なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

我が家のPCオーディオになるか?TASCAM US-122L

2019年02月22日 01時48分38秒 | オーディオ

今週は車弄りをまったくせずに、ちょっと空いた時間があればオーディオ遊びにはまってます。

というのは、前回のブログに書いた21円のパワーアンプからことのほったんが始まりです。

その時のブログは次のところです。

2019年2月17日のブログ

21円のアンプと324円のUSB-DACは音が出るのか?

そのタイミングで、パワーアンプの音出しをするのに、台風被害でオーディオ墓場から動作確認用の器材を摘出するのが困難モードになり、めんどうだからパソコンから音だししてやれ。となり...

まあー、そんなこんなで昨今のオーディオ嗜好で話題のプチPCオーディオモードになったのです。

そして、去年にリサイクル屋でゲットした324円のオーディオインターフェースなるものが....

なかなかに私の耳にひっかかったのです。こやつはもしかしてポテンシャルがあるのか?と...

まあー、そんなのをまじめに自分の腐った耳で、バカ脳みそで、激貧嗜好でどうするかちょっと考えてみようとなった次第です。

で、こうやってブログに書いているということは、私の中で結論に至ったってことです。

ふーぅ。いつもながら前置きが長いねー(苦笑)

 

で、本日の主役です。

いちいち撮影するのが面倒なので前回のブログの写真を拝借しますよ。

TASCAM US-122L ってオーディオインターフェースです。

リサイクル屋で324円でゲットしているのですが、ネットでスペックを見たら24ビット96kHz対応でラッキーでした。

ちなみにメーカーサイトは次のところね。

https://tascam.jp/jp/product/us-122l/top

こいつをUSB-DACとして使ってみようってことです。

えーと、動作環境ってスペックいる?

また前回のブログから写真拝借です。

もう古いPCです。ASUS製のデスクノートといわれるやつ。型番なんてないです。どこかの組立もどきのやつですよ。Pen4でメモリ1GでWinXPです。

先の写真は昨日のもので、とりあえずの音出し確認なのでWindowsMediaPlayerで音出ししております。

 

では、19日にした作業です。

 

音出しテストのパワーアンプを片づけます。パワーアンプの音吟味は今回はしませんよ。

あれれ。アンプが一台増えているじゃん?って突っ込まないでね。

そのアンプも去年の大阪北部地震のちょっと前にヤフオクで11円で落札しているのよ。送料が600円で配達されまして、なんと格安だったヤマハのパワーアンプです。

ちなみに、どちらも音出しOK、DC漏れは私の半ちゅうではOKです。(メーカー規定値を知りませんので...)

ここからがまじめにUSB-DACの音確認となります。

 

まじめにTASCAM君の音色がどうなのかを知りたいので音楽再生ソフトも世間定番のものへ変更です。

ソフトは foober2000 をダウンロードしてインストールです。

音源はCDからflacデータを作成、作成は仕事で使っているメインPCで行ってUSBメモリーでこのノートパソコンのハードディスクへコピーです。

TASCAM US-122L はASIOドライバ提供されていたので、もちろんASIO経由で音出しです。

音出しだけだからこれで上等っしょ。スペックがどうこう?音出ししているときのタスクマネージャーを見る限りめっちゃ暇して余裕のよっちゃんですよ。

ハイレゾ音源ならしんどいと思いますが、しょせんCD音質しか狙ってませんので...

 

まずは小手先からで....

事務所に設置しているサブシステムならオーディオを引きずり出しやすいので、それをちょっとバラして持ち出します。

アンプは、Technics SE-M100

スピーカーは、YAMAHA NS-200Mって、中途半端な大きさのやつ

音比較用に CDプレーヤーは、VICTOR XL-Z711

こいつらを事務所から、超絶狭いリビング(台風被害ダンボール積み上げ保管部屋と化している)に持ち出します。

さくさくと組み付けて...そうだスピーカーの下に大理石敷いて...

って、写真撮影すればよかった。仕事の合間にこちょこちょしていたので撮影するの忘れているよ。

で、中途半端なスピーカーをぶら下げての音出しですが....

まずは真面目に音が出ていることを実感です。ちゃんとオーディオめいた音してますよ。

でも、雑いぞ。オーディオでコンセントの極性を逆にさしたような音の散っているような、なんかボケ感があるんす。

こんなものなん?ってfoober2000をこちょこちょ弄ったりしていたら....

なるほど、こいつPCのノイズ?じゃないな。こりゃー電源だわ。というのに気づきました。

パソコンを操作すると低音域がすごく微妙に揺れるのです。本当にわずかにですよ。

そうなん?ってパソコンを操作したら再現性ありです。

ふーん。電源だと仮定したら、この手のやつは...

パソコンのUSB差し口を変えたら、あきらかに音の変化があり。間違いなし電源だわ。USBケーブルから電源とっているのがいかんのだよ。

 

えーと、ここで私のあかさかな持論を書いておきます。

パソコンの世界では、デジタルなので、デジタルで処理されるものに違いがあってはいけないのです。

違いがあっていののは処理スピードなんすよ。スピードだけは物理的な資源のスペックに引っ張られますから...

私はまがりなりにもコンピューター業界の仕事してますので、デジタルの理屈は大前提です。

しかし、制御系の設計をしたりするときの当たり前理論として....

デジタルはアナログより劣化する。なのです。なんだそれ?でしょ。

デジタルで出力して、デジタルで受け取る、出したところと受けたところでは同一のはず。というかプログラムからしたら同じですよ。

でも、その接続の間はアナログでして、デジタルからアナログに変換してまたデジタルへ戻してます。

デジタルでデータを受け渡しする間の物理的線は必ずアナログでして、それをデジタルへ復元するのですが、その時に必ず劣化していて、劣化したものを訂正する仕掛けも一緒に送っているのです。それで訂正して元のデジタルデータと同一にする。

私は古い人間なので、デジタル伝送でメタリック線でしっかりしているやつはSCSIという規格なのですが、SCSIでもエラー訂正がすごかったかと記憶してます。

まあー、そんなのはデータをやりとりしているコントローラー君の仕事なのですが、こいつらが働くのに電気がとかノイズがとかあるんすよね。

まあー、そんなこんなで、USBケーブルでつないでいる相手にはエラー訂正なりされて同じデータが届いているはずなんです。そうしないと音の組立ができないはず。

同じデータが届いているはずなのに、パソコンを操作したり、パソコンのUSBの口を変えたら音が変わるということは....

USBケーブルの中の電線でなにかあるんすよね。でもデジタルは訂正されているので良しとして...

違いがあるとしたら、USBケーブルの中を一緒に通っている電源ラインと、アースラインのところです。

電源がしっかりしていたらコントローラーが発する微弱ノイズに、アナログなところは影響されにくいということなんですよ。最終的にアンプへの出力はアナログですから...

で、ノートパソコンもどきが生成するUSB出力電源がしっかり安定した電源かということですよ。

なにかしたら音が変わるというのは絶対に電源の電圧なり電流なりが大きく変化しているってことです。許容範囲云々じゃないです。アナログな仕事をさせるのに電源が揺れるって厳しいってことでしょ。

で、USBケーブルを交換したら音が変わるの類も同じ理屈で考えてます。

パソコン側のUSBコネクタと、USBケーブルの電源とアースラインの接点接触の問題なのでは?と、だって、あの細い接点で流しているんですよ。癖が出るってもんでしょ。

ということで、デジタルでの電装なのでデータの受け渡しは最終的には同じものが届いているのだが、相手の機械を動かす肝心要の電源がいろいろと変化する。それが個性とかいわれている。というのがバカ脳みその屁理屈なんです。

ふーっ。へんてこ持論を書いだで。でも脳みその少ないオッサンの思いつきなのでいい加減だということ、たぶんまちがっているだろうということも付け加えておきます。

まあー、オカルトですよ。説明はできないが実際に音が違うんだから、そう感じ取っている本人にすればオカルトです。原理を明確にわかる人にしたらオカルトではなく理屈の上での常識となるはずなんだけどね。私はオカルト側の低能の部類です。

さてさて、電源問題を解決したら絶対に音が良くなるはずです。と信じます。

ならば電源を供給してやれ。

ものすごい昔に電源のついたUSBハブを持っていたのよ。仕事でねUSBの計測機器がどうこうというときに安定動作させるのに実験導入したやつです。

久しぶりに引っ張り出したよ。

しげしげとみたらUSB1の産物だよ。

USB1で接続かー。でも44.1KならUSB1でもスピード大丈夫だろう?と採用します。

だって、他に電源問題を解決させる器材をもってませんから...

電源供給のあるUSBハブを経由したら、低音域の音揺れがピタリと止まりました。

音の輪郭もしっかりして音の像を結んでます。

うむ。電源問題間違いなしです。そしてUSB1でもとくに音出しに不具合はないと感じます。ハイレゾだったらどうかは知りませんよ。だってハイレゾ音源データ持ってませんから...

この状態で音出しする限り....まあー特に音に不満はなく、というかこのスピーカならこんなものだろう。

確かにオーディオとして通用する音なのよ。VictorのCDデッキと比較しても...

うーん。ビクターのCDデッキより音の輪郭がしっかりしているなー。ギターの音が心地いいぞなのです。

なにより無音の時が無音なのがうれしい。そして、音の立ち上がりもよく、音切れもいい。これは意外でした。もっと音の立ち上がりがもっさりしているかと思っていたのよね。

と、ここで、ついで仕事もこなします。

えーと、昔にパソコンにつないでいた外付けのUSB音源をゴソゴソと発掘です。

私が音の傾向が嫌いで敬遠しているメーカー、ローランドです。ローランド UA-3ってやつ。

なんか音が澄んでいるんだけど低音の輪郭がないんじゃね。と感じているONKYO UE-155ってやつ。

まあー使わずに放置しているようなやつなのですが。

こいつらはASIOドライバがないんだけど、なにやらダイレクトサウンドをASIOにするだのというASIO4ALLというやつを仕込んだりして....

まあー、ASIO経由とDS経由それぞれで音出ししてみました。即効でクソ扱いになりました。

TASCAM US-122Lの音とは、比較対象にすらなりませんでした。

うむうむ。TASCAMの音に最初に反応した私の耳は正しいってことか?と自分にいいきかせました。

 

そして21日です。午後に3時間ほど時間が取れました。

TASCUM US-122Lに絞り込みますよ。

そしてテスト環境を変更です。

だって、中途半端な大きさスピーカのヤマハ NS-200Mなら普通にこなしてくれましたから

というか、NS-200Mをメインシステムとしていたら、この音で満足してPCオーディオライフを楽しめるってことだね。

いよいよメインシステムに繋いでやれです。

やっぱり、メインシステムでいつも聴いている音と比較して、どうなのよ?ってやらないとPCオーディオが楽しいかどうかでしょ。

テスト環境として...

アンプ ONKYO A-919

スピーカーメイン DENON SC-5000

スピーカ増設ツイーター Pioneerのリボンツイーター型番忘れた

これに繋いでいきます。

音比較としてのCDデッキは、YAMAHA CDX-2200 です。

つまり、YAMAHA CDX-2200 と TASCAM US-122L とで、どっちの音が気に入るかということになります。

アンプへの接続口とケーブルも同一にします。つまりCDデッキ側のRCAプラグを抜き差ししてUSB-DACを繋ぐです。こうすることで条件は一緒でしょ。

まずは余興から行きましょう。

さくさくとその辺をほじくって転がっていたUSBケーブルです。

こいつらをとっかえひっかえしてみて傾向を探ります。

長いケーブルが音の重心が下がったように感じるのですが、いやいや、そうじゃなくて低音が濁って音がつぶれているんです。ケーブルが長いと電源に影響があって低音が濁って輪郭が消え押し出し感が下がると考えます。

次はメッキについてです。

金メッキのUSBケーブルで、低音が太くなるかと期待していたのですが、いやいや、低音はそんなに変化なく高音が伸びました。それも高音域の粒の粒子がしっかりして音の広がりがでたのです。

高音が出たことでまろやかさがでました。が、空気感までいきません。煌びやかさも...

まあー、私の手元でとりあえずサクサクと用意して音出し確認ができるのはここまでなので、これが激貧のそこらへんに転がっていたガラクタでできる一番良さそうな環境としまして、ヤマハのCDデッキと音の比較です。

誰ですか?CDデッキの前にDATメディアがあるじゃないかとかはつっこまないでね。DATは今回は比較対象ではなりませんので...

えーと、お金持ちのオーディオ趣味の方にしたら、激貧のオーディオは貧素ですいません。

それでも貧素で貧乏オーディオなりに楽しんでこんなこと書いているのでお許しください。まあー、高級オーディオで高音質を楽しまれている方は鼻で笑ってくだされ。きっとそういう内容です。

YAMAHAを鳴らして、「はあーっ」っていちころの瞬殺でした。

あからさまにヤマハの音が私の好みです。

絶対的に音の数が違います。音圧がどうこうというのではなく音の数というか粒子というかそういう次元で違うのです。

高音域はダントツでヤマハです。比較になりません。

低音も違いすぎます。安定の低音というかヤマハががっしりとして音切れもスパっとしているのです。

ドラムもギターもボーカルもヤマハです。

音の存在もですが、奏者の位置がポッポッと配置されるのがオーディオだと思います。パワーメタルのドラムやボーカルが肌に感じるのがヤマハ。クラッシックも交響曲の世界観が目の前にバァーッと広がるのがヤマハ。

なによりヤマハは室内の空気をガラリと変えてくれるのです。

ギターのメタリック弦や、ナイロン弦といったものが顕著にわかるのがヤマハ。

ピアノのペダル音、奏者の服すれ音を感じるのがヤマハです。

なんだろう。そんなにすごいのヤマハ君。ってヤマハを見直すのです。

わかって比較しているのですが、ヤマハと比較してあらためてTASCAMの音が私の中でなにが不満なのか絞り出せるのです。

TASCAM君は、あきらかに高音と低音の音が出ていない。音の立ち上がりと音切れがよくて音の立体感がでているだけに惜しい。でもこの違いは大きいスピーカーに繋いで発覚したので、中途半端スピーカーでの音出しならTASCAMでもええってことか?

とかなんとかです。

ここで、私の中での結論です。

私の半ちゅうでは YAMAHA CDX-2200 より音が悪い。普段はやっぱり音の良い器材を使うだろうから、YAMAHAのCDデッキが顕在の間は、TASCAM君を使うことはない。

TASCAM君を使わないなら、PCオーディオを聴くこともなく、そうなるとリッピングをする必要もなく....

ということで、私はまだまだPCオーディオには移行せずに、CDソフトで堪能する口となりました。

本当に音が良いと思うUSB-DACを入手したら、きっとPCオーディオへ移行するんだろうけどね。

まあー、そんなことは激貧には遠い先ってことです。

 

すんません。つまらん結論へたどり着きました。


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