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NHKスペシャル「大往生~わが家で迎える最期~」

2019-02-24 21:50:03 | 日常
先ほど、たまたま観ていたNHKのドキュ

メンタリーのテレビ。

森鴎外の孫で小堀鴎一郎医師は定年後、

埼玉県の堀ノ内病院に勤務し、各お宅を

訪問往診しており、

在宅にて最後を迎えたい人を診ている。

その中の一軒のお宅、

小さな頃、娘さんは病気で視覚障害にな

り、夫婦で見守っていたが3年前に奥様が

脳梗塞で亡くなり、ご主人が目の見えな

い娘を育て、家事全般全てを行っていた

ようです。

しかし、肺がんが見つかり、

目の見えない娘さんがお父さんを介護す

ることになり、

病院で入院することを勧めたが、「目の

見えない娘を一人にすることはできな

い。」と在宅介護を選択し、

娘さんも今までお父さんが自分の為に家

事全般をしてくれたことに感謝し、

今度は、娘さん自身がお父さんの介護す

ると決め、親戚の方から料理を教えても

らい、ヘルパー、ケアマネ、看護師、小

堀医師と様々な方のサポートが入り、

お父さんの看取り介護をされ、

5ヶ月後、娘さんに看取られ、最後の最

後、心臓が止まり、呼吸が細くなり、

呼吸がなくなるまで手で確かめながら

手当てをし、感動させられました。。。

娘さん、お父さん共によく頑張ったと思

います。

うちの母は施設で、父は病院で息を引き

取りましたが、

私も仕事をしている以上、在宅介護なん

て考えたことはありませんでしたが、

やはり、その家庭、利用者の事情により

最期を選ぶ権利があり、

最後を穏やかに過ごす為にどのような希

望があるのかを示すことが大切だな。と

思いました。