jpg)
岩座神と書いていさりがみと読む地名
神の住む処なのか…今日はその先すらも閉ざされた感じ…
岩座神へは 違う方向から下る予定なので
ここは そのまままっすぐ千ヶ峰へと登っていきます
植林帯から自然林へ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/4d/26f1492eb0e9b92988c37b3e09e3b86a.jpg)
樹林帯の感じが変わり 自然林に変わるころ
勾配が緩み 少しだけホッとします…が
それも長くは続きません…
やっぱり…急です
ロープ付き?
小さなエビの尻尾発見
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9b/294f77b0cb8086a09f1e24a86c4cc1f9.jpg)
高度が上がると 様子も変わるようで
更に凍てついた世界が迎えてくれるようになります
寒々とした木の階段
勾配のきつさは変わりないけど…
変わり始めたものもある…
このトゲトゲしい感じは…
まさに氷の芸術が 木々を飾り始めます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/cd/e8391c52335072b23b30d64493916155.jpg)
久々のお山で
こんな世界を見る事が出来るなんて![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/94/df0ded5a6edfbf457a29a8bbc8e09b47.jpg)
厳冬期に見るエビの尻尾とは違う感じ…
色々な条件で作り出される自然美は
型にはまるものではなさそう
自然は 思いも由らない芸術品を作り出すようです
千ヶ峰の山頂目前にして冬の芸術品に
目を奪われ…
心も奪われ…
足が止まりました…
つづく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/20/ad/40caf9e56b62e5242d44ad35621560e5_s.jpg)
季節は晩秋を過ぎて 冬になったころ
漸く山を再開できた感じで 心は燃えますが
絡む空気の冷たさに 身が縮こまる感じです
その上 冷えと共に おトイレも近くなりがち…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
駐車場設置されているおトイレが 嬉しい限りです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0198.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/b2/cf7c62c62df22dd9826f9b1ab5d93582.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d0/4521d99c6341f8a430d8412814f9d086.jpg)
三谷登山口 400m
取付きから指標もしっかりとされており
迷く事はなさそう…
チラホラ白いものが落ちてくる中
ワクワクと 童心に戻ったまま入山です♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/65/c57ac5c04f8044817e6e8b9b564dfcd8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/0d/2b78a52319923c5b2e8b032f5fee43b1.jpg)
久々の登山靴の感触を味わいながら
山道へと入っていきます
植林の中の薄暗さを感じながら歩いていると
急に開けた様に明るくなります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/28/876318c24c75abe3a7aa8dffb703156a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/89/01521d1810d497f30a18c465acfa1258.jpg)
薄暗い中から明るさを取り戻した場所に出ると
何故かホッとするもの…そして…
植林と自然林の混在する斜面には
薄っすらと雪をかぶった木々の姿が飛び込んできます
山はもう冬に包まれているのだと
改めて感じた時です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/44/431dbe1ec81ff11ac0b16d0e8f2b68e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/57/49dcf74ec450cf5adf26f05d9d4933e7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/94/290015697b6ebb25734c5debd5fae70a.jpg)
長谷
植林の道は谷沿いに伸びて
幾つかの橋を渡る事になりますが
雪をかぶった丸太の橋は 滑りやすくなっています
そして右に 左に沢を見ながら登る道は
次第に勾配をきつく変えて来ます
ところで 植林の間から見える沢の様子が気になる所…
夏は沢登りが出来るのでは…?
それはチチも同じ思いだったのでしょう
ふと 足を止めたチチが振り返り…
ここ…夏に来たら面白いかも…
真顔で声をかけてきます
自然に頷きますが
自身の口元にも 笑みが零れている事に気づきます
沢沿いの道を登っていくと標識がある事に気づきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e5/61116511f4bd585ed3bcf8e2fa1882cb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e9/2b3f18e102bb6b055cad2587837445c1.jpg)
矢印の方向がお山ならば 向こうに見えるのが雄滝?
では雌滝はもう 通り越してしまった…?
滝の存在が気になりながらも 道を外すことなく
忠実に登山道を進みます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/32/131492e21b84486d9c7222a29e9cd5a1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/17/eba39912b3f88f7b9da696eb1eb4f0a4.jpg)
雄滝?
右俣に渉っての登りはやはり急…
そして樹間の向こうに滝の姿が見えます
これが雄滝なのでしょうか…
自分の持っている地図では滝の名は乗っていません…
だけど標識を見て 勝手に雄滝としておきましょう…(笑)
滝を眺めながらも 険しくなる道にも目は外せず
慎重に登っていかなければならない所も…
何せ…滑りやすくなっていますので…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/91/8bc1db64ae34077d652c4d5d5ba4e2b3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2a/3f4718a5fd81daea318f1b11c7c6db6d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b2/59ab2d3cc83f81eaa28b344579198692.jpg)
見た目より 勾配はきつくなっています
地面が凍っているため 気を緩めると滑りやすい
時折岩場もチラホラと…
用心!用心!と 慎重になる所も…
冷たい空気が漂う中
身体だけは火照って 湯気が出ます…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f6/b8a65d1da45a0e41394223d4e03c3215.jpg)
また…橋が…滑るのよね…この橋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0200.gif)
ここもまた 慎重に渡る所…
淡い雪の上に残るチチの足跡に
自分の足を合わせて渉っていきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d8/52453c022d9e2d0208e24fca58ca9d5b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/70/986f3e056a71959ffa9359ce69dc5ed3.jpg)
根っこの芸術品
幾度かの橋を渡って 樹林帯のなかの道を進みますが
丸太の階段から 次第に木の根の自然階段が
急な登りを応援してくれます
それは それは静かな無言の応援歌のよう…
何処まで続くのでしょう…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/de/d96ac98528bb0c1775e128bc46e53d65.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/9a/f7ac50c23d3b23fe13801aa38d125b09.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/90/8e0443892d50285c4a43a21e9f83557d.jpg)
どれだけ急なの…
急な勾配は更に急に…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0142.gif)
凍ったロープが 何処か虚しさを感じさせ
久々のお山の厳しさを知らされた感があります
それでも 重力に逆らって登っていると
チチの足が止まります…?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/3f/7861e68f31f9c25009f80af1fc86e8a2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/cd/a24cf4a0b403414d66e44233f4b8e26b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e7/6bd504ac57966f4443a95747bc5acbf4.jpg)
登って来た三谷コース
チチの足の止まった所は三谷・岩座神の分岐の様です
ここから岩座神方面へ下っていけますが 目的はまだ先にです
初雪なのか…
根雪となるのかはまだわからない雪が地面を覆って
山が眠りにつく準備をしているように感じます
振り返れば 登って来た急な坂が
樹林帯の白いガスの中へ消えています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/5a/acf7e1bffa24c588b9757855f1e23f2f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/3f/db51a3deaf08ee464471fa805fbd6084.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/f5/2112dfdaa22675a0d90aa5d8c32bedf9.jpg)
岩座神と書いていさりがみと読む地名
神の住む処なのか…今日はその先すらも閉ざされた感じ…
岩座神へは 違う方向から下る予定なので
ここは そのまままっすぐ千ヶ峰へと登っていきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/c3/cc0817557b9966f567f81d46e85253b3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/4d/26f1492eb0e9b92988c37b3e09e3b86a.jpg)
樹林帯の感じが変わり 自然林に変わるころ
勾配が緩み 少しだけホッとします…が
それも長くは続きません…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/4d/eb5e7561374aad6c4a70714e47a9083d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/96/61ecfd3bd09161e4ccd245e503463d29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/07/3281a7f26043844b149568ed213d2c21.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9b/294f77b0cb8086a09f1e24a86c4cc1f9.jpg)
高度が上がると 様子も変わるようで
更に凍てついた世界が迎えてくれるようになります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/dd/fd7433268bcc902783ba4f2870bc4f8d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/a0/dad6b0b194832c327d28982de72ebe3b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b4/8c6aec4223583ac893f43ffd4669fb60.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/df/c0ab3a7756883955954018f2d757738d.jpg)
まさに氷の芸術が 木々を飾り始めます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/cd/e8391c52335072b23b30d64493916155.jpg)
久々のお山で
こんな世界を見る事が出来るなんて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/94/df0ded5a6edfbf457a29a8bbc8e09b47.jpg)
厳冬期に見るエビの尻尾とは違う感じ…
色々な条件で作り出される自然美は
型にはまるものではなさそう
自然は 思いも由らない芸術品を作り出すようです
千ヶ峰の山頂目前にして冬の芸術品に
目を奪われ…
心も奪われ…
足が止まりました…
つづく
小学生の時、岐阜県の山の中に疎開して居ましたが、
正月の雪の風景を思い出します。
子供の長靴が無くて、オジサンの長靴は子供には太ももまであって、履き難かったのを母が見て、
物のない頃、お米を少しづつ節約して、
子供用の長靴と物々交換して、ボクが貰いました。
そんな思い出をこのブログで思い出しました。
素敵なお話をありがとうございます
何度も読み返し 感動しております
こんな愚ブログで 素敵なお話を聞かせて頂けた事に
本当に感謝いたします
時代は移り変わっても…
移り変わるからこそ
思い出には深いものがあるのでしょう
今は恵まれて豊かになっていますが
昔の方が 人の心の豊かさを感じますね
コメントをありがとうございます