連合は、1月20日の中央執行委員会において「有期労働契約に関する連合の考え方」を確認し、ホームページ上でも公開しました。
http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/seido/yuuki_keiyaku/data/20110120.pdf
有期労働法制が審議されている厚生労働省労働政策審議会は、公労使三者の委員によって構成されています。
そして労働者側委員は、すべて連合の推薦委員です。
上記確認方針は、審議会での労働者側委員のスタンスを決めるものといえます。
「基本的な考え方」は、おおむね賛同できるものと思いますが、「具体的規制のあり方」では、かんじんの「入口規制」について、有期契約を認めてもいい「合理的理由」が7項目も列挙されています。
また、その内容も、経営者の抜け道となってしまいかねない、あいまいな表現が多く、本当に規正法として機能できるのか、疑問を感じます。
ぜひ、ご意見をお聞かせください。