「FIRST LOVE」宇多田ヒカル 1999年

ナゾナゾだよ！ヒッキーにあってクッキーにないもの、なーんだ？

答はもちろん8cmシングル。ヒッキー＝宇多田はまあ許せても、クッキー＝倉木麻衣はファンでもちょっとつらい呼び方なのでは？えっ、誰もそんなふうに呼んでない？それならいいんだが。

このブログの２回目に登場した宇多田だが、今回取り上げたのは、これが8cmCDの終焉を飾る曲だったのではないか、と私が勝手に考えているから。一般的にはサザンの「TSUNAMI」(2000年１月）が最後の8cmヒット、と言われていたりするようだが、持っていないのでパス。ちなみにクッキーは99年12月デビュー。

紹介するのもバカバカしいが、宇多田ヒカルはデビュー曲「Automatic」に始まり、出す曲全てがヒットしている超メジャー・アーティスト。「FIRST LOVE」はビッグ・ヒットを記録したファースト・アルバムのタイトル曲で、通算３枚目のシングル。もちろん大ヒット曲にして名曲。

宇多田はデビューから３枚のシングルまで8cmと12cmを同時に発売している。１枚目と２枚目はジャケットのデザインを8cmと12cmで変えたりしていたが、8cmは売れないと見切ったためか、この３枚目はデザインが全く同じ。そしてこれが彼女にとって（今のところ）最後の8cmシングルとなった。

①オリジナル
②Strings Mix
③Original Karaoke
④John Luongo Remix
written by Utada Hikaru
①②③は編曲：Kawano Kei
④は正直いらないと思う。

いずれにせよ、8cmシングルは前世紀の遺物として歴史の表舞台から消えていったことは事実。宇多田的には何も問題ないだろうが。定価1020円。白山のビデオ屋で50円で購入。

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