泣くな笑え

『肺癌闘病患者』家族の独り言

造影剤はNG

2007-10-30 | 現状の認識
この日の母は、脳のMRIを撮るための造影剤を2回もどして体調を崩し、
栄養剤と吐き気止めの薬を点滴することになりました。
前の時は大丈夫だったのに、と首を傾げてましたが、
そもそも造影剤は結構危険な薬なんだと聞きました。
妹の先輩の旦那さんは、意識を無くしたこともあるそうです。
もし他の病院でMRIを撮るようなことがあっても造影剤は断るように念を押されました。
そして体調もあまり良くないとのことで、予定していた歯の治療は延期に。
(治療が始まるので、ぐらついている前歯を抜くことになってたんです)

そんな訳で、しんどそうな母が休めるようにと、洗濯物を回収してすぐに帰ってきました。
先に着いていた父たちが長居せずに退散するか、とても気になりつつ…。

帰り道、ふと弱気な私がこぼれました。
母がいなくなるなんて考えられないよね、と。
妹も頷いて、絶対いやだと応えました。
現実感のなさに、まだまだ戸惑います。