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失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「小松政夫の電線レゲエ」 小松政夫 1995年

2015-04-20 | 
小松政夫、唯一の8㎝。

1976年の大ヒット「電線音頭」のリメイク盤。プロデュースはランキンタクシー。
カップリングにはオリジナルヴァージョンを収録。

同じく1995年に、加藤茶が同じようなリメイクもの「ラップミヨちゃん」をリリース。そんな流れがあったようだ。

①小松政夫の電線レゲエ 4分44秒
作詞:田村隆、作曲:不詳、編曲:ランキンタクシー
(しらけ鳥音頭 作詞:中山大三郎、作曲:平川志郎・小杉仁)
下記の伝説的ヒット曲をレゲエアレンジでセルフカヴァー。オープニングにはデンセンマンの高笑いをサンプリング。ランキンタクシーの口上に続く女性コーラスが「小松の親分さん」「チュチュンがチュン」と盛り上げる。小松政夫は往年のギャグを織り交ぜつつひとりで歌う。途中完全に音が止まり、カラスの鳴き声に続き「しらけ鳥音頭」(1977)が挿入される。鉄砲の音で再び電線レゲエに戻り、最後は淀川長治のモノマネで締め。

②デンセンマンの電線音頭 1976 3分47秒
デンセンマン、伊東四朗、小松政夫、スクールメイツ・ジュニア
編曲クレジットなし。
そして19年前のオリジナルをここに収録。ジャケットには「初CD化!!」と書かれている。「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」は毎週楽しみに見ていた。伊東四朗と小松政夫はキャンディーズを活かすことにかけてドリフより上だったな。そして、小学生の心はデンセンマンのキャッチーさには抗えなかった。「ニューギニアの火力発電所から送電線にのってやって来た」って設定。キャラデザインは石森章太郎。「チュチュンがチュン」のリズムに乗って、歌い出すのはベンジャミン伊東(伊東四朗)。2番を小松政夫が引き継ぎ、3番でいよいよデンセンマンが登場。デンセンマンパートのみビンテージぽいシンセが加わり、スペシャル感を演出する。深いエコーがかったデンセンマンの声は声優の堀勝之祐が担当していたらしい。おっ、ベルばらのフェルゼンか。4番はスクールメイツ・ジュニアの合唱、5番6番は全員で。といってもデンセンマンは最後にちょっとだけ歌って、最後お別れの挨拶をして去っていく。全体に意味不明なエネルギーにあふれた怪作。

③小松政夫の電線レゲエ(EDITED VERSIONカラオケ) 2分46秒
しらけ鳥パートがないので①よりかなり短い。

④デンセンマンの電線音頭(オリジナル・カラオケ) 3分52秒
デンセンマンの口上入り。②ではデンセンマンの部分にしか入らなかったシンセが、歌メロを全編でなぞる。当時作られたカラオケなのかな。

定価1000円、中古で400円。
小松の親分さん、53歳。左下にが小さくデンセンマンの姿も見える。

ジャケ見返しには電線音頭ふりつけイラスト入り。

昨年『デンセンマンありがとうデラックス・エディション』がリリースされた。「電線音頭」はもちろん「しらけ鳥音頭」などが入ったアルバムの再発盤。ボーナストラックとして電線音頭のオリジナル「三枝の電線音頭」が収録されている。

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2 コメント

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Unknown ()
2015-05-02 04:15:41
>おっ、ベルばらのフェルゼンか

わははは!なんちゅーマニアックなとこまでついてるんでしょう。少しサボっている間に記事が沢山あって喜んで読んでいた中にまさかの「電線レゲエ」があったとは!

これ、前勤めていた店にたった1回、たった1枚だけ入荷してきたんですよ。あの時買えば良かったなあ。とりあえず品出しして夜帰る時に買おうと思ったら、既にどなたかが買われた後で、ガッカリしたのを覚えてます。

しかし…なんというスペシャル豪華な内容!これは間違いなく買っておくべき商品だったのですね。更にガクッ。この意味不ワールドそれこそが、「みごろ!たべごろ!笑いごろ」そのものでいいですねえ。ベンジャミン伊東が現れた瞬間に始まるカオスな世界…それと同時にムー一族があったりね、ああいう奇天烈な世界を小学生で経験できた私達は幸せでしたね(笑)

お宝CD(私にとって)の紹介、どうもありがとうございました。買えなかったけれど、内容ががわかってスッキリしました。
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Unknown (nakamura8cm)
2015-05-03 01:05:10
デンセンマンの正体なんてリアルタイムではまったく気にしていませんでしたが、Wikiがあるとついつい辿っていってしまうというヤツですな。

これはねえ、やっぱオリジナル入ってるのが嬉しすぎる!
まさにカオス。昭和バラエティのわけの分からない勢いに改めて圧倒されました。

東村山音頭は8㎝ないんだよなあ…
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