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失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「サーフィン・JAPAN/チョット・ダウン」 Mi-Ke 1992年

2010-07-25 | 
Mi-Ke(宇徳敬子、村上遥、渡辺真美)の7thシングル。

①サーフィン・JAPAN 雪印「とってもゼリー」CMソング
作詞:長戸大幸、作曲:織田哲郎、編曲:池田大介・M-Project
タイトルからも分かるとおり、イントロが「アイ・ゲット・アラウンド」、途中で「Everybody's gone~」「Inside, outside~」と「サーフィンUSA」のコーラスを引用、とザ・ビーチ・ボーイズへのオマージュ作品。コーラスもそれっぽい感じはありつつ、残念ながら肝心の曲が今ひとつ。ビーイング代表・長戸大幸による歌詞も、やっつけな印象だし。最後、ブレイクのあとにためて「♪ジャペ~ン!」を2回。3回以上やるとヒロミ・ゴーが黙っちゃいないよ。
 
②チョット・ダウン
作詞・作曲:ケーリン、編曲:M-Project 
こちらはさらにビーチボーイズ度が高い。タイトルは「シャット・ダウン」のもじりなんだろう。リズムとメロディは「ヘルプ・ミー・ロンダ」なので、「禁煙音頭」 by 竜ヶ崎宇童(鈴木雅之)と兄妹曲と言えよう。とくにサビでは「♪Help Me, Rhonda」のコーラスをそのまんま使用し、リードヴォーカルは「チョットダウン、チョット、チョットダウン」って、こりゃカヴァーでしょ。「ヘルプ・ミー・ロンダ」好きには、一聴くらいはお薦めしてもいいかもしれない。ところで、ケーリンって誰?

③①のカラオケ

定価930円、中古で100円。
内容にふさわしい安いデザインが、企画モノ系ビーイングクオリティ。

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好きさ好きさ好きさスワンの涙

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2 コメント

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Unknown (3rd=D)
2015-08-14 22:00:06
またまた過去記事に失礼します。
「想い出の九十九里浜」で波に乗ったが為にGSやCAROLをモチーフにした作品を連発していたみたいですが、完全に策に溺れた感が…。
ちなみにケーリンはMi-Keのボーカル宇徳敬子の愛称だそうです。
返信する
ああ (nakamura8cm)
2015-08-20 00:09:08
敬リン、てことなんですね。
まあ、これを「作曲」といってしまうのは相当無理があるビーチボーイズ(勝手に)カヴァーなわけですが。
もともと「完全にお遊びですよ」という製作者側の意図が見える企画ものなので、セーフなんでしょうね。
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