いつかのキャバリーマン

だらだら生きていたぐーたら大学生がキャバ○ラ経営者にのし上がる。~人生は20代をどう生きるかで決まる!~

いつかのキャバリーマン Vol.7「仕事の出来ない男」

2006年04月06日 | 日記
激動の仕事初日を終えて、帰宅するともう夜中の2時。
へとへとで精神的にもきつかった。

次の日はかろうじて大学の授業を受けて、出勤。
出勤と同時に、また掃除機、買出しをする仕事。
2日目以降は初日と違って、ミスをすると容赦なしに怒られる。

「これで出来てないぞ!」
「なんで言ったとおりに出来ないんだ!!」
「いい加減に覚えろ!」
「ハキハキしゃべれ!」
・・・・・・・・

すいません。すいません。と何回謝ったかわからない。
ルーチンといえど作業項目が多く1日で到底全部覚えられないのだが、
僕があまりにも無知なためさらに覚えが悪い。

組織にはいって初期段階でミスを繰り返すと
「出来ない人」という自己ブランドが自然と確立されてしまう。
そしてその自己ブランドは悪循環を生み、同じミスでも人より目立ったり、
より大きなミスとして見られる。
入社時の自己ブランディングは本当に重要だと痛感した。


まぁ、こんな悪循環のなか怒られることもルーチンと考えると
大まかに1日の仕事はこんな感じ。

1.店舗での 開店作業  (先輩に怒られる)
2.街中での ビラ配り  (監視役からの制裁、人から冷たい視線を浴びる)
3.店舗での 弊店作業  (先輩に怒られる)

この仕事を始めるまでは何でも要領良くなんでもこなしていたはずなのに・・・・
高校時代も名門のテニス部で主将を務め、それなりにチームを引っ張った経験が
あった。そんな仕事ぐらい僕にも出来ると思っていたのだが・・・

こんなに自分が怒られるのは人生で経験したことがなかった。
それも、怠慢で怒られるのではなく、真剣に努力しているのに頭ごなしに
毎日怒られる。しかも僕だけ怒られる。これは辛い。

僕は、能力が無い人間なのか???


毎日、仕事を終えて原付で帰宅するのだが、帰り道はいつも
悔しくて、悔しくて、たまらず半泣き状態。

それでもなぜか辞めようとは思わなかった。

「今に見ていろ!必ず見返してやる!」



つづく











1 コメント

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無題。。。 (sakura)
2009-05-26 13:26:39
昨日からずっと御兄さんのブロック見ていて、
御兄さんは世の中の最辛い時期あったからこそ今立派な大人になったと思います。
御兄さんの経験したこと、私にっとて小説、ドラマのフィックションのように感じられます。
でも、お兄さんの経験したことは真実です。
ブロック文書見て、メチャクチャ御兄さんのこと敬服します。。。
御兄さんの強い信念、普通人以上の忍耐力、頑張ってる姿、
誰でも比較出来ないことです。
御兄さんは世界一の偉人だと思います。
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