昨晩は疲弊していたのかパソコンの前で眠っていた。
いや、記憶にないので失神とかいうなよ。たしかに、夜中23時30分ごろの室温が37度だったのよね。
ずーっと汗がじんわりとでてくる超低温サウナって感じだったからねー。
われに帰ったときは26時ごろでして、喉がカラカラだったので、ヘロヘロになりながら水を飲んでそのまま嫁の横へ転がった。つまり布団にどてっ...。と多分しているんちゃう?
嫁のニマニマしている寝顔までが記憶にある。
次の記憶は、「朝飯食いやがれ」と嫁に蹴られるところからなのだ。
って、ことで昨晩はブログ書きをさぼりました。ちゃんとネタはあったのにね。
ということで、昨晩のネタを書くのです。
と、その前に.....
プチ人気があるらしいやつを...
本日のバケツです。
約30時間の降雨量です。撮影日時は7月11日22時ごろてす。
30時間でこれだけ溜まるって凄いと思いません。
ずーっと雨降りではありませんよ。
30分ぐらい超強烈えげつないパッシャーって雨が降るのが数回あるんです。
その時はもの凄い突風も吹き荒れます。とんでもない天候です。
田畑が風で大変なことに、看板やテントも被害が出てますよ。
さてさて、昨晩に書く予定だったネタです。
数日前にリサイクル屋にて330円でゲットしたスキャナです。
嫁専用になるのですが、嫁に引き渡す前にちょっとメンテナンスです。
だって、そのまま嫁に引き渡して、もしなにか不具合があったら、嫁から何をいわれるかわかりません。「余計な仕事を増やしやかってー」程度なら可愛いものです。まあー、そうならないためにも先に手を入れておきます。
このスキャナですが、リサイクル屋店頭にて私は気づいてますよ。
スキャンガラス面の、なんとなんと、内側が盛大に曇っているのです。
写真でわかります。サザナミのように妙な曇りなんですよ。
内側が曇っているから、330円で処分されていたものと思います。
曇っているの分かって買っているってことは、治す自信があるってことですよ。
というのは、この薄いタイプは存じませんが、昔のごっつい箱仕様のクソ重たいスキャナは何回が分解修理しているのよ。まあー、そういうのと比較してミニチュア版ってことでしょ。という安易な思考です。
もし弄り壊したとしても330円の勉強代として、私が泣いたらいいだけの話です。
さてさて分解なんですけど....
外観をじっくりと見ます。ゴム足をめくって中にネジがあったりしないかの確認もしました。
こいつって、カバーヒンジのところ2ヵ所にしかネジがないです。
本当かよ?。コストカットをここまでしているのかよ?。って思いました。
スキャナって精密機器だよ、けっこうな制御機器なんだよ。それなのにネジ2個だけって...
この広い大きい筐体の隅々をひっかけクリップにしてネジ2個で押さえてあるってことですよ。
ヘタにこじ開けてシャーシに曲げ癖つけてはいけません。もちろんクリップを折ってはいけません。
こういうのはスルッと抜ける角度があるはず、とプチ知恵の輪というかお手玉しながら2枚開き完成です。
御開帳して驚いたこと....
内部がこんなにちゃちぃーのか、とか、ガラスが両面テープで貼られているのか、とか....
まあー、そんなのはネジ2個で封がされているところで察していたのでそうではないのです。
私が驚いたのは.....
なんとなんと.....
こいつから、
女性の芳香がモアーンと.....
醸しよるのです。
分かってもらえます?
機械を分解したら、開けた瞬間にメスの匂いですよ。というか、女性の部屋独特の香りですよ。
いろいろとイメージしてください。
私の顔がどんなになったか、想像してください。
前オーナー様は女性なんでしょう。またはオカマさんですね。
それとも女性社員が沢山いる会社とかなのかな?
さてさて....
ガラスの裏側にアクセスできる状態ですよ。
あっ。ガラスというてますけど、これって多分アクリルだと思います。でも私の慣習というかスキャナはガラスというイメージがあるのでガラスという説明で進めますね。
曇りって実質汚れなのよね。
汚れが着くってことは、静電気か結露の類でホコリを寄せ付けているってパターンだと....。それが私のスキャナ修理の経験則でした。
なので、ブロアでまずは吹き飛ばしてみて、どのぐらい貼り付いているのよチェックをしてみます。
ブロアでシュッシュッと風を吹きつけたら、なんとなんと、女性の芳香がモアモアと立ち上がるのです。
なんだと?、ガラスに女性のフェロモンがたっぷりってことか?
