医療の現場にいるとわかりますが、インターネットの情報には偏りがあります。
地域差もありますし、海外の論文を専門知識が無いまま誤訳してしまう事もあります。また今では否定されている古い間違った文献も同時に検索されてしまいます。
さらに言えば情報の発信者も偏ります。今現在でも積極的にインターネットで情報発信する人は、「ある種」の人達だからです。ツイッターにしてもフェイスブックにしても、マーケットツール化してしまい、要は新聞の折り込みチラシと変わらない状態です。
でも「インターネット」で医療や健康情報を検索してそれを鵜呑みにして信じてしまいます。
インターネットの情報を基に病院に行ってみると異なる事も多々あります。インターネットの世界は限られた情報が重複して引用されていて針小棒大になっています。最初の情報が曖昧でも引用が繰り返される事でそれが標準情報になってしまう事も多々あります。
つまり、インターネットで得られる情報は偏りがありますし、実際に個々のケースについてはネットよりもそのキュレーター（専門知識と分析と提供が出来る能力を有する人）に直接会って話を聞き、質問をした方が正確です。
