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オーケン、エンケンを歌う。
エンケン=遠藤賢司はデビュー当時、はっぴええんどとの交流が深く、はっぴいマニアの佐野史郎氏は「はっぴいえんどうけんじ」と呼んでいたとのこと。最近でも細野晴臣、鈴木茂とは親交があるようだ(大瀧詠一はもともとエンケンのバックには関わってないし、松本隆はご存知のとおりドラマーは廃業しているので)が、細野・大瀧あたりの御隠居感に比べると、その現役バリバリの姿は神々しくさえある。
オーケンこと大槻ケンヂは、筋肉少女帯を脱退後、現在は「特撮」というバンド、ソロ・アーティスト、文筆家、あるいはTVタレントとして活躍中。
ほんとうは「エンケンのミッチー音頭」(1989)の8cmがあればカッコよかったんだけど、持ってないものはしょうがない。で、オーケンによる「カレーライス」のカヴァーを。
1995年、オーケンのソロ・デビュー盤は、ジャパニーズ・パンクを中心にしたカヴァー集。アルバムタイトルも「オンリー・ユー」だった。
①オンリー・ユー
作詞:田口トモロヲ、作曲:ばちかぶり、編曲:ばちかぶり&中山努
美しいストリングスのイントロ~パンクなギターサウンドに、シャンソンを思わせる切ないメロディーが乗る。オリジナルは聴いたことないけど、名曲でしょう。アレンジにばちかぶり、てことはオリジナル・メンバーが参加の模様。筋少とはナゴム仲間。今やプロジェクトXの人・田口トモロヲ、若き日の熱いラブソング。
②カレーライス
作詞・作曲・編曲:遠藤賢司、ストリングスアレンジ:中山努
エンケン作品中、最も知名度の高い曲。今もほとんどのライブで演奏される定番曲でもある。
ギター演奏はエンケン。ストリングスは必要かなあ?と思うが、この代表曲をエンケンのギターだけでやるのは、そのまんま過ぎるだろってことかな。まあ、やってみたかったんだろうね。オリジナルを超えようなどとは微塵も思っていない、謙虚なカヴァー。
オーケンは他にも、みうらじゅんプロデュースのエンケン・トリビュート盤「プログレマン」のラストで、こちらも代表曲「不滅の男」(こっちのほうがオーケンにはあってる)を正攻法でカヴァーしている。同アルバムでは曽我部恵一が「カレーライス」を、佐野史郎が「Hello Goodbye」をカヴァー。遠藤みちろうも参加してた。
③天プラ
作詞・作曲:遠藤みちろう、編曲:THE STALIN&中山努
エンケンの弟、(10/9訂正。実弟ではなく、叶姉妹的関係のようだ)みちろうのバンド、ザ・スターリンのカヴァー。もろ、パンク。1分9秒のアルバム未収録曲。
これもザ・スターリンがアレンジってことは、演奏もそうなんだろう。なんだか豪華。
④①のカラオケ
定価1000円、中古で200円。
最近エンケンは「エンケン対日本武道館 不滅の男」という監督・主演をつとめた映画を完成させ、もうすぐ公開の予定。先週、映画公開記念の「エンケン祭り」というライブ・イベントがあった。対バンは曽我部恵一バンドと銀杏BOYZという中堅と若手。銀杏BOYZのステージでの観客の荒れ狂いぶりにはびっくりしたが、エンケンも「曽我部くんと銀杏BOYZの女性ファンをとりに来ました!」と負けてはいない。「外は雨だよ」カッコよかったなあ。ドラム叩きながらギターを弾く、という目を疑うパフォーマンスも凄まじかった!
その会場で売られていた7インチ・シングルが写真右。笑顔が眩しすぎる58歳。
久々にアナログ・シングルを新品で買った。映画前売り券とセットで2000円。
①純音楽魂の唄(映画主題歌)
②踊ろよベイビー(映画バージョン)
もちろん、作詞作曲演奏歌、全てエンケン。もう、言うことありません。
「僕は僕の曲は全部好きです」(ベスト盤「純音楽一代」のライナーより)と言い切る、稀代のパフォーマー・エンケン。バンドでのライブもいいが、やはり真骨頂は生ギター一本と歌のみで勝負するソロ・ライブだろう。ひとりで完結する音楽、という点では矢野顕子と双璧か。生きる伝説、近くに来たら見といたほうがいい。ほんとだよ。
エンケン・オフィシャル・サイト
エンケン=遠藤賢司はデビュー当時、はっぴええんどとの交流が深く、はっぴいマニアの佐野史郎氏は「はっぴいえんどうけんじ」と呼んでいたとのこと。最近でも細野晴臣、鈴木茂とは親交があるようだ(大瀧詠一はもともとエンケンのバックには関わってないし、松本隆はご存知のとおりドラマーは廃業しているので)が、細野・大瀧あたりの御隠居感に比べると、その現役バリバリの姿は神々しくさえある。
オーケンこと大槻ケンヂは、筋肉少女帯を脱退後、現在は「特撮」というバンド、ソロ・アーティスト、文筆家、あるいはTVタレントとして活躍中。
ほんとうは「エンケンのミッチー音頭」(1989)の8cmがあればカッコよかったんだけど、持ってないものはしょうがない。で、オーケンによる「カレーライス」のカヴァーを。
1995年、オーケンのソロ・デビュー盤は、ジャパニーズ・パンクを中心にしたカヴァー集。アルバムタイトルも「オンリー・ユー」だった。
①オンリー・ユー
作詞:田口トモロヲ、作曲:ばちかぶり、編曲:ばちかぶり&中山努
美しいストリングスのイントロ~パンクなギターサウンドに、シャンソンを思わせる切ないメロディーが乗る。オリジナルは聴いたことないけど、名曲でしょう。アレンジにばちかぶり、てことはオリジナル・メンバーが参加の模様。筋少とはナゴム仲間。今やプロジェクトXの人・田口トモロヲ、若き日の熱いラブソング。
②カレーライス
作詞・作曲・編曲:遠藤賢司、ストリングスアレンジ:中山努
エンケン作品中、最も知名度の高い曲。今もほとんどのライブで演奏される定番曲でもある。
ギター演奏はエンケン。ストリングスは必要かなあ?と思うが、この代表曲をエンケンのギターだけでやるのは、そのまんま過ぎるだろってことかな。まあ、やってみたかったんだろうね。オリジナルを超えようなどとは微塵も思っていない、謙虚なカヴァー。
オーケンは他にも、みうらじゅんプロデュースのエンケン・トリビュート盤「プログレマン」のラストで、こちらも代表曲「不滅の男」(こっちのほうがオーケンにはあってる)を正攻法でカヴァーしている。同アルバムでは曽我部恵一が「カレーライス」を、佐野史郎が「Hello Goodbye」をカヴァー。遠藤みちろうも参加してた。
③天プラ
作詞・作曲:遠藤みちろう、編曲:THE STALIN&中山努
これもザ・スターリンがアレンジってことは、演奏もそうなんだろう。なんだか豪華。
④①のカラオケ
定価1000円、中古で200円。
最近エンケンは「エンケン対日本武道館 不滅の男」という監督・主演をつとめた映画を完成させ、もうすぐ公開の予定。先週、映画公開記念の「エンケン祭り」というライブ・イベントがあった。対バンは曽我部恵一バンドと銀杏BOYZという中堅と若手。銀杏BOYZのステージでの観客の荒れ狂いぶりにはびっくりしたが、エンケンも「曽我部くんと銀杏BOYZの女性ファンをとりに来ました!」と負けてはいない。「外は雨だよ」カッコよかったなあ。ドラム叩きながらギターを弾く、という目を疑うパフォーマンスも凄まじかった!
その会場で売られていた7インチ・シングルが写真右。笑顔が眩しすぎる58歳。
久々にアナログ・シングルを新品で買った。映画前売り券とセットで2000円。
①純音楽魂の唄(映画主題歌)
②踊ろよベイビー(映画バージョン)
もちろん、作詞作曲演奏歌、全てエンケン。もう、言うことありません。
「僕は僕の曲は全部好きです」(ベスト盤「純音楽一代」のライナーより)と言い切る、稀代のパフォーマー・エンケン。バンドでのライブもいいが、やはり真骨頂は生ギター一本と歌のみで勝負するソロ・ライブだろう。ひとりで完結する音楽、という点では矢野顕子と双璧か。生きる伝説、近くに来たら見といたほうがいい。ほんとだよ。
エンケン・オフィシャル・サイト
オフィシャル見ると、7インチだけでも通販するみたいですよ。前売り券は1300円だから、普通に700円かな。映画、楽しみです!
>この神様と同じ時代に生きてるって幸せですよね。
うんうんうん!(首が折れるほど激しく同意中)
じゃ、そーいうワケでいつか8cm師匠と一緒にBassmanさんのお部屋掃除に行くからね!ヨロシクゥ(笑)。
●Bassmanさん
アナタまで、「師匠さん」って…(笑)
やっぱりこのHN長すぎて面倒かなあ。
moonlightdriveのほうが13文字で長いけどね。(私は11文字)
ブログタイトルも長いからねえ。
グレノスや月ドラみたいに略してみる?
じゃあ「失8」?「牛八」?「牛八さん」?
…止めときます。
そうそう、ミッチー音頭、早く返してください(笑)。
音源はベストで聴けたけど、コレクター的にはやはり8cm。
羨ましすぎです!
しかし、オーケンの8cmまで持ってるとは…
やりますねー。
よーく考えてくださいよ、一緒に行ってもブツはひとつ。
血みどろの奪い合いは必至!
婦女子と争いたくはありませぬが、
コレクターは獲物の前では鬼畜化するかも(笑)。
祥さんがときどき使ってくれてる、「8cmさん」が妥当かな。
なんか一寸法師的なファンシーさが私のキャラとミスマッチでいいんじゃないでしょうか(笑)。
あ、でも前は3文字だったのか。
8cmも3文字、そのうち「8」か。
細かいですが↑、moonlightdriveさんは、
14文字でした。訂正してお詫び申し上げマス。
のmoonlightdriveです(笑)。
8cmさん、って初めて聞いた人はなんのこっちゃ、
で可笑しい…いいっすねー(笑)。
そのうち「8」?「八兵衛」とか?
しかし…
遠藤ミチロウさんってエンケンさんの弟なの!?
ここまで生きてきて、初めて知った!!!
そうなんだあー…!これって音楽ファンとして
常識の範疇?うわーほんと勉強になるなあこのBLOG。
それにしてもパンクな兄弟ですね、出方は違うけど。
あからさまにお呼び立て致しまして、申し訳ございません(笑)。
う~ん、遠藤兄弟が常識か、と言われると難しいですが、一般的には鈴木兄弟よりメジャーかも?まあ、一緒のバンドじゃなくて、それぞれ立ち位置がしっかりしてる、というスゴイ兄弟ですよね。漫画界におけるちばてつや・あきおみたいな。