本日のクラウンワゴン弄りは1時間ほどでした。
今週はなんだかんだと、仕事の合間のちょっと時間を都合してタイミングライトの修理挑戦等をしてきました。
そんなこんなのなんやかんやで使えるタイミングライトを手中にしました。
ポンコツ我が家の去年からの台風被害修復をメインにしたので、車弄りにまとっまった時間が取れない、かつ、物理的にスバル弄りをする場所も無いという状況なので、仕事の合間とか、ちょっと30分とかの時間でも進めることができる道具修理をしていたのです。
その中でも、どうしてもタイミングライトが欲しかったのよね。
というのは、クラウンワゴンの点火時期の確認をしたかったから...
数年前から、45Km/hぐらいの走行でノッキングめいたプルプル振動がある件です。
いろんなものを疑って、今まで来ています。
先週にフロントタイヤ交換をしてプルプルが収まった?と感じていたのですが...
振動がマイルドになっただけのようです。新品タイヤで柔らかくなったから振動が収まったように感じるのか?
というのは、平坦では感じないが、山道上りでエンジンを煽ると溜息めいた微妙なノッキングのような、キリキリというような微妙な苦しんでいるような振動がしているように感じだしたのです。
タイヤを交換してたったの1週間です。まだそんなに距離も走っていないのですが、なんかクラウンワゴンがもだえて苦しんでいるようで...。
ISCVやプラグ、プラグコード、エアフィルター、燃料ポンプ(中古ですが)、とド素人メンテを進めてきました。
次は、いよいよ足回りなのか?足回りって素人メンテできるのか?という段になって、デスビ周りをまだしていないことに気づいたのです。
デスビ関連は、私が娶った7年前にデスキャップとローターを新品交換しています。
まさか交換時期?とは考えたくないのです。先月に目視確認と掃除して極端な摩耗とかがかないのは確認しています。で、次はまさかの点火時期ズレを疑いはじめたのです。
主治医に電話確認したら...
「点火時期ってそんなにズレるものではないんだけど、古い車はどこでなにがどうなるかわからんしなー。何年か前のタイベル交換のときに点火時期調整しているから大丈夫と思うけど、デスビシャフトのシール交換したやろ?そのシールがなじむことでズレルやつは2年ぐらいかけてじんわりずれよるぞ」とのこと。
「乗ってきたら確認したるけど金取るで~。進角調整なんて自分でできるやろ?やっちゃいな」
って....
忙しいからつまらん作業で相談に来るなと、クスクス笑いながら答えているのが目に浮かんだじゃないかー。
まあー、社長のご機嫌な声が聞けたからええやろ。
ということで、タイミングライトをなんとかできんかなーと考えて、今週はポンコツ道具の復活作業となったのです。
長い前フリ終了です。
昨日に、なにもしていない状態のアイドリングで進角が13度なのを確認しています。
ネットで入手した、マーク2ワゴンの1GFEエンジンの整備手引き書によると...(クラウンの整備書をもってないのよ、だれか見せくれないかなー)
ダイアグチェックモードにて、基準値進角8~12度、基準値外の時は基準値の中央に調整する。
調整後、ダイアグチェックモードを解除して、進角が12度以上にあることを確認。エンジン回転をあげたらすみやかに進角することを確認
ということです。
では、やってみよう。
ダイアグチェックコネクタのカバーを開けて...
指をかけて揺すったら...
ポロッ
「Ohhhh NO」
ダイアグチェックコネクタカバーのヒンジ部分が経年劣化にてあっけなく折れました。ロック爪部分じゃなくてヒンジ部分が逝かれるなんて.....
今日の作業はつまらい障害がこれからつきまとうのか?止めといたほうがいいぞと神のお告げのような...
気にせず(いや、気にしろよ)、続けます。
「TE1」と「E1」を短絡してダイアグチェックモードにします。今回はクリップを伸ばして差し込みました。
ついで仕事ですよ。この状態で始動キーを「ON」にします。(エンジン始動しないでね)
メーターパネルのチェックランプの点滅を確認です。特にエラー記録は残ってません。
エラー記録が無いのはいいことなのですが、車体の調子が悪い時にエラー無しと返答されると、なんとなく「チェッ」と思う私はアホなんでしょうね。
さて、エンジン始動です。
タイミングライトを1番プラグコードに繋いで、ハニーフラッシュ攻撃を浴びせます。
プーリーを覗くまでの間が、服がはだけてコスチュームチェンジのワクワクの瞬間ですよね。古いちょっとエロかっこいいアニメを見て育ったそこの貴方達。
さあー、どうなんよ。とプーリーを凝視です。
うん?本当に?
