NAKAGAWA-AMBIENT 中川一郎 aka ambient samurai 片言集

2004年以来の中川一郎の音楽活動関係のこと。その他。ambient samurai

制作メモ 051224-1-3

2005-12-27 19:40:59 | インポート
どこにも行くあてのない

どこに行くあてもない

締切のない

締切もない


どこへ行くあてもない どこに行くあてもない

締切も期限もない

締切も期限もない

何の制約もない

何の制限もない

何の聖域もない

旅こそが記憶だ

旅こそ記憶だ

方法にも

方向にも

旅こそ予言だ

出発する予言だ


空間に恋して 田中泯 PLAN B に行った。

2005-12-27 09:17:10 | 瞬フレーズ

全く音楽は使われていない、舞踏だけの公演であった。

漬物石が、叩き落とされ、転がされる。その音。

そして、僅かなセリフ。セリフなのか、どうか、不明な、照明への指示。その声

だが、PLAN Bは音楽で満たされていた。

舞踏が進むに連れて、ぼくの中では、音楽が鳴りはじめ、停まることはなかった。

ぼくの中では、ロックバンド編成での音楽が響いていた。その音楽をそのまま実現できたら、どんなに素敵たろうと思った。が、一度、響いた音楽は、後に、自分が歌い下ろし、弾き下ろす時に効いてくる。

田中泯さんの舞踏は、ぼくにとって体験だ。

時おり、その体験をしに、Plan Bに行きたくなる。

Plan Bでは、田中泯さんの息遣い、汗、細かな表情。

その存在の全てを、その場で体感できる。稀少な、貴重な場である。

中川一郎@Plan Bの田中泯の公演には、これからもふと出かけるだろう。


制作メモ 051224-1-2

2005-12-27 08:24:47 | インポート
クラゲがタンゴを踊っている

海月がTANGOを踊っている

そのクラゲが、宙を舞う

そんな海月が、宙を廻る

そんな水母が、宙を舞う

三次的な情報の洪水から逃れて

三次情報を加工して四次情報を

三次情報を加工して四次情報を

あたかも時を越えてやってきたかのように

あたかも、時を越えてやってきたかのように

作詞 中川一郎 2005年12月24日歌い下ろし

海月のタンゴ教室


制作メモ 051224-1-1

2005-12-27 07:47:45 | インポート
すべての思いが、 小さな気泡になって、上昇っていく

すべての思いが、 小さな希望担って、 上昇していく

それが海のイメージ

それが海のイメージ

お前は翼を閉じて

ただ沈みはじめて

もう誰にも届かない

もう誰にも手の届かない

海溝の底に

海溝の底に

身体を潜める

作詞 中川一郎

海のイメージ、あるいは、青白き悦びのレアリスム