「誰もいないXmas」 神崎ゆう子 1994年

昨年のこれはゲスト・ヴォーカリストとして、今年は細野さんがプロデューサー＆ソングライターとして関わった作品。

①誰もいないXmas　produced by 細野晴臣
作詞・作曲：忌野清志郎・細野晴臣、編曲：細野晴臣、コーラスアレンジ：コシミハル
HIK（坂本冬美→神崎ゆう子）あるいはHIS×SWING SLOW的な超豪華メンバーによる知られざる名曲。神崎さんの歌って童謡的な要素はありつつ、ホントに表現力が豊かで感心する。このちょっと寂しげな曲ではコシミハルに近いスタイルで、静かに雪が降り積もっていくような何とも言えない深みを感じさせる。アレンジは1991年のHISを思わせるテクノ・ポップ。誰もが認める超名曲ってわけではないかもしれないけど、このひっそりとした佇まいがたまらなく好き。収録アルバム『クレッシェンド』(1995)は他に小田和正や財津和夫といった超メジャーどころが楽曲提供をしていたようだが、既に廃盤。なかなか聴こうとしても難しいか。あ、少しならここで試聴できます。

②にじのいろとおほしさま　NHKおかあさんといっしょ～今月のうた
作詞：遠藤幸三、作曲：神保彰、編曲：船山基紀
こちらはストリングス中心のアレンジで、ディズニーっぽいドリーミー・ポップ。どちらかと言うとNHK的な歌唱かな。

③④カラオケ

定価1000円、中古で280円。
真っ赤なタキシードに帽子のゆう子お姉さん。ジャケもカワイイ。

関連作

ゆう子お姉さん
「ふりむけばカエル」（ここのコメント欄で予告したのが今回のシングル）

HIS
「夜空の誓い」
「幸せハッピー」　これはマキシ


それでは、メリークリスマス！