なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

雨漏りの修理、20日目、玄関ひさしの錆取その1

2019年05月21日 23時36分49秒 | 家財の修理

去年からダラダラと続くポンコツ我が家の雨漏り修理です。本日の作業は3時間でした。

 

20日目となりました。

去年の今頃から開始して20日目って?

まあーねー、去年の大阪北部地震、西日本豪雨、台風被害と自然災害連打で、修復部材が簡単に手に入らなかったからとか、家屋の修理が云々よりも、被災に関するいろんなプチ申請とか、そんなのに苦悩していたからです。

(生活に必要な物干し竿とか、玄関灯とか、そういった台風でダメになった消耗品調達で軍資金が枯渇して家屋修理部材を無理して買う生活のゆとりがなかったというのもあります)

 

はい、では本日からのお題です。

今度は玄関上のひさしです。

雨漏りには直接関係のない部分です。なので後回しになってました。

そういったところへ順番が回ってきたぐらい家の雨漏りはなんとかなりつつあるのです。と、いいつつ、昨晩の超大雨で雨漏り箇所をまた発見しましたが...

玄関上のひさしを2階窓から見下ろした構図です。

赤茶色が見えているでしょ。嫌だねー。

説明の便宜上、次の3ブロックに分けます。

 

Aブロック

去年の梅雨頃に微妙なふくらみが出てきました。茶色は出現してませんがが、塗膜下で浮錆が発生しているだろうと感じてました。なので、去年の夏に修復を計画してました。

去年の台風21号で赤茶色のものが出現しました。

冬場に塗膜が剥がれたところらから塗膜下に水分が入って凍結したらしく、塗膜が盛り上がり面積が広がりました。

 

Bブロック

去年の台風21号の翌日に突然出現しました。

なぜに、一日でこんな錆色に?

台風の豪雨は酸の雨だったのか?と疑いたくなりますが、現実に台風が通り過ぎたらこんな肌に変化したのです。

さあー、この下はどんなことになっているのやら

 

Cブロック

台風21号の翌日からなにやら膨らんできています。それまではペンキがしっかり乗っていました。

そして冬場の結露+凍結を経験して、塗装の下に浮錆発生となっています。

 

まあー、そんなこんなです。

去年の5月GWから8月盆で計画していた修復作業が、本当に自然災害が起きてどうこうできずにこんな状況に悪化した次第です。

 

さてさて、まずは現状がどんなのやねん。と、ワイヤーブラシで掻きたくってみます。怪しい肌が出現したところはグラインダーで掻いてみたりしました。

なるほどそういうことか、と新たな発見がありました。

 

まずは説明の簡単そうなBブロックから....と、いってもBブロックもなかなかに奥が深いですよ。

ひさしアーチを下端側から見た構図の写真です。

なんと、Bブロックは錆びていないのです。

なのにあの茶色は?というと...

下地塗装の錆止塗料の色でした。

いやいや、なんで下地塗装がここにだけ出現するのよ。それも線キズのような感じなのよ。なのですが...

この部分って去年の台風21号で鞭打ちの刑をうけているのですよ。

切れた電線が我が家をバシバシとしばきつづけたのよね。

その電線で打ち付けられていたところが塗膜がダメになって下地が出現ってことです。

錆じゃなくてよかったー、ちょっと仕事が減ったぜーと嬉しい誤算でした。

台風の時のネタが知りたければ次のブログを読んでください。

2018年9月7日のブログ:2018年9月4日 台風21号、まじでバカ夫婦は覚悟をした

 

Cブロックはなかなかに悲惨です。

ここも鞭打ちの刑でやられてるのです。というのはアーチ反対側はこんな状態ではなく健全なのよね。

鞭打ちされた部位だけがこの状況です。

折曲げ部分も浮錆発生箇所ありました。

で、不思議だったのは、糊代曲げ部分がなぜにこんなに錆びる?だったのです。

ここだけ極端に錆びるのは意味があるはず。家屋躯体の熱とひさし金属との熱伝導率の差で結露を呼び込みやすいとかなのか?と考えたのですが...

違いました。溶接された部位なので錆を呼び込みやすいです。

よーく見た溶接されている部分、つまり熱入れされているところが錆びているのです。

鉄板をアーチ状に曲げてリブ搾り折りするのではなく、リブ板を溶接してひさしが作られているようです。

その溶接部分が丁寧な防錆処置されなかったようです。単にベンガラ系の錆止め塗料を塗っている。それも地肌荒らしされていないようです。

そんな上を電線が鞭打ち続けたのだから錆止め塗料剥離するって、溶接個所は錆びやすいから一冬でこうなった。

 

さあ、Aブロックです。

簡単肌確認で出現したものは...

サビです。写真で黒色に見えているところは全部錆です。緑色の境界線に茶色く見えるのは、下地の錆止塗料の色です。

ここはアーチの頂点です。頂点は水被害を一番うけにくいと思うのですが、その頂点が錆びているのです。

頂点だから野鳥が止まったりしてキズつけるのかと考えてもみますが、そういう感じではなく...

そもそも錆肌が極小クレーターでして、一般的な腐食の仕方とあきらかに違うのよ。

うーん。と気になったので....

 

本日はAブロックを攻略することに決めました。

ただひたすらにAブロックの錆を削り取ります。

スバル弄りの錆取りと同じ作業をするだけなのですが、スバル車体より、ひさしのの方が鉄板がしっかりしてます。

スバルのような鉄がビスケットのように崩壊して無くなるとかの心配不要ですが、鉄肌が固くってプチ苦戦です。

グラインダーとリューターを用いて、ここまで錆取りして終了としました。

ちゃんと塗料の境界線も錆出現しなくなるところまで削り広げてますよ。

で、鉄肌出現でわかりました。

このひさしですが、アーチの真ん中で鉄板が継いであります。というか2枚の鉄板を突合せで溶接してあるのです。

溶接の熱が入っているので、その部分だけが錆びてきているってことでした。

溶接部分でもしっかりと下地荒らしと脱脂してベンガラ塗料を塗れば錆防止効くのですが、こうやって下から浮錆が出てきたってことは、鉄工所さんの錆止め仕事が....。ということだと思われます。

錆止めって結露による水分呼び込みとかも考えて塗ってくれないとダメですよね。

って、素人の私だとそこまでの技量はないので偉そうなこと言えないのですが...

 

ここまで作業した状態を上からの構図です。

 

Aブロックに鉄肌が出現しているので下地塗料を塗りますよ。

スバル弄りで常用しているやつです。

エボローバルを用いますよ。ポンコツ家屋に使うのはまったいないなーと考えるのは私が心底激貧家庭になっているという深層心理の表れでしょうか?

鉄肌の足付キズ細部によく塗料が入りこめと願いながら細筆で叩きながら塗りました。

本日の作業は以上で終了です。


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