「カンフー・ファイティング」 小林克也＆ザ・ナンバーワン・バンド 1993年

遅くなったが、復帰おめでとうございます。

日本でDJといえば、糸井五郎かこの人。「小林克也＆ザ・ナンバーワン・バンド」は1982年結成、現在まで解散したという噂は聞かない。が、しばらく活動の噂もない。

①カンフー・ファイティング
作詞：加州夏＆レイモンド・チュウ、作曲：CARL DOUGLAS、編曲：深町栄
オリジナルはカール・ダグラス、1974年のディスコ・ヒット。「吼えろドラゴン」というＢ級感バリバリの邦題が付いていた。ジャマイカ出身、カール唯一の全米＆全英ナンバーワン・ソングである。
イントロの雄叫びから、中華風のフレーズが入るところも、ほぼ原曲どおりのアレンジ。これも原曲同様、これといって意味のない歌詞は、過剰にお笑いに走ることもなく、コミックソングと言うより普通の日本語カヴァーか（小林克也のヴォーカルには、ややお笑い的な誇張を感じるけれども）。アウトロで「Do The Hustle!」などの70'sディスコ・ヒッツの断片が散りばめられている。

②永遠に不滅のMr. Baseball
作詞：小林克也、作曲：南佳孝、編曲：斎藤誠
この酔っ払いのハナウタみたいな曲、南佳孝か…。タイトルから分かるとおり、長島さんに関する歌詞に、下ネタを織り交ぜつつ全体としては何だかよく分からない印象。長島のモノマネで「んーどうでしょー」と言ってるのは小林克也ではないようだが、誰だろ。

定価930円、中古で300円。
色鉛筆で丁寧に描かれたお札のイラスト、小さく「甘金印刷局製造」の文字が見える。スージー甘金だったのね。

4月に入院、手術を行って月末には退院したみたい。仕事は完全復帰したようだ。
お大事にしてください。