有期雇用をなくそう!!キャンペーン

非正規労働問題の根幹には、理不尽な有期雇用契約が。働く当事者から、有期労働契約を禁止する取り組みを始めてみませんか?

有期労働法制 とんでもない内容でまとめられました。

2011年12月31日 14時34分30秒 | 法整備の動き

12月26日、厚労省労政審労働条件分科会は、有期労働法制の審議を取りまとめ、「建議」を公表しました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001z0zl.html

結局、新たに打ち出されたのは、「5年間更新を続けた労働者が希望した場合は無期雇用とする」というものです。「無期」といっても正社員にする必要はないとわざわざ説明し、ごていねいにも期間をリセットする「クーリング」まで決められています。
雇い止め=解雇権濫用という規制がない限り、5年未満での雇い止め解雇が横行することになるでしょう。
もともと今の審議会の構成では、有期労働を禁止する「入口規制」の実現など期待できませんでしたが、いったいこの人たちは、働く者の人生、人間にとっての5年という歳月を何だと思っているのでしょうか。

「有期雇用をなくそう!キャンペーン」は、中央政治なんかに一喜一憂するのではなく、地道に取り組みを続けたいです。来年も、いろんな街に出かけたいです。 (ゆ)