
“総立ちの女王”こと山下久美子のヒットシングル。タイムスリップグリコ・シリーズの一枚。
①赤道小町 ドキッ '82 カネボウ化粧品 夏キャンペーンCM ソング
作詩:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:大村憲司
当時、タイトルに「ドキッ」って入ってるのがやけに新鮮に感じたような記憶が…細野作品リスト的にはイモ欽トリオ「ティアドロップ探偵団」と真鍋ちえみ「ねらわれた少女」の間に位置する作品。本人のアルバムで言えば、『テクノデリック』(YMO)と『フィルハーモニー』(細野ソロ)の間。
このシングルは、幸宏のドラムとシンセベースが淡々とリズムを刻むテクノサウンド+大村憲司のロックギターの相性のよさが、今さらながら確認できる名作。山下久美子の舌足らずなのに媚びてないヴォーカルも魅力たっぷり。“総立ちの女王”としてライブハウスを中心にある程度の地位を確立していた久美子さんが、あえて当時流行のテクノサウンドに踏み込んでいった意図はどのへんにあったのだろう。きっと古くからライブハウスで応援していたファンの中には抵抗を感じた人もいたんじゃないかな。タイアップが魅力だったのか、わりと冒険家なのか、単に事務所の方針だったのか。
しかし「♪君は赤道小町 抱けば火傷をするかも DOKI! DOKI!」ってCMソングとして強力にキャッチーだよなあ。細野さんの歌謡曲仕事上、イロモノ以外でもヒットを飛ばせるということを証明したという点でも重要作だろう。
ちなみにカネボウが同年秋にキャンペーンソングに採用したのは「すみれSeptember Love」だった。これも食玩8cm(ブルボンのほう)。
タイムスリップグリコなので1曲のみ。
ちなみにアナログB面は「トラブル99」作詩:菅原武彦、作曲:岡本一生。編曲はこちらも大村憲司で、やっぱりテクノ。
中古で210円。
7インチアナログシングルと並べてみると8cmのカワイさ100倍!
「アナログシングルの忠実な再現」をうたっていたような気がするが、並べてみると結構レーベル面のデザインは違ってるな。後ろに敷いた紙の中袋も、7インチは「COLUMBIA」で、8cmは「STEREO」と微妙に違う。たぶん完コピのほうがラクそうなので、これはわざと替えてるのかも。
①赤道小町 ドキッ '82 カネボウ化粧品 夏キャンペーンCM ソング
作詩:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:大村憲司
当時、タイトルに「ドキッ」って入ってるのがやけに新鮮に感じたような記憶が…細野作品リスト的にはイモ欽トリオ「ティアドロップ探偵団」と真鍋ちえみ「ねらわれた少女」の間に位置する作品。本人のアルバムで言えば、『テクノデリック』(YMO)と『フィルハーモニー』(細野ソロ)の間。
このシングルは、幸宏のドラムとシンセベースが淡々とリズムを刻むテクノサウンド+大村憲司のロックギターの相性のよさが、今さらながら確認できる名作。山下久美子の舌足らずなのに媚びてないヴォーカルも魅力たっぷり。“総立ちの女王”としてライブハウスを中心にある程度の地位を確立していた久美子さんが、あえて当時流行のテクノサウンドに踏み込んでいった意図はどのへんにあったのだろう。きっと古くからライブハウスで応援していたファンの中には抵抗を感じた人もいたんじゃないかな。タイアップが魅力だったのか、わりと冒険家なのか、単に事務所の方針だったのか。
しかし「♪君は赤道小町 抱けば火傷をするかも DOKI! DOKI!」ってCMソングとして強力にキャッチーだよなあ。細野さんの歌謡曲仕事上、イロモノ以外でもヒットを飛ばせるということを証明したという点でも重要作だろう。
ちなみにカネボウが同年秋にキャンペーンソングに採用したのは「すみれSeptember Love」だった。これも食玩8cm(ブルボンのほう)。
タイムスリップグリコなので1曲のみ。
ちなみにアナログB面は「トラブル99」作詩:菅原武彦、作曲:岡本一生。編曲はこちらも大村憲司で、やっぱりテクノ。
中古で210円。
7インチアナログシングルと並べてみると8cmのカワイさ100倍!
「アナログシングルの忠実な再現」をうたっていたような気がするが、並べてみると結構レーベル面のデザインは違ってるな。後ろに敷いた紙の中袋も、7インチは「COLUMBIA」で、8cmは「STEREO」と微妙に違う。たぶん完コピのほうがラクそうなので、これはわざと替えてるのかも。

久美ちゃんはかなり聴きましたが、この曲はやっぱり冒険だったよなーと改めて思います。が、この曲あってこそ、より彼女の名が世間に知れ渡ったのも確かですし間違いはなかったのではないでしょうかね。それに80年代の彼女の世界の広がりはやはりこの曲があったからだと思うし。NOBODYに大沢、その後の布袋しかり、彼女をより魅力的な女とするきっかけとも言える革命的な1曲だなと。今聴いても名曲ですね。
祥さんの「ソフィア」好きは承知しております(笑)。確かに山下久美子の資質からすると、ソフィアのほうがマッチしていると思いますね。それほど詳しくないのですが、昔『アニマアニムス』というアルバムをラジオで聴いて、やるなあ、と思った記憶があります。