NAKAGAWA-AMBIENT 中川一郎 aka ambient samurai 片言集

2004年以来の中川一郎の音楽活動関係のこと。その他。ambient samurai

今日のもう一言 やっつけ仕事

2008-08-30 13:50:23 | インポート
私の父親は勤め人で、「やっつけ仕事はいけない」というようなことをよく論じていた。

仕事は丹念に丁寧に準備し、段取りと根回しよろしくしっかりと。そのような在り方が本来でという価値観。「やっつけ仕事」はそこから外れる。

最近感じるのは、伝達と蓄積と検索が、父親が仕事をしていた頃よりもはるかにしやすくなったので、さしあたりの結論が得られる、仕事をやっつけることが積極的に評価されるたぐいの仕事が増えてきている気がするのだが。


今日の一曲 Syd Barrett

2008-08-29 07:27:28 | インポート
No Man's Land Syd Barrett

今となっては、思い起こすことすらなくなってしまったが。

また、自分がやっている音楽を聴いても、そういう片鱗が感じられるかどうかはわからない。

が。

私が音楽活動を十数年前に再開するにあたり、方法を考えた際に、去来していたのは、シド・バレットのソロ、「帽子が笑う」だった。

思い出した。


今日のもう一曲 吉田拓郎

2008-08-28 07:50:47 | インポート
おきざりにした悲しみは 吉田拓郎

今年は「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を視ることができた。

春先、

この機会を逃したら二度と映画館で観ることはできないだろう。日本はそのような国だ。

というようなせっぱつまったことを思って出掛けた。新宿でつごう二回観た。

東京で観ることができるのはあれが最後かと思いきや、先週から、下高井戸で上映しているらしい。

この歌は1973年の春あたりにリリースされたのではなかったかと思う。しばし、わからなかった歌のいわんとしていることが。

その「しばし」は、二十年ほどつづいたが。

ようやく、運動に身を投じることをした男の時折、ふと訪れる回想の歌なのではないかと思えるようになった。それが十年くらい前か。

今年、「実録・連合赤軍」を観て、その思いが確固たるものとなった。

それでお前はどうなんだ。 と問われそうな気もする。 そう問うあんたはどうなんだ。

と聞き返したい気もする。

そんなことも問い返さず、この歌の一番を歌うのがよかろう。そうしよう。