有期雇用をなくそう!!キャンペーン

非正規労働問題の根幹には、理不尽な有期雇用契約が。働く当事者から、有期労働契約を禁止する取り組みを始めてみませんか?

有期雇用をなくそう! 雇い止め・解雇ホットライン

2011年02月24日 17時16分35秒 | イベント案内

有期雇用に起因する、雇い止め・解雇、不利益変更、正社員との格差、いじめ・いやがらせなど、労働トラブル全般の相談を受け付けます。

相談は無料、秘密厳守。

一人で悩まず、ご相談ください。

3月5日(土) 午前10時~午後7時

06-6942-0219(大阪) 075-691-6191(京都)

主催するのは、コミュニティ・ユニオン関西ネットワークです。


天神橋筋商店街・有期雇用をなくそう!キャンペーン   2011.2.15.

2011年02月17日 10時22分21秒 | イベント案内

初めて参加しました。

夕方の5時半開始、天六の商店街入り口から南森町までのねり歩きキャンペーンです。最初天六の交差点で30分ばかり街頭宣伝とビラまきをしました。この日は昼間暖かかったのでちょっと油断していたら、日が暮れるとやっぱり寒い!ビラをまく手がすぐかじかんできました。お腹にも背中にもカイロを張ってくるべきだった…

横断歩道でのビラの受け取りはよかったです。信号待ちがあるので少し話すこともできました。買い物帰りの中年の主婦に「使い捨てに反対してます」と言ってビラを渡すと、「ほんとやねえ。遠いところ大学へやっても就職なくて、若い人はかわいそうやねえ」と共感してくれました。そして、「寒いけどがんばってね」と声をかけてくれました。うれしかった。

また、20代ぐらいの若いカップルにビラを渡しました。

「有期雇用に反対してます」

「え、有期雇用って何?」

「仕事はずっとあるのに、3ヶ月、半年、1年とかの労働契約を結んで更新していく。そして、いらなくなったら契約満了という形でいつでもクビを切る。だから、結婚もできないし、人生設計も立てられない」

「あ、私といっしょや。私は半年契約やったかな」という若い女性の反応に気をよくして、「ここで相談を受け付けているから、何か困ったことがあったら連絡して」と伝えました。

いよいよマイク先頭に商店街をねり歩き。しかし、自転車が多くてビラをまきにくい。 扇町を過ぎて道幅が広くなると、対向して歩いてくる人のスピードが速くてまたまきにくい。こんな調子でビラのはけが悪いので、お寿司を買うのに並んでいる人やコーヒーショップから出てきたサラリーマン氏をつかまえてビラを渡しました。

30代後半ぐらいの仕事のできそうなサラリーマン氏は、

「有期雇用に反対してます」

「え、有期雇用って何のこと」

「仕事はずっとあるのに、3ヶ月、半年、1年などの労働契約を結んで更新していく。派遣、契約社員、嘱託社員とか…必要なくなったらすぐクビ切れる…」

「あーそういうの。でもハローワーク行ったら正社員の職あるでしょ。ちょっときついけど」

「いや、もう今、働く人の3分の1以上が有期雇用なんですよ」

「えーっ、ほんとに?知らなかった!」

もっと話ができそうだったのだが、みんなどんどん先に行くし、「ビラ読んどいてくださいね」と言って別れました。何人かと話ができてよかったです。もっとゆっくり話をして、街の人々の有期雇用(非正規雇用)という働き方に対する考えを知りたいなら、ねり歩き以外にも1箇所にとどまっての街頭宣伝・ビラまきもいいかと思いました。(雪子)

 

 


第84回 労働政策審議会労働条件分科会

2011年02月08日 10時55分47秒 | 法整備の動き

有期雇用法制を審議している厚生労働省労働政策審議会労働条件分科会が、2月3日に開かれました。

審議の模様を、働く女性の全国センター(ACW2)が、HP上で公開されています。ぜひご覧ください。

http://wwt.acw2.org/?p=686

傍聴記を見る限り、経営側の抵抗の強さが目につきます。(以下、一部意訳を含みます)

 「有期雇用は良好な雇用形態として活用されている」

 「通常は雇い止めを考えているわけではないが、非常事態の際に雇用調整できる」

 「労働側が提出した労働相談の事例は現行法に抵触しているような事例で特別な事例」

 「契約更新を重ねている事例が多いのは雇用の安定ということ。待遇の改善は求めていても正社員になりたいという声は少ない」

 「安定雇用、正社員採用へのステップとして有期雇用は役割を果たしている」

 「有期雇用でも、豊かな人生があると見出す意識を持たないと、だめ」

働くものの生活や健康をどこまで軽く見たら気がすむのか、怒りがこみあげてきます。

また、審議会前に学者の研究会で提案された、無期雇用でも正社員とは別の「勤務地限定正社員」。正社員という名を使いながら、さらに格差を持ち込もうとするものとしか思えないこの提案にも、経営側は「多様な正社員の議論重要」と、歓迎しています。

「雇用は無期契約である」ことを前提とする法制化でなければ意味はありません。逆に、有期雇用にお墨付きを与え、劣悪な雇用、賃金、労働条件を固定化させてしまう危険性のほうが多いと思います。

審議会を見守るのではなく、有期雇用で働いている当事者の声を、もっともっとぶつけていきたいです


嶋田ミカさん -龍谷大学裁判のお知らせ(第4回公判)

2011年02月05日 08時40分20秒 | 当事者のタタカイ

不当な雇い止め解雇と闘っている裁判です。

公判終了後には集会も開かれます。

*第4回裁判

日時:2月10日(木)11時から15分程度

場所:京都地方裁判所208号法廷

*裁判後の集会

日時:裁判終了後、11時半ころから50分程度

場所:京都弁護士会館大会議室2・3(地裁の東隣)

詳細は 「嶋田ミカさんの雇用継続を求める会」