高齢者介護施設 アプレシオ真地

沖縄県那覇市識名にある介護施設です!

 NHK 探検バクモンSP「爆笑問題の沖縄入門」を見て感じたこと

2012-06-23 16:45:02 | 日記

 6月20日(水)に放送された、NHKの番組で爆笑問題による「探検バクモンSP 爆笑問題の沖縄入門」」を拝見。爆笑問題の二人が沖縄の基地などをレポートする内容である。その中でも、嘉手納基地を取材した内容に注目して、感じたことを少し書こうと思う。

 嘉手納基地のエリート人物への取材シーンがあり、愕然とした。。彼曰く、軍人になったのは”戦闘機を見て憧れた”と言っていた。これは男子なら誰でも一度は憧れるであろうと理解できる。その次が気になった。「戦闘前は興奮する」と・・・士気の表れだろうか、死に対する恐怖は微塵も感じられない。そういう教育も受けているのだろう。

 それどころか、敵を倒したくてうずうずするらしいのだ!!つまり、彼は正義の名のもとに人殺しがしたくて興奮しているのだ!!その証拠に、取材で写っている戦闘機の側部に、星形のマークが3つ貼られている。なんと、敵機を撃墜した勲章だそうだ・・・・(エリートは自慢そうに話す) 本当は戦争に敵も味方もないはずなのに、、

 その説明を受けてあと、爆笑問題の太田は地元沖縄県民との対談の中でこう言っている。「あいつらは悪人じゃない」、「みんな人がいいんですよ、純粋で」と・・・・

 沖縄では年間約1,000件もの、米兵がらみの事件・事故が後を絶たない。タクシー強盗、ひき逃げ、女性宅へ侵入、強姦、暴行、飲酒による事故など・・・ 対談の中の女性も危険な目に合いそうになったと話すも、太田の表情は”ピン”と来ない様子、、、 そして、「あいつらは悪人じゃない」「みんな人がいいんですよ、純粋で」と発言する!!!

 

 何が言いたいかというと、戦争に行くことに興奮を覚え、敵に銃をぶっ放したいとうずうずしている兵隊が、このような事件・事故を年間1,000件も起こしている実態を県民の口から聞いたにも関わらず、、このような発言ができることが信じられず、愕然としてしまった、、(これが沖縄県民と本土人との温度差というものだろうか?)

 兵隊個人個人には、勿論何の恨みもないし、中には沖縄を含め、アジア地域の安全と平和を守ろうと使命感に燃える兵士もいることだろう。しかし、それでも人殺しを任務とする兵隊がいることには変わりはない!!!

 そして、太田はこう言う。「沖縄の問題は1個1個わけてちゃんと話さないと」と・・・・ 沖縄県民はわかりきっていることで、パフォーマンスが如く彼は真剣に語るが、当たり前のことを今さら熱弁されてもである。 「NHKでわざわざ放送することかな?」と疑問を感じた夜だった。(NHKだからかな?)

 

爆笑問題の太田さん、是非とも沖縄に移住して、現状を目の当たりにしてから、発言をされてはいかがでしょうか?

 

 本日、沖縄は慰霊の日です。戦没者に追悼の意を込め、手を合わせたいと思います。

 

 ※取材の様子はNHKのホームページで見れます。興味のある方はどうぞ http://www.nhk.or.jp/bakumon/prevtime/20120620.html



最新の画像もっと見る

コメントを投稿