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なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

21円のアンプと324円のUSB-DACは音が出るのか?

2019年02月17日 22時48分44秒 | オーディオ

最近のヤフオクにて、低額落札散財が続いております。

ちょっと前に、なんと21円でアンプを落札したというのをネタにしました。

その時のブログ記事は次のところ

2019年2月11日のブログ

ヤフオクでポチッとな。えーっ。またご縁があったのー。

それを読まれた方から、「21円のアンプってどんなのよ。どうせ音が鳴らないジャンクだろ。」「ダメだったというオチを書いてくれ。」

というようなリクエストがありました。

21円でアンプが落札できた件については、ちょっとオーディオにはまったことがある人には眉唾以外のなにものでもありません。しかし、オーディオに興味のない者にしたら、古い電気製品だものスクラップ価格だからそんなものでしょ。という判断になるのも事実です。

オーディオ趣味については世間にて賛否両論あるのはおいといて、まあー、そんなこともあるのねー。って読み捨ててくだされ。

では、一部の方だけがお楽しみにされていた21円アンプですよ。

 

やっとこさ本日に触ることにしました。だって音出し確認しなかったらいつまでも玄関に転がったままです。

さっさと音出し確認して、こいつをどうするか結論つけたいと考えます。(とりあえずキープか手放すかです)

Panasonic RAMSA WP-1400A というPA用途向けのパワーアンプです。

ヤフオク落札金額21円、着払い送料1360円の散在物件です。

PA用途機器を家庭用オーディオで用いるのはどうよ。という傾向がオーディオ趣味ではびこっているのは重々知っています。

でも、私はそこに拘りがありません。自分の耳が、頭が、いや体が、音圧と音の輪郭を飲み込んでウハウハしてくれたら、そのオーディオ機器を私のバカ激貧脳みそは満足するのです。

なので、PA用途向けでもカモーンなのです。どんな音なのか聴いて振るいにかけるのですよ。

ちなみに、今までにPA用途向けアンプを何台かこなしてますが、激貧が入手するものなのでなにかしらのトラブルを抱えていることが多く、結局のところ手元に残っていません。

それでもPA機器としては、ヤマハとパナソニックの音を好みます。ビクターのVOSSとかいうブランドもそこそこでした。ローランドとTOAは私の琴線に触れませんでした。

と、過去話しは置いといて...

今回のアンプです。背面に大きな冷却ファンがあるのがPA用途向けを物語っているでしょ。

接続コネクタは、バランス接続のキャノンプラグと、ステレオプラグです。

家庭向けはRCAピン端子なので、このあたりの接続コネクタも異なりますが、まあー、そんなことは音が良ければどうでもいいんですよ。

RAMSAのアンプを触ったことのあるかたは、この個体が奇天烈な風体しているのに気づかれているかと思います。

こいつねー、前オーナー様で見てくれ化粧されているみたいです。

ヤフオクの出品写真では、シャーシがパンチメタルなのかと思ってました。PA用途なのでラックへ積まれるだろうにシャーシ天板とかに空気穴開いているんだろうか?と勘繰っていたのです。

届いた箱を開けて驚いた。

パンチメタルじゃなーい。カッティングシートのような化粧ラップされている。

自動車用品でいうと、ボンネットに貼りたくるようなカーボンシートというようなやつです。そんなシートが綺麗に貼られてます。

私はオーディオに変なシートを貼るっていうのは反対派です。だってボティーからの放熱効果を妨げるのでは?と考えます。アルミヒートシンクを貼るのなら理解しますが....

(アルミヒートシンク貼ったら冷却より共振共鳴したりしないかとかの妄想は突っ込まないように..)

で、この風体を後輩が見ていうのです。

「違うって、金持ちオーディオはこういうところにも金を投資するんだって。きっと音が良くなる魔法シートが貼られているんだよ。オーディオ屋で恐ろしい値段がするアクセサリーちゃうか?ラッキーこんなの貼ってあるって喜べよ」って....

