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失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「どうなっちゃってるの どうだっていいんじゃない」西田彩栞 1998年

2005-06-23 | 
岡村靖幸プロデュース作品。名前は「あやか」と読む。

①どうなっちゃってるの どうだっていいんじゃない CX系連続ドラマ「ボーイハント」挿入歌
作詞:西田彩栞、作曲・編曲:岡村靖幸
イントロのパーカッションのリズムから、岡村ワールド。やや舌足らずなハイ・トーン・ヴォーカルだが、ジャケットの子供が歌ってると思うと「大人っぽい」と言ってしまう。調べたら当時15歳。15歳の少女と岡村ちゃん…どんな会話が繰り広げられたのだろう。想像しただけでドキドキかも。タイトルは「どぉなっちゃってんだよ」を意識したとしか思えないし、歌詞の乗せ方は岡村ちゃんの歌唱指導以外に考えられない。キンキンしたシンセのリフが淫靡な世界へと誘う、傑作。私は川本真琴よりこちらを推す。

②同(リミックス)
わざわざ「sound produced by 岡村靖幸(M01)」と記載されているので、②は岡村アレンジじゃないってこと?でもどう聴いても基本のトラックは一緒で、①のシンセがカットされてアコギが強調されたミックスになってるだけのような気がする。

③同(インストゥルメンタル) ①のオケ。

この女性ヴォーカリスト、シングルを2枚リリースしているのみ。アルバムは、ない。その事実だけで8cmコレクター的にはかなりの高得点だ。さらに内容もいい。(ヤバい、本末転倒)

シングル・オンリー仲間 (かつ、内容もいい)
ぢ・大黒堂
PLX

「家なき子」で安達祐実を虐めて話題になった女優・西田彩香が名前を少し変えてシンガーとしても売り出そうとしたが、何らかの理由で頓挫した、と見るのが妥当か。せっかく岡村ちゃんと仲良くなったのに、もったいない話ですな。

定価1020円、レンタル落ち100円。これは私の自宅から歩いて3分という最寄の8cm売り場(一般的にはレンタルビデオ店)で3日前に購入。余談だが、この店の8cmスペースはひと月程前に一度姿を消した。ある日立ち寄ったら熊田曜子DVD売り場に変わっていて愕然としたが、熊田さんのサイン会が終わったら元の8cmCD売り場に戻っていてほっと胸をなでおろしたとさ。アブねえ、アブねえ。

岡村関連
パラシュート☆ガール

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown ()
2005-07-13 00:27:36
先生!凄すぎます!マニアックすぎます!(笑)

川本真琴は知ってるけどこの人は知らなかったなー。



>想像しただけでドキドキかも。

はははは!私も~(笑)。



川本真琴を越えるとなると相当岡村チックなんでしょうね。
返信する
めぐ (nakamura8cm)
2005-07-13 22:37:37
最近ではmegですね。「scanty blues」は繰り返し聞くとヤミツキ系の岡村作品です。川本・西田のように過剰な岡村歌唱(モノマネ的な)ではないところもよいと思います。ジャケットも傑作。注:12cmです(笑)
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