キズをつけるようなチリ含有の汚れではなく、どちらかというとシリコングリスをなすくった薄い濁りを伴った汚れなのよね。
それならティッシュで拭いてみることに.....
えええっっっ。ニュルって感触があるっす。おいおいこれって...
まさかの油系物質・・・。
指で触ります。間違いありません。油だ。めっちゃ薄く油がコーティングされている。それも女性の芳香で....。
絶句です。
思わず、駄目ジャン、バカやろうって....
やめときゃいいのに。勇気の人差し指を嗅いでしまった。こんなものに女性を感じている私はダメ人間確定ってか?
ガラスがこうなっているってことは、スキャナ内部がほぼこの油でコーティングされていると思え。
さすがに内部部品を取り外してまでの徹底掃除は考えてません。ベルト周りを分解するとスキャナの精度にかかわるのでヘタに分解しないことです。
まあーねー、油だからねー。この手ののはマジックリンでどうだろう?と、ウエスにマジックリンをちょっとつけて拭いてみました。
駄目だー、この油は粘度高しです。マジックリンで解けますが綺麗に拭き取りできず微妙な虹汚れが残ります。
こうなると揮発するやつで拭き取りなんだけど、相手がアクリルだとすると....
相応に悩みますよ。アクリルを侵さないやつって、攻撃性の弱い溶剤を.....
燃料アルコール、自動車用パーツクリーナー、除光液、こいつらは危険だろうとあきらめます。
薄い溶剤って、私の中ではシールはがしなんですよ。
こいつでチャレンジしました。
フチの両面テープが貼られている部分で実験です。15分ほど放置して溶剤にまけて白く濁ったりしていないか確認です。成功しました。
そうなると、あとはこいつを吹きかけて磨き上げるだけです。
ちなみに苦戦するのは、読み取り部分です。ここだけは丁寧に処置しました。
よっしゃー綺麗になったぞー。元通りに組み立てます。
その他の外観チェックです。気になったところだけ撮影です。
カバーに仮固定テープが貼られている。
多分、フイルムスキャンパーツと交換するときに云々って感じの代物と思うけど、これをメクッて上カバーから、またメスの香りがするものが現れたら仕事が増えるので、手をださないことにします。
ようするに「見えん見えん」です。
スキャナの裏面、底面です。
ブツブツの変体仕上げになってます。
これって滑り止めゴムとかの上にスキャナが置かれていたのと違うかな?
ゴムが加水分解してスキャナに貼り付いているものと思います。
ちなみにこのブツブツからメスの香りはしませんよ。
このスキャナですがリサイクル屋で外観は綺麗に掃除されているんですよ。きっと全体から女性を醸していたんと違うかなー。それを掃除してくれているんでしょう。
でも内部まではさすがにということでは...
さあ、動作確認です。
って、動作確認もせずにいきなり分解してたので、初接続ですよ。
フラットベットスキャナって、立体物を立体物のようにスキャンできなければならないというのが私の持論です。安物スキャナはガラスに接しているところだけスキャンできて数ミリ浮いたところは黒抜けするのよね。かしこいスキャナはガラスから浮いたところはいい感じにピンボケで色を保持してくれるんです。
立体物がほどほどにスキャンできれば、とってもベッピンさんの画像をゲットできるのよね。
さて、このフェロモン悶々だった娘は、どこまで仕事してくれるかですよ。
すぐそばにある立体物を並べてスキャンです。
お前は、まだWindows7なのか?とかはほっといてください。
この赤いミニノートは実験用なのであえてWin7のままにしているのです。
立体物の明暗表現もいい線いってます。
ノギスの鈍い金属光沢と、マジックのポリ素材の赤色表現といい、なかなかだと思います。
というか、A3の真面目な大型スキャナに近い色表現しよるなー。もしかしてこのしょぼいボティーでCCD搭載とかなのか?
まあー、そんなことはどうでもいい。仕事をしてくれることはわかったので、嫁に贈呈しよう。
で、嫁に引渡しました。
嫁は玩具もらったって大喜びです。私も、これで嫁がコピー機使わせてくれとゴソゴソ邪魔をしにこなくなるので大喜び。
嫁のパソコン(もちろんWindows10)でもしっかり動作しました。
はい、330円のスキャナで我家に少しだけ幸がやってきたのでした。
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