泣くな笑え

『肺癌闘病患者』家族の独り言

帰省2日目、バラ園へ

2007-10-21 | できごと
この秋一番の冷え込みに首を竦めた晴天下、祖母や叔父、叔母、
みんな揃って、「かのやバラ園」へ行ってきました。
花が好きな母はとても楽しそうで、私はと云えば、たくさんの写真を撮りました。
そんなに撮って想い出作り? と、ドキッとするようなことを訊かれましたが、
そもそも私は出掛けるたびに大量の写真を撮るので、そう説明すると納得してくれました。
でも、実際私の心の中にあったのは、遺影としても使える素敵な笑顔を、と、そんな理由。
後ろ向きですね。
それでも、沢山の花たちに囲まれて、祖母と一緒に話して笑う母の姿を見れただけでも、
帰った価値が充分あると思えました。

朝お墓参りを済ませた私は、午後から行った母に付き合えなかったんですが、
墓前で祖父に文句を云っていたと、妹から聞きました。
じいちゃんが癌だったのが悪い、と。
そんなこと云われてもじいちゃんも困ると思うんですが(苦笑)、
でも、天国のじいちゃん。どうか母を見守っていてね。
お願いだから簡単に連れて行かないで、と、そう祈りました。