「心地よいエゴの手放し方」のテーマをさせていただきました。
そのセミナーの前に、みなさまに
「手放したいエゴはありますか?」
と募集したところ、こんなコメントをいただきました。
わくわくするセミナーのお知らせ、ありがとうございます。
今回の”心地よいエゴの手放し方”というテーマ、とっても心惹かれます。
自分が本当に言いたいことって、自分では気づかないものなんですね。
私の一番手放したい感情は
”自分に自信がない、自信がもてない”
という感情です。
自分で勝手に思い込んでいる感情はいっぱいあるんだろうなーと思っています
この件について対話しました内容を、
2月3月のなんでも仙人セミナーの中で分かち合わせていただいたのですが、
ブログで分かち合うのが、大変遅くなってしまい、
申し訳ありませんでした。
以下、対話した内容になります。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆

この感情の手放し方について、教えていただけますか?」

子供の頃、親から認めてもらえなかった。
子供の頃、兄弟で比較されて育った。
このような環境で育った場合、
たえずまわりの評価により、自分の価値をさぐろうとする。
自分自身に価値を見いだせずにいるので、
まわりの人の評価を気にして、
まわりの評価に一喜一憂してしまうのじゃ。
これだとまわりの評価により、
たえず自分の価値が変わるので、ジェットコースターのような人生。
非常に不安定なんだよ。

そういう時はどうすればいいですか?」

その原因を知り、今まで頑張ってきた自分をねぎらうことが大切。
『子供の頃、親から比較されて、辛かったね。』
『認められたくて、頑張って生きてきたんだよね。』
今までの自分の頑張りをねぎらうことは、大きな力になる。
次にすることは、
『自分は本当にそのような扱いや低い評価を受ける存在なのか?』
客観的に見る必要がある。
親というのは子供にとって、絶対的な存在。
その存在から認めてもらえないということは、
この世のすべてから認めてもらえないと錯覚をおこすほどに、
影響力が強いのだよ。
しかし、その『絶対』と思っていた親が、
はたして本当に『絶対的な存在』なのか?
もしかしたら、不完全で未熟、弱い存在かもしれない。
自分の中の『親のイメージ』と、『実際の親自身』を、
等身大で見る作業が必要。
これには個性の違いを知ることも、役立つであろう。
自分の中の『自分のイメージ』と、『実際の自分』とのギャップも、
修正する必要がある。」


今のまんまでできていること、
今のまんまで頑張っていること、
本人は気付いていないが、まわりから喜ばれ、役立っていること、
これらの確かな証拠を示す。」

これを示すと、ギャップが修正されるということですね?」

それが本当かどうか確かめてみようと一歩前に踏み出す。
この時点で大きな意識の変化が起きている。
自分の中に漠然とある『自信のなさ』、
これを確かめてみようと動きだした時、
人は大きく前進している。
また不安になるかもしれないが、
そんな時は最初の時点を思い出してもらえば、
確かに前よりは前進している・・・と思える。
このようにひとつひとつ事実を検証していくことが、
大きな力になる。」


半年くらいは誰かと一緒にやっていったほうがいいね。
安心して見守ってくれる誰かとね。
自分の過ちを責めている者も、自分を否定して生きている。
この時も、前に進むことは難しい。
自分を責めている者は、
『自分がよい方向に向かうこと』、
『自分が成長すること』
を、自分に許していないからね。
無意識にストップをかけてしまう。
★いったい自分は自分の中の何を責めているんだろう?
★それは本当に許されないことなんだろうか?
★今自分にできることがあるとすれば、何なのか?
それを見ていく必要があるね。」