「ただ風は吹くから」 竹内結子 1998年

オフィシャルサイトではなかったことになってるし、Wikiでも無視されている、竹内結子の唯一の8㎝シングルにして、唯一の音源。

①ただ風は吹くから　映画「イノセントワールド」主題歌
作詞：水野幸代、作曲・編曲：日向敏文
まず、声が若い。今はかなり迫力が出てきて、どっちかと言うとガラガラ声系。竹内さんにもこんな素直な声が出せるんだ、と妙に感心してしまう。アレンジはフォルクローレ調で、6/8拍子の1と4にアクセントをつけるリズム。ちょっと調べたら、南米とくにボリビアあたりのクエッカ（Cueca）に近い。抑えたAメロから開放感のあるサビへの流れがドラマチック。後半、シンバルが主張し始め、パーカッションがリズムを複雑化させていく展開が結構スリリングで、映画のエンディングっぽいか。力の入った演奏に対して、余裕なくメロディを追いかける竹内さんの歌唱が初々しくてよい。大女優への道を着実に歩み、もう二度と歌うことはなさげなのも、このトラックの価値を高める。

②カラオケ

定価714円、中古で525円。
竹内結子、18歳。文句なしの美少女だな。最近の浅野温子化がちょっと気にかかっている。