ビラ配り4ヶ月の役務を終え、カウンター業務も1ヶ月ぐらい経った
だろうか。僕の定位置は2畳ほどのカウンター内。
狭くて、フロアより1段低く、視野も狭い。下っぱの仕事だが
一人ぼっちのビラ配りに比べると天国だ。
キャバクラのカウンターと聞くと、バーテンのようなイメージを持たれ
る方がいらっしゃるかも知れないが、そんなかっこいいものではない。
とにかく、汗だくで大量の雑用をこなす。それだけなのだ。
大量の業務をスピーディーにこなすには、前回ご紹介した、
「起こり得る業務の予測」以外にもうひとつ大事なポイントがある。
それは、
「業務の優先順位を正しくつけること」
単純に思えるが、このポイントはすべての業務、いやすべての業種・職種
にとっても重要なことではないだろうか。
業務の優先順位をつけることについては単純。鉄則がある。
お客様オーダー>コンパニオンオーダー>上司オーダー>自分の仕事
そして、鉄則をもってしても優先順位を付け難い場合は、以下のことを配慮して
優先順位をつける。
1.関連業務がある場合そちらを優先する。
2.業務時間の短縮幅が大きい方を優先する。
それでも迷う場合は、業務完了の結果、後味の良いほうを方を優先する。
この優先順位付けは単純でビジネスにも適応できると思うが、
徹底することは非常に難しい。
これを徹底するにはコツがいる。
まず、
「人間は自分の都合で物事を考える動物だ」
ということを理解することが重要だ。
つまり、人間は判断基準の根底に必ず自分の損得があるのだ。
(これは、後に詳しく紹介しようと思ってます)
だから、常に、相手にとってどうやったらメリットを与えられるか?
と自問自答を繰り返す。
もうひとつのコツは、自分の頭を洗脳することだ。
キャバクラでは
「お客様は神様。コンパニオンは宝もの。」
と洗脳する。
株主優先の欧米人が聞くと笑うかもしれないが、キャバクラ経営の
基本中の基本といえるだろう。
僕はキャバクラの仕事を始めて、プライドをズタズタに傷つけられたが、
悔しさのあまり、毎日ハングリーに人に勝つことばかりを考えるように
なっていた。今考えると、心の余裕が無かった。
そして、カウンターの仕事をやる上で、業務面の工夫や気持ちの持ちようの
工夫をどんどん実践していった。
カウンター業務もかなり極めてきたかに思えた。
しかし、まだこの時点では、みんなからは「仕事が出来ない君」と
いう位置づけは変わっていなかった。
さらに1ヶ月ほど経った。
カウンター業務が認められたのか、また新しいポジションが与えられた。
つづく。
だろうか。僕の定位置は2畳ほどのカウンター内。
狭くて、フロアより1段低く、視野も狭い。下っぱの仕事だが
一人ぼっちのビラ配りに比べると天国だ。
キャバクラのカウンターと聞くと、バーテンのようなイメージを持たれ
る方がいらっしゃるかも知れないが、そんなかっこいいものではない。
とにかく、汗だくで大量の雑用をこなす。それだけなのだ。
大量の業務をスピーディーにこなすには、前回ご紹介した、
「起こり得る業務の予測」以外にもうひとつ大事なポイントがある。
それは、
「業務の優先順位を正しくつけること」
単純に思えるが、このポイントはすべての業務、いやすべての業種・職種
にとっても重要なことではないだろうか。
業務の優先順位をつけることについては単純。鉄則がある。
お客様オーダー>コンパニオンオーダー>上司オーダー>自分の仕事
そして、鉄則をもってしても優先順位を付け難い場合は、以下のことを配慮して
優先順位をつける。
1.関連業務がある場合そちらを優先する。
2.業務時間の短縮幅が大きい方を優先する。
それでも迷う場合は、業務完了の結果、後味の良いほうを方を優先する。
この優先順位付けは単純でビジネスにも適応できると思うが、
徹底することは非常に難しい。
これを徹底するにはコツがいる。
まず、
「人間は自分の都合で物事を考える動物だ」
ということを理解することが重要だ。
つまり、人間は判断基準の根底に必ず自分の損得があるのだ。
(これは、後に詳しく紹介しようと思ってます)
だから、常に、相手にとってどうやったらメリットを与えられるか?
と自問自答を繰り返す。
もうひとつのコツは、自分の頭を洗脳することだ。
キャバクラでは
「お客様は神様。コンパニオンは宝もの。」
と洗脳する。
株主優先の欧米人が聞くと笑うかもしれないが、キャバクラ経営の
基本中の基本といえるだろう。
僕はキャバクラの仕事を始めて、プライドをズタズタに傷つけられたが、
悔しさのあまり、毎日ハングリーに人に勝つことばかりを考えるように
なっていた。今考えると、心の余裕が無かった。
そして、カウンターの仕事をやる上で、業務面の工夫や気持ちの持ちようの
工夫をどんどん実践していった。
カウンター業務もかなり極めてきたかに思えた。
しかし、まだこの時点では、みんなからは「仕事が出来ない君」と
いう位置づけは変わっていなかった。
さらに1ヶ月ほど経った。
カウンター業務が認められたのか、また新しいポジションが与えられた。
つづく。