なんて前向きなことをおっしゃる。

(そんなことはないだろう。きっと普通にホームセンターで売られているデザインシートが貼りこまれている)

まあー、現実はどういうシートなのかわかりませんが、見てくれが悪いわけではないのでまずはこのままにしておきます。だって剥がすの面倒だもの。

 

まずはアンプ単体で電源オンです。

プロテクトランプが点灯してすぐに消えました。本当にすぐに消えたんです。

えっ?瞬殺みたいにプロテクト解除するのん?ってちょっと驚きでした。そのぐらい今までPA機器にいい経験がなかったともいえます。

10分ほど通電したまま放置しまして、テスターでスピーカー端子を当たってDC漏れチェックです。

最初に中古アンプに火を入れたときに私がするいつものマナーです。

安物テスターで、順番にレンジを変更して一番下のレンジまでたどり着けました。DC漏れが酷かったら怖いですよねー。

DC SP-A 5.4mV、SP-B 6.6mv とでました。

その辺りの数値でほぼ安定のようです。ピロピロと変化しないので良しとすることにします。

パワーアンプのボリュームをいろいろ変えてもほぼこの数値で安定でした。

というか、中古アンプでは御の字のような数値に感じるのですが、私が程度の低い訳有アンプをそれだけ引いているってことでしょうか?

単体で電源オン、無音でのDCもOKと判断しまして、いよいよ音出しなのですが...

当たり前ですが、パワーアンプなのでこれだけだとどうにもなりません。プリアンプといったプリ部が必要ですよね。

オーディオ墓場を見上げます。(予備機を保管している棚をオーディオ墓場と呼んでいる)

あそこにプリアンプを封印してあるんだけどなー。

(時計が写ってますが電池切れて止まってます。電池交換にすらたどり着けない状況なんです)

いやいや、プリアンプでなくとも、VALIABLE出力のあるCDデッキでもいいぞ。

えーと、あそことあそこに...

って、オーディオ墓場に鎮座しているのですが、去年の台風被害で雨漏り被害を回避するために2階から降ろしてきた荷物が手前に満載で近づくことができません。

くそー、台風のバカ者めー。台風のせいで私の憩いの空間がダメダメのままじゃないかー。

どうする?この荷物をテトリスすればオーディオ墓場を発掘できるぞ、でもでも、今は芸術的に積み上げている荷物を取り崩したらもとに戻せる?まさか床面積が減ったりしない?

とかなんとかで、うーん。とオーディオ墓場の周りを目からビームを打ってなんとかならないか考えていたら...

そうそう。こいつを使えば...

と、とある物に目が止まった。

パソコンに接続できるオーディオインターフェイスってやつです。

いつかはPCオーディオに移行しようとか思いつつ、余っているしょぼいパソコンならゴロゴロしているのに、台風被害修復が優先とかの理由をつけて、自分の趣味的なことで時間のかかるものは全部放置プレーのままなんです。

えーと、この機材ですが、去年の夏頃に、リサイクル屋で、謎の機械として324円で売られていたものをゲットしています。もちろん動作保障なんてまったくありませんよ。

TASCAMブランドだし、USB接続だし、まあーなんとかなるだろう。ダメでも324円で動いたらいいなの夢を見れるのだからと、散財した代物です。

台風でなにもかも生活のゆとりが消えてしまい、こいつの存在を忘れてました。もちろん動作確認もされないまま放置プレー記憶の忘却の彼方へ行ってました。

こいつの動作確認もついでにしてやれ。こいつにはボリュームがついているぞ。実質プリ機能だぞ。

TASCAM US-122L というオーディオインターフェイスです。こいつをUSB-DACとして使ってみようです。

メーカーサイトからドライバーをダウンロードしまして...

放置プレーしたままになっているWindowsXPのノートPCへインストールして接続しました。

さくっとWindowsXPで動作しましたよ。

そうそう。スピーカーだよ。

えーと、真面目に音出し確認テストに用いているテクニクスのあのスピーカーは....

あきません。台風被害のときに、事務所のサーバーラックの裏側にとりあえず封印放置したままになってます。本当に台風被害で趣味の物は封印したままで、まだまだ取り出せる状況じゃないぞ。

くそー、趣味のことが楽しめない状況がまだまだ台風被害として継続しているということか...

仕方がありません。ぐちぐちいってもダメです。

倉庫に廃棄するつもりでほったらかしにしているミニコンポの死んでもいいスピーカーがあるのでそれを持ってきました。

しょぼいスピーカーをつないで音出し確認です。RAMSA君には大変失礼な仕打ちですがお許しください。

まず、無音状態にて、このしょぼいスピーカーからノイズみいたものは一切聞こえません。

おおおっっ。いいねー。無音状態の時に無音であることがどれだけ心にゆとりを与えることか...

音を鳴らして、まあーとくに不満なく音が鳴りました。

こんなしょぼいスピーカーなので、低音がどうとか、高音がどうとかなんてコメントできるわけありません。

それでも、中音域についてはコメントできますよ。

輪郭がカッチリ系の音です。音切れが良いと思います。音切れがいいのでスピード感と音の立体感はしっかりしています。

これは、まじめにスピーカーをつないで音を楽しまなければなりませぬ。

と、嬉しい誤算になりました。21円のアンプが楽しませてくれそうです。

長時間音を鳴らしてアンプが挙動不審にならないかと、5時間ほど音を鳴らし続けました。

全て問題無しです。

最後にケーブル類を全部外し、アンプのDC漏れ計測です。

DC SP-A 5.0mV、SP-B 6.3mV とでました。

これって、もしかしてそこそこ当たりのアンプをひいているか?

でも、実際は自分の好みの音がするかどうかですからね。まだまだわかりませぬ。

ということで、とりあえずオーディオ墓場の仲間入りになるのですが、墓場へたどり着けないのでどこに保管しよう。

やっぱり事務所かなー。サーバーラックが物理的に空いているからなー、サーバラックに放り込んでおくか...

でも事務所の見えるところに置くと、お客さんがきたときに妙に反応したりするからなー。うーん。

 

 

***** 2019年2月20日 11時30分頃 その後について追記(ここから) *****

翌日の18日は仕事しまして、

19日が終日雨天で、かつ、私が暇な時間が取れたので、こいつらで遊んでしまった。

ASIOを仕込んで、flac音源を突っ込んでとか...

パワーアンプはもう興味がなくなって、オーディオインターフェースから先がメインシステムのアンプに繋がって...

どうなの?って、もどかゆい状況を只今進行中です。

つまり、21円アンプは音が出たので興味が消えた。(本当はメインシステムにつないで大きいスピーカで鳴らして音を比較したいけど、台風被害でアンプをとっかえする空間スペースがまったくないのでできず)

オーディオインターフェースが最初の劣悪接続と思われる状態で、なにげに私の琴線に触れているってことですよ。

もうちょっと遊んでみて、すぐにどうこうはないけど...

自分なりのプチ結論に向かおうと思います。

***** 2019年2月20日 11時30分頃 その後について追記(ここまで) *****

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ヤフオクでポチッとな。えーっ。またご縁があったのー。

2019年02月11日 18時01分33秒 | オーディオ

せっかくの3連休はどこに行くでもなく....

車弄りをしたくとも、寒風の中で屋外吹きっさらしでなにかをするというのは、ここのところ栄養価のある物を食っていない私には、身の危険を感じるというヘタレ思考に甘えたりして...

結局、事務所にこもって日銭稼ぎの仕事になりました。

でもね、事務所も実質外と変わらない温度なので、足と耳がしもやけになってねー。

寒いと嫌だねー。さすがに冬の徹夜仕事は凍死しかねないとしなくなりましたが、しもやけとかの症状が的確に出るようなお年頃になってしまいました。

今日は外がチラホラする中、嫁は室内干しを前提に洗濯機を回しやがる。

室内干しした後、昼飯を食ってから嫁と「寒いね」とちょっと猿団子になってました。

嫁が洗濯物を片づけるよ。とバスタオルを触ったら....

あちゃーっ。室内なのに壁がわに干したやつは凍っているよ。って...

うそじゃないですよ。本当にそんな家庭なんですよ。

はあーっ。ストーブが恋しいねー。台風がいろいろとお金をねー。台風が家をいろんな意味で寒く冷たくしてくれたままだから(苦笑)

 

とか、そんな激貧ネタならいくらでもブログに書けるのですが...

激貧ネタはいつものことでつまらないと思うので、最近のヤフオクで思うことをちろちろと書くことにします。

 

ここのところ、ヤフオクの1円推しキャンペーンにて、大量にヤフオクに1円スタート商品があふれているように感じます。

もちろんほとんどの物は、1円スタートであったとしても、市場相応の価格に競り上がって安定した価格で競り落ちているのです。

そんな中、私のような激貧がこれって人気無さそうだよね。と目をつけたものは、大概はニッチ商品らしく低額終了のようです。いや、逆の考えだと、世間が敬遠するようなものに目をつけるようなことをしているから激貧が染みついている、ともいえるのかもしれません。

たしかに商売において、物の売れない1月2月だし、それでもこの低い落札価格って どうなんよ。

さてさて、そんななか...

今まで高くて指を咥えて眺めるだけだった、それでも、世間的にはその価格だったら十分安いんだから、といわれていたものが...

私がウォッチしている分では、なんと二桁で終了なんてものがチラホラしているのです。

嫁にちょっと相談してみました。

生活に必要ない贅沢嗜好品なんやけど、バブル時代のガラクタなんやけどな、100円未満で落札できそうなやつを手当たり次第に入札してええか?

嫁の目が三角になるのですが、なにが欲しいか聞いてくれます。心の広い嫁です。

  1. オーディオのアンプ
  2. 強靭なボティーをしゃぶれるバブル期のデスクサイドサーバ機
  3. A3対応本格的な事務所用途のカラー複合機
  4. 魚釣り用1mぐらいの魚が入る大型クーラー
  5. アルミ素材の鞄。バブル期に流行ったゼロハリ風の角が丸いやつ

どれも一般的には興味なさそうな代物でしょ。

だって、世間的にはなんでも小型に向かう傾向です。

私はバカ者なので、バブル期の無駄に贅沢でごついやつが好きなんすよね。

それが、経年経過もだけど、物理的に大きくて人気がガタ落ちみたいなんすよ。

そして、この手のものが引っ張りだこだった貿易業界も冷えているようで、なにやら安い傾向へ..

オーディオなんて、ちょっと前までは貿易業者の取り合いだったのにね。

今はネットでメジャーになっている型番のものだけが極端に高値のようで、マイナー型番は一気に暴落しているみたいだし、そもそも世間は超小型のデジタルアンプだし、バラバラ単品オーディオ機器なんて興味ないみたいだし...

で、嫁はかしこいです。ちゃんとマイナス要素を指摘するのです。

「送料はどないなんよ。」の一言です。

えー、それは私も重々承知の助でして....

で、嫁から許可の出たもの...

  • アンプ。ただし気に入らないときに転売可能なものかパワーアンプに限る。それもごつい出力でないとだめ上品なやつは絶対にだめ。(プリアンプ、CDプレーヤー、スピーカを増やすことは絶対にダメ)
  • 大きい魚を入れるためのクーラー。人間の子供が入るサイズを狙うこと。大型のスズキが頭を落とさずに3本入ること。

それを、あんたの小遣い稼ぎ日銭商売の利益範疇でなんとかしなはれ。

やったー。許可がおりたー。

なので、1円スタートのアンプを物色です。驚くことにめっちゃたくさん出品されてますよ。

バカは何点か入札します。入札し忘れて、くそーって悔しがるよりは、二桁程度の入札だけしておくのです。

すると、何点か落札未遂になりました。同じ考えの人がいるようで、味噌くそ価格での低次元攻防戦です。私は100円以上の入札はしないと決めて物色なんです。

そして、なんと21円でパワーアンプを落としてしまった。落としてからどうなんよ。と、ちょっと後悔もあり。

というのは、これがねー、おそらくたまらん重たい鉄の塊アンプのはず。

運賃はどうなんのよ。あん?

って感じでして....

嫁にこれを落としましたってパソコンの画面を見せて..

「うそっ。こんなのが21円で終了する世の中なの?」って驚かれまして...

それよりも「背景に写っている偉そうな舶来オーディオを二桁で落札せんかい。」って無茶振りされたりして。

まあー、嫁も写真判断で笑ってくれました。今のやつよりキリリとした音を醸してくれたらいいね。って..

さてさて、こいつが到着するのを考えたら、ちょっと恐ろしい。

だって、室内はまだ台風被害修復のために、いろんなものが山積みのまま。というか、家屋修理をする度にあっちへこっちへと家具が移動する状態。

どこにこんな重たいものを置くのさ。そもそもすぐにオーディオ遊び云々なんてできる空間もないじゃん。

でもねー、中古品は時の相場が一番だからねー。

さすがに二桁でアンプがやりとりされるのは最低相場状態だからねー。良い出物が駆り尽くされないうちにちょっと贅沢してもいいでしょ。(この場合の贅沢は送料の掃出しですな)

 

まあー、そんなこんなで、最近はヤフオクを楽しんでおります。

 

 

 

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本日のブログ書きBGM-CD

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久しぶりの音楽CDネタですよ。

以前の音楽CDネタは去年の12月19日ですね。

 

Stratovarius / DESTINY

洋楽メタル好きの方にしたら、今更なあつかいのCDだろうと思います。そのぐらい有名なアルバムです。(と私は思ってますが、間違っていたらすみません)

私ごときが今更このアルバムのことを書かなくても、あちこちに評価はあるだろうと思います。

それでも、やっとご縁があったアルバムで、それもお気に入りになって最近は良く聴いているのでブログに書く次第です。

去年に、100円ワゴン箱から大量にゲットしたCDの一枚です。

#1:Destiny から、いきなり宇宙をイメージさせる、「ハーァー」っていうなんとも神々しい静かな女性コーラスから展開でスタートです。壮大なクワイヤが広がって..

しばらくして、ズンズンズンって、メタルがゾクゾクと盛り上がるのです。

メタルの様式美はコレだよねー。

メタルなんだけど、激しい曲よりも #6:Years Go By とかのバラードが、なぜか私の脳みそを揺するのです。

#7:Playing With Fire のジワジワジワと盛り上げてしつこく押し付けてくるリズムもいいんすよ。

ところどころに出てくる「ジャカジャカジャカ」ってアイアンメイデンで聞いたことあるような足ふみのようなへヴィーなギター刻みがいいんすよ。

ところどころに展開するソロパート。ギターとキーボートの掛け合いというのかな?混ざり具合がすごく心地いいのです。

疾走ではなく聴かせる系のメタル、激しいわけではなく何故か体を揺すってくれるメタル。

ってことで、私の中では、ものすごくお気に入りのアルバムなのです。

ストラトバリウスもいろいとあるみたいで、このアルバムがいまのところお気に入りです。

かと思えばストラトバリウスのアルバムで私の琴線に一切触れないアルバムもあるのよね。

いったい、私はどんな音に興味を示して心を踊らしているのやら、自分でも最近の音の嗜好に疑問符が湧いております。

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マランツ CD-16D の音を聴いた

2017年07月11日 23時52分57秒 | オーディオ

スバル弄りが物理的にできる状況ではなくなりました。(理由はスバル保管場所がスクラップ置き場状態になったから....)

いやいや、事務所でできるスバル弄りをしろよ。と突っ込まれそうですが....

持ち帰れるスパルの部品が、とりあえず放り込んだガラクタのさらに奥のダンボール箱に詰まっているのです。

そこへたどり着くためにはガラクタを一度外へ出して云々なので、おいそれとできないのです。

まあー、スバル弄りは作業できるようになったら再開しますので、スバル弄りの悪戦苦闘を楽しみにされている方(私のブログ読者はスバル弄りを見ている人がほとんどのようです)はそれまでまったください。

なので、今日はスバルネタではなく、久しぶりにオーディオなんです。

スバル繋がりの方にはつまらないかと思いますがおつきあいください。

 

私の耳で聴いた感想をツラツラと書きますが、単なる個人の意見と笑い飛ばしながら読んでください。

音の嗜好に思考に志向に指向と、いろんな「シコウ」を音に求めるのですが、それは各人まちまちなのです。

ついては、なが~ンの耳は腐っているなー。と馬鹿にしながらでいいので、こんな意見をいう人もいるんだねー。とお考えください。

 

ではでは....

本日にオーディオ遊びするターゲット機器ですよ。

マランツ CD-16D というCDデッキです。

実は3月にひょんなことから縁があって、まもなく粗大ごみにされそうな個体と出会ってしまったのです。

持ち主だった人が亡くなって、家族が財産を片付けするときに、誰も欲しくないという非道なあつかいをされたデッキです。

もちろん私が名乗り出て、めでたく我が家にやってきたのです。

しかし、私の自由時間はスバル弄りに費やしてたので、ずっとオーディオ墓場の手前に放置プレーだったのです。オーディオ墓場ラックにすでにデッキが満載でこの子か居座る場所がなかったのです。

棚の手前に放置プレーです。嫁にも後輩にも「この冷たい金属片付けてよ」とあしらわれていた次第です。

それをやっと音出しして楽しんだということです。

本日に本格的に音を楽しみましたが、本領発揮してもらうために、実は日曜日からいろいろと鳴らしてます。

昨晩にいたっては電源線の組み合わせも堪能しました。

ということで、私の耳では、そろそろ本領発揮しているだろうと感じ取って、まじめに音を楽しむということなんです。

そうそう電源線についてです。

このCDデッキは、脱着式の三芯コネクタ電源ケーブル(パソコンによく使われているやつ)を採用してます。

つまり電源線をいろいろと変更して楽しめるというか、ケーブル選びで苦悩するオマケまでついているのです。

仕事がら電源線はいろいろと所有しています。(廃棄するOA機器、通信機器、医療機器等からケーブルだけもらうのです。)

とりあえず、突入電流良好定番の大型レーザープリンターの電源線でテスト。

それを基準にして、細い線、太い線、ニッケルメッキプラグ、金メッキプラグ、真鍮プラグとやりくりしまして....

やはりというか、私の手持ち電源線では、真鍮プラグで電源線極太曲げるのが硬いやつが良い感じの音を出すとなりました。(ちなみに、米国製のルーター、ないしは、SUNのキャビネットサーバー、または、昔のオフコンの電源線の類と思います)

ちなみに医療用ケーブルって、無垢真鍮だったりしてスピード感たっぷりの音を出す傾向にあるのてすが、いかんせんケーブルが細いんですよ。ケーブルが細いと低音が濁り気味に感じます。そうなると、アメリカンな規格の極太電源線でプラグにメッキ無しがいいように感じるのですが...私の耳が馬鹿なのかもしれません。

 

何回かオーディオネタを書いているのですが....

どういう機器構成で聴いたのか書いてくれと指