本日、沖縄県医師会と琉球新報の主催により第7回沖縄県医師会県民健康フォーラムを開催。 タイトルは、平穏死について ~輝く人生を全うするために~と題して、東京都世田谷区の特別養護老人ホーム芦花ホームの医師である、石飛幸三(イシトビコウゾウ)先生の基調講演がありました!! パネルディスカッションには、同じく石飛先生と、介護老人保健施設オリブ園の源河圭一郎施設長、オリブ山病院看護部の緩和ケア認定看護師である又吉昌代さんの3名でした。
石飛先生のことは、以前もこのブログで紹介しました。2012年、知人の紹介で石飛先生著書の「平穏死のすすめ」を読んで、衝撃と感動を受けました!! 平穏死は、私の看取りに対する考え方をつくり、当施設が目指す理想的な看取りの基礎となっています★★★
アプレシオ真地開設からこれまで2名の入居者様が当施設で最期を迎えられました。 うち1名の女性の利用者様は、居室で息を引き取る瞬間まで立ち会うことができました。延命措置等の医療行為を行わず、ごく自然に安らかな最期だったのが印象に残っています。 アプレシオ真地が目指す理想的な”平穏死”だったと思います。
基調講演の最後に、石飛先生の勤める芦花ホームで6年間胃瘻、寝たきりに近い入所者がスタッフに囲まれ、元気に大好きなビールを飲む姿がVTRで紹介されました♪♪
Living Will(リビング・ウィル) ~尊厳死の宣言書~
1.私の傷病が現代医学では不治の状態で死が迫っている場合、単に死期を延ばすだけの延命措置はお断りします。
2.但しこの場合、私の苦痛を和らげるために充分な緩和医療を行なって下さい。
3.私が回復不能な遷延性意識障害(植物状態)に陥った時には、生命維持装置を取りやめて下さい。