アクセルワイヤーを何回か引いて進角がぐるっと移動してアイドリングに戻った時の位置を再確認。何回かレーシングしてみたりして、アイドリングの時に必ず同じ位置を示すことを確認です。
結論は、なんと.... 8度だった のです。
整備書基準値範囲の端っこじゃないか。
これを基準値範囲内だからセーフとするか、ズレているじゃんと思うかは、整備する人のセンスだよね。
私の場合は、数年前のタイベル交換で10度に合わせてくれているのに、数年の間に、デスビシャフトのシールなじみ等でここまでズレたのでは?と考える。なので、基準値中央に戻そうと考える口です。
エンジンを止めてデスビ捻り作業にかかります。
この調整は簡単ですよ。
デスビ位置調整ボルトを緩めてデスビを捻って進角をずらす。良い位置で位置調整ボルトを締めて固定。
たったそれだけなのよね。
気を付けるのは、エンジン始動している最中にデスビを微妙に動かすことになり、その手前をベルトとファンが回っているので巻き込み事故に注意することぐらいですな。
って、夢中になってタイミングライトでプーリーを覗き込んでいるときから、すでにファンに接近している可能性は高いのですけどね。
私の場合はエンジン始動前についでの作業も...
まずは今の位置をマーキングしました。もし、ずらして不具合があったときは元の位置に戻せるようにです。
デスビシャフトのオイルシールが云々というのであれば、そのシールがさらになじむようにとデスビを左右に大きく数回往復させました。さすがにデスビを抜くということはしませんでしたが...もしかしてデスビ抜いて先端のトリブンギヤの摩耗確認もしたほうが良かったのかな?
さてさて...
デスビ位置決め調整ネジを緩めている状態にてエンジン始動です。
右手にタイミングライトを握り、ハニーフラッシュを凝視しながら、左手でデスビを捻ります。
微妙ですよ。デスビをちょっとひねるだけで、ヒョイと進角の印が移動します。
ここでいいやろというところで位置決め調整ネジを仮固定するのですが、そのネジを締めるときにデスビがちょっとでも動いたら進角がずれるのです。
数回やり直しをして10度の状態で位置決め調整ネジの仮止めできました。
念のため、一度、エンジンを止めてから、位置決め調整ネジを本締めしまして、さあーエンジン始動です。
最終確認ですよ。
まずはアイドリングで10度をキープしています。アクセルワイヤーを本当にゆっくりとちょっと引いて進角がスムーズに移動するのを確認です。普通にワイヤーを引いたら進角目印がどこかわからない位置に移動しているようで見えなくなります。
そしてアイドリングに戻したら瞬時に10度に返ってきます。これを数回試して大丈夫なのを確認しました。
ダイアグチェックモードを解除(コネクタの短絡線を抜く)して、エンジン始動です。進角は13度を示しています。
整備書の指示どおりに動いています。
で、どれだけ位置がずれていたかについては...
赤色が今回最初にマーキングしたものです。これだけの位置調整で10度になりました。
これで良しとしました。
この後は...
時間が許すだけ確認しておきましょう。
2か月前にスロットルポジションセンサー位置調整しています。それがずれたりしていないかコネクターを抜いてテスターで再確認しました。調整してからまだ2か月です。もちろん問題無し。
プラグを抜いてプラグキャップ確認です。シグネスケージを使って1.0mm通過、1.1mmが通らないのでOKです。プラグ先端角もまだ大丈夫と判断です。
バッテリーマイナス端子を抜いてしばらく放置してECUのリセットをしました。
これで本日の1時間作業は終了です。
進角を変更したので、エンジンになにかの変化はあるはずと思います。
どうなったかについては、連休中に探りながら運行して分かるかと思います。
次にやりたいのは、アイドリング時のエンジン回転数調整なのよね。
私のクラウンワゴンはタコメーターが無いのでエンジン回転がわからないのよ。
アイドル回転調整のスロットル調整ネジの場所はわかっているんだけどねー。回転計を持っていないのよねー。
だれか回転計を貸してくれないかなー。それとも、スバル君のために入手しているタコメーターを改造してなんとかしてみる?
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