
本日の車弄りは30分ほどです。
夕方に1時間ほど時間が空きました。
これは車弄りでやることリストの中で放置プレイしているやつを、ちょっとでもこなせるチャンスだろうと車のところへ...
まずは....
昨日にオイル交換したんだよね。
車を動かしてみて、いつものオイル汚れのところを...
はい。新しいオイル汚れできてますね。
これがオイル漏れシール剤投入でどうなっていくのかですよね。
今は特にどうこうとはしない。このオイル滲みはそのままにて....
車弄りやることリストから短時間でできそうで、緊急性のありそうなやつを攻略してみることに。
クラウンワゴン君は私が娶ったときに、すでにシートベルトがほつれており、運転席シートも破けていました。
激貧の私がお金を出してそういうのを修理するはずもなく、そのまま放置プレイで今に至るです。
先週ですが、シートベルトホツレした細い糸が絡みついて、シートベルト金具が動かなくなりシートベルトロックができなくなりました。それも出先でですよ。
仕方ないなーとハサミで絡まっているほつれをちょきちょき裁断したんです。(車載工具の中にハサミを常備しています)
そんなことがあったので車弄りの優先度上位に「ベルトほつれ対策」が上がっていました。
それをこなします。
さてさて....
シートベルトを弄るのですが、そのためには扉を開けっぱなしにして、室外から室内へ身を乗り入れてごにょごょと作業することになります。
つまり扉は開けっ放しとなるのです。
扉と連携しているルームランプについてはルームランプに付いているスイッチを切ってしまえばいいのですが....
私の車体は古いポンコツ低グレードなのにカーテシーランプが扉についている。(扉を開けると足元を照らすためにランプ点灯しよる)
カーテシーランプを点灯しないようにするスイッチってないのよね。作業中にランプ付きっぱなしはバッテリーに対して良くないのよ。
どうすっかなー。次の3案と考察
- カーテシーランプから電球を抜き取る。プラ樹脂部品はなるだけ触りたくない。カーテシーのカバーが割れたら困るよ。
- 扉開閉感知スイッチの上を押し込むようにテープを貼って常に扉が閉まっているように勘違いさせる。試してみた、マスキングテープではテープが持ち上げられる。真面目な接着力のあるテープを用いるとおそらく開閉スイッチに被っているゴムカバーにエグイダメージ与えそう。
- エンジンルーム内のバッテリー端子からケーブルを外す。エンジンコンピューターと室内時計がリセットされるんだけど...
まあーねー。バッテリー端子外してしまえ。それが確実だわ。
シートベルトを引き出しまして....
ベルトが引き込まれないように洗濯ばさみをクリップして固定。
先週にホツレバサバサをカットしたのに、これだけ新たにホツレができている。
縁のかかり部分でしっかり固定できていないと糸がいつまでも外れてくるんだから、そりゃーこうやってホツレ連鎖が続くわけです。
こやつの対策修理としては...
縁の糸が外れなければいいわけなんだけど。
次の2案と考察
- 液体接着剤を染み込ませてみる。硬化後に柔軟性がないと縁がカチコチに曲がりにくいベルトになってしまうぞ。そうなるとゴム系接着剤になるのか?ゴム系接着剤って染み込みにくいぞ。染みるといえば瞬間接着剤。でも瞬間接着剤は硬化後めっちゃ硬い代物に化けるぞ。
- シートベルトって難燃性のナイロン素材なのでは?ナイロン系繊維なら熱融着はどうなの?熱融着できるのであれば融着後に厚みがでるだろうから硬くはなるだろうけどカチカチではないはず。
はい。熱融着を試してみることにします。
ナイロンやプラ樹脂を熱加工するのにお手軽なのはハンダ鏝だよね。
ハンダ鏝の出力はどれにする?スバル弄りでハンダ板金しているから出力違いのハンダ鏝いろいろあるよ。
出力の大きいやつを用いて一気に溶けたりすると困るので、ネチネチと鏝で炙り続けてもいい、時間がかかってもいい、安全牌で進めてみようと思い、30Wハンダ鏝でやってみます。
先週に切り取っているホツレ残骸をキープしています。だって対策修理するときにどんな素材なのよ。って実験するのに都合いいでしょ。
ハンダ鏝を当ててみたら....
縮れて溶けてくっついて融着できることを確認。
この縮れていく感じだと、私の要領悪い手指動作なら30Wハンダ鏝でいい塩梅に感じます。
では作業開始です。
シートベルトのホツレている糸をほどほどにハサミでカット。
ホツレ糸の細かい髭が気になるなーと、縁を手で外側に引っ張るといくらでも糸が裂けて出来る。
駄目だ。この状態でハンダ鏝で炙っていかないといけない。
鏝を当てて移動していくとこんな感じになる。
綺麗な曲線美の縁を描けないのは、私の根性がグダグダだからなんです(笑)
まあーそんなこんなで縁を外に引っ張っても糸がでてこない状態まで融着(糸が出てくるときはコテを当てる)して対策修理完了としました。
もちろんベルトの縁はガタガタなんですけど....
一番仕上がりの悪いところを撮影。
こんな団子みたいな感じですが、ベルト自体は柔軟に曲がりまして、ベルト金具もスルスルとこの上を移動できています。
さてさて....
次は運転席シート破けです。
娶った時から破けていたシート。
もう破けているんだから放置プレイ。そのうちに中古シートを見つけてあげるさ。と思っていたのですが....
昨今の旧車ブームです。ヤフオクにクラウンワゴンや同時代のマーク2といったシートが出品されたときは、結構な金額で落札されていくという。ダメだ激貧家庭にはとてもそんな金額を出せん。
つまり私は激貧につき、このクラゴン君の運転席シートを綺麗に復元できないことが確定。貧乏人が旧車を維持する云々って、車を大事に維持している人からは大バカ者といわれる事態でございます。
でもね、クラゴン君を大事に丁寧に維持できないからといった理由で、クラゴン君を手放すわけにはいきませんので....(激貧家庭の生活においてとっても重要な足として日用品道具としてまだまだ活躍してもらわなければなりません。旧車マニアの旧車を楽しむという次元と私のベクトルは違うのです)
って、脱線しましたね。それも貧乏自慢ネタでしたね。
現状の破けはこんな感じでして....
ファブリック部分の糸が徐々にほつれて穴が大きくなっていくんです。
はみ出ているホツレ糸をハサミでカットしてハンダ鏝に当ててみる。縮れて融着しよる。ということはハンダ鏝を当てる作業はいけそう。
穴の縁をハンダ鏝で炙ってみました。
そうだよなー。タバコの焦げ跡みたいな縁になるよねー。
この状態にて縁を引っ張ってもホツレ糸は出なくなりました。
縁部分が私のお尻に擦られて摩耗するまでは穴の拡大は止まるのではないかと考えます。
ということで目的は達成です。
えっ?穴をふさぐ修理はしないのか?って...
それっとどうするのん?私の馬鹿脳ではわかんない。
革シートなら上からパッチ貼ってやれと思うだけど、ファブリックシートだからねー。
布でパッチするのかなー。それだと江戸時代貧乏農民の田吾作チョッキみたいなパッチを縫い付けてみる?
それとも考えを根本から変えてワッペンを貼り付けてみる?
えっ?シートを外して分解して表皮を剥がしてぬいぐるみ修理を....。ってそこまで私にできると思わ....。
えーい。今は知らん、わからん、そんなのできん。悩みネタを増やすと免疫疾患皮膚病発動して低体温で人でなくなってしまう。知らん知らん。というのが最近のワシのスタンス。って、人としての行動から逸脱しているわな。
総走行距離の記録です。
241768Kmにて、初めてのシートベルトほつれ対策修理をしました。
さてさて....
これがいつまでもつのでしょうね。
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