有期雇用をなくそう!!キャンペーン

非正規労働問題の根幹には、理不尽な有期雇用契約が。働く当事者から、有期労働契約を禁止する取り組みを始めてみませんか?

嶋田ミカさん -龍谷大学裁判のお知らせ(第6回弁論)

2011年05月28日 09時53分32秒 | 当事者のタタカイ

有期雇用をたてに取った不当な雇い止め解雇と闘っている嶋田ミカさんの第6回裁判が開かれます。
京大や関学などでとんでもない判決や命令が相次ぐなかでの闘いです。
終了後には、震災で避難されている方々への支援について、報告と意見交換が行われます。
傍聴にご参加ください。(ゆ)

・6月1日(水) 午前11時 京都地方裁判所208号法廷

詳細は http://skoyokeizoku.jimdo.com/


JR環状線桃谷駅前キャンペーン

2011年05月27日 15時47分30秒 | アクション
私にとっては3回目のビラまきです。人通りはまあまあ多いほうでしたか。
あいにくの雨で、かさと荷物で両手がふさがっている人が多く、受け取りはもうひとつ、しかし、前回の難波高島屋前よりはよかったです。
若い人の受け取りはよくないですねえ。デジタルウォークマンに携帯メールだから、自分の世界に入ってしまっている感じ。

そんな中でも何故か、バイクを囲んだ3人の若者のうち1人がわざわざビラを取りに来ました。あとの2人も「僕も、僕も」と取りに来てくれてうれしかったけど、何故興味を持ったのか聞きたいと思いつつ、自信がなくて聞けませんでした。

私の前に、ビラを熱心に読みながら歩いていく50代ぐらいの女性の後ろ姿が見えました。すると、急にくるりとこちらを向いて私を目指して近づいてきました。キッとした目つきで私を見据えて言いました。
「あのねえ、いちばん悪いのはどこか知ってる?」
「え?」
「いちばん悪いのは労働組合よ!」
女性の唇は震え、かなり興奮しているようでした。私はギクッとしました。
「労働組合…ですか?」
「そうよ、労働組合がいちばん悪いのよ!非正規は正社員の労働組合に入れないでしょ。組合は正社員の賃上げを言っておきながら非正規がクビを切られても知らん顔。自分たちの賃上げを言う余裕があるのなら、その金で非正規を雇い止めすんな!みんな正社員にすべきよ」
「ああ、そうです、そうです。大企業の労働組合はみんな御用組合です。私たちユニオンは1人でも入れる労働組合で…」
「敵は労働組合よ!労働組合と闘わないと!」ユニオンは無視されました。
「私は20年、専門職の契約社員で年俸制で働いてきた。徹夜で3日間仕事をしたらあとは働かなくてもいい、そういう世界。残業代もボーナスも退職金もない。全部年俸にふくまれている。プロ野球選手といっしょよ。そういう仕事は非正規でもいいの」
「派遣もね、モデルとかの専門職はいいのよ。一般の仕事に派遣を入れたのが間違い。すごいピンハネやってるでしょ。今の派遣法は廃止!」
「そうです、そうです。その通りです!」
「日航も労働組合が合理化を受け入れなかったから潰れたのよ。全日空は潰れなかったでしょ」そのへんはどうかな?

こういう主張を、こちらが言葉を挟む余地無く、必死にまくしたてました。よほどストレスがたまっていたのでしょうか。
さて、ビラまきを終えて片付けているところに、この女性が再び近づいてきて「もう1枚ビラください」
そして私に、「あなたともっと話がしたい。お茶でも飲みませんか」と誘うのでした。私はあいにく夜に予定があったので応じることができませんでした。
この女性の怒りの根底にあったものは何だろう。大企業の労働組合に裏切られた苦い思いか?もう少し追求したかったです。
半ばサンドバッグのようになりましたが、それでも街頭ビラまきはハプニングがあっておもしろい。(雪子)

アースデイでシールアンケートをしました

2011年05月11日 22時59分23秒 | アクション
 5/8の日曜日、アースデイにたくさんの人たちが集う浜寺公園で、私たちも「有期雇用をなくそうキャンペーン」のブースを開設。
 これ以上は望めないほどの晴天。しっかり日焼け対策をして、チラシを配りながら、シールアンケートを呼びかけました。
 午前11時から午後3時、43名の方が答えてくださいました。
 やっぱりと言うか、思っていた以上にと言うか、「有期雇用ってなに?」「初めて知った」という反応が多くて、出かけてきて良かったと思いました。イベント会場でのキャンペーンなので、ゆっくり話し合えたのも良かったです。
 有期雇用で働いたことのある人では、「条件がいいので特に不満はない」方がいる一方で、「いつ辞めさせるかわからない不安」「正社員との待遇面での格差」「カツカツの人員配置で有休もとれない」等の不満が語られました。
 答えてくださった正社員の方で、「有期という働き方は必要ないと思う」と言われる方がけっこういらっしゃったのも印象的でした。「会社に都合の良い働かせ方でしかない」「職場に立場が違う人がいることで仕事がしにくい」からということでした。
 年代も性別も働く立場もさまざまな人と話せたので、また機会があれば出かけたいと思いました。Kayo




5.14均等待遇ウェーブ学習会

2011年05月02日 11時23分40秒 | イベント案内

 非正規労働者の均等待遇を訴えて活動を続けている「均等待遇アクション21・大阪実行委員会」(事務局団体は、連合大阪、働く女性の人権センター いこ☆る、解放同盟大阪府連女性部、コミュニティ・ユニオン関西ネットワーク)では、有期雇用に焦点をあてた学習会を開催します。

 講師は、厚労省労働政策審議会での労働者側委員である新谷さん。立法化に向けた審議状況についての臨場感あるお話が聞けることと期待しています。そのうえで、有期雇用で働くものの実態、私たちがめざす有期雇用規制のあり方などを直接訴えていきましょう。非正規雇用に大きな影響を持つ審議を、密室での審議に終わらせないために!

均等待遇ウェーブ学習会 「有期労働契約立法化への私たちの要望」
 5月14日(土) 午後1時30分 ドーンセンター特別会議室
 講師:新谷信幸さん(労政審労働者側委員、連合本部総合労働局長)
 参加費無料。どなたでも参加できます。