失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「Who Who Who」 鈴木蘭々 1997年

2010-10-28 | 
コモリタミノルの1997年作品をもう2枚。

もうそれほど言うこともないけど、小森田さんのマニエリスムを楽しもう。鈴木蘭々の7th&8thシングルはタイトル曲が小森田作品。

左から。

①Who Who Who
作詞:川村真澄、作曲・編曲:小森田実
SMAP「SHAKE」とFolder「パラシューター」のバリエーション。マイケル度でいえば木村拓哉を1、三浦大地を100万とすれば蘭々は5000くらいかな。自分で書いてて意味がよく分からん。自己肯定が過剰な歌詞がちょっと苦手。

②Spring has come
作詞:川村真澄、作曲:谷本新、編曲:CHOKKAKU
完全にEW&Wなコーラスとそれっぽいリズムのファンク歌謡。谷本新はSMAPはじめジャニーズ仕事の多い作家。

③①のカラオケ

定価1000円、中古で100円。



右が8thシングル。

①Shoobie Doobie Doing
作詞:川村真澄、作曲・編曲:小森田実
まあ、これも…基本構造は近いけど、微妙にスウィング感が加味されたベニー・グッドマン調のアレンジ。

②大目に見てよ!
作詞:川村真澄、作曲:馬場孝幸、編曲:CHOKKAKU
あまりにも①に似たアレンジ。シングルとしてコンセプトがしっかりしているとも言えるか。サビのメロディが、嫌がらせかと思うほど難しい!蘭々ほどの歌い手でも、これで音程合ってるの?と心配になるほどに。

③①のカラオケ

定価1020円、中古で100円。

この2枚のシングルは蘭々の現時点で最後のアルバム『One and Only』(1996)のあとにリリースされたので、すべてアルバム未収録。だからと言って、プレミア価格にはなっていないようだ。

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やっぱ京平のが合ってるかも。


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