就業構造基本調査

就業構造基本調査

何かＭｅが帰ってくるとドアの横に紙が挟まれていた。これで二度目だ。就業構造基本調査でＭｅに仕事の事情聴取をしたいそうだ。国から標本として選ばれたらしい。取りあえず土曜の朝に来てもらうことにした。

だかはっきり言っておこう。Ｍｅは自分の年収がいくらだか知らない。年末調整に源泉徴収票は会社からもらうが、税務署にきちんと提出している。誰が標本のために個人情報なんか言うかっ！

Ｍｅは自分の資産なんぞ知らない。そんなもんを数える暇があったら、数学の本を読むか、哲学の本を読むか、古文 の勉強をした方がましだ。国が何だというんだ。毎日、あほらしい茶番劇を見させられて、何が国だというのだ。

Me is nobody and no anything. Me's name is no one.

後記
続編”ボーン・スプレマシー”を見たよ。マット・デイモン、超かっこいい！