山に癒されて…♪

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冬の装いの千ヶ峰 三谷コース

2018年12月15日 | 山登り 近畿
2018年12月9日(日) ❅ 千ヶ峰 ・三谷コース (兵庫県のお山)


 三谷登山口からの続き


季節は晩秋を過ぎて 冬になったころ
漸く山を再開できた感じで 心は燃えますが
絡む空気の冷たさに 身が縮こまる感じです


その上 冷えと共に おトイレも近くなりがち…

駐車場設置されているおトイレが 嬉しい限りです



 標識

三谷登山口 400m




取付きから指標もしっかりとされており
迷く事はなさそう…

チラホラ白いものが落ちてくる中
ワクワクと 童心に戻ったまま入山です♪



 三谷登山口取付き



久々の登山靴の感触を味わいながら
山道へと入っていきます

植林の中の薄暗さを感じながら歩いていると
急に開けた様に明るくなります


 少し開けて明るい斜面…




薄暗い中から明るさを取り戻した場所に出ると
何故かホッとするもの…そして…

植林と自然林の混在する斜面には
薄っすらと雪をかぶった木々の姿が飛び込んできます

山はもう冬に包まれているのだと 
改めて感じた時です





 小さな橋も白く薄化粧…
 植林の急な道

長谷




植林の道は谷沿いに伸びて
幾つかの橋を渡る事になりますが
雪をかぶった丸太の橋は 滑りやすくなっています

そして右に 左に沢を見ながら登る道は
次第に勾配をきつく変えて来ます

ところで 植林の間から見える沢の様子が気になる所…
夏は沢登りが出来るのでは…?
それはチチも同じ思いだったのでしょう

ふと 足を止めたチチが振り返り…

ここ…夏に来たら面白いかも…

真顔で声をかけてきます

自然に頷きますが
自身の口元にも 笑みが零れている事に気づきます


沢沿いの道を登っていくと標識がある事に気づきます



 雄滝?雌滝?



矢印の方向がお山ならば 向こうに見えるのが雄滝? 
では雌滝はもう 通り越してしまった…?

滝の存在が気になりながらも 道を外すことなく 
忠実に登山道を進みます




 やはり…滑る雪の丸太橋

雄滝?




右俣に渉っての登りはやはり急…
そして樹間の向こうに滝の姿が見えます

これが雄滝なのでしょうか…
自分の持っている地図では滝の名は乗っていません…


だけど標識を見て 勝手に雄滝としておきましょう…(笑)


滝を眺めながらも 険しくなる道にも目は外せず
慎重に登っていかなければならない所も…

何せ…りやすくなっていますので…



 ちょっとした岩場?
 雪が目立ちだした…?





見た目より 勾配はきつくなっています
地面が凍っているため 気を緩めると滑りやすい
時折岩場もチラホラと…

用心!用心!と 慎重になる所も…

冷たい空気が漂う中
身体だけは火照って 湯気が出ます…






また…橋が…滑るのよね…この橋

ここもまた 慎重に渡る所…

淡い雪の上に残るチチの足跡に
自分の足を合わせて渉っていきます



 植林の中へ…

根っこの芸術品




幾度かの橋を渡って 樹林帯のなかの道を進みますが
丸太の階段から 次第に木の根の自然階段が
急な登りを応援してくれます

それは それは静かな無言の応援歌のよう…

何処まで続くのでしょう…



 あと842m?
 まだまだ 険しいぞ…




どれだけ急なの…
急な勾配は更に急に…

凍ったロープが 何処か虚しさを感じさせ
久々のお山の厳しさを知らされた感があります

それでも 重力に逆らって登っていると
チチの足が止まります…?

 


 チチの足が止まった…そこは何?
 三谷・岩座神(いさりがみ)分岐

登って来た三谷コース



チチの足の止まった所は三谷・岩座神の分岐の様です

ここから岩座神方面へ下っていけますが 目的はまだ先にです


初雪なのか…
根雪となるのかはまだわからない雪が地面を覆って
山が眠りにつく準備をしているように感じます

振り返れば 登って来た急な坂が
樹林帯の白いガスの中へ消えています




 岩座神コース方面
 これから向かう千ヶ峰方向




岩座神と書いていさりがみと読む地名
神の住む処なのか…今日はその先すらも閉ざされた感じ…

岩座神へは 違う方向から下る予定なので
ここは そのまままっすぐ千ヶ峰へと登っていきます


 植林帯から自然林へ


樹林帯の感じが変わり 自然林に変わるころ
勾配が緩み 少しだけホッとします…が

それも長くは続きません…



 やっぱり…です
 ロープ付き? 
 小さなエビの尻尾発見




高度が上がると 様子も変わるようで
更に凍てついた世界が迎えてくれるようになります


 寒々とした木の階段
 勾配のきつさは変わりないけど…
 変わり始めたものもある…
 このトゲトゲしい感じは…




まさに氷の芸術が 木々を飾り始めます








久々のお山で 
こんな世界を見る事が出来るなんて









厳冬期に見るエビの尻尾とは違う感じ…

色々な条件で作り出される自然美は
型にはまるものではなさそう
 
自然は 思いも由らない芸術品を作り出すようです

千ヶ峰の山頂目前にして冬の芸術品に
目を奪われ… 
心も奪われ… 
足が止まりました…





つづく





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2 コメント

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平地では (hide-san)
2018-12-15 20:54:30
平地では見られない光景が続きますね。

小学生の時、岐阜県の山の中に疎開して居ましたが、
正月の雪の風景を思い出します。

子供の長靴が無くて、オジサンの長靴は子供には太ももまであって、履き難かったのを母が見て、
物のない頃、お米を少しづつ節約して、
子供用の長靴と物々交換して、ボクが貰いました。
そんな思い出をこのブログで思い出しました。
hide-san様 (nanekobi5963)
2018-12-17 10:48:45
コメントのお返しが遅くなってすみません

素敵なお話をありがとうございます
何度も読み返し 感動しております
こんな愚ブログで 素敵なお話を聞かせて頂けた事に
本当に感謝いたします

時代は移り変わっても…
移り変わるからこそ
思い出には深いものがあるのでしょう

今は恵まれて豊かになっていますが
昔の方が 人の心の豊かさを感じますね

コメントをありがとうございます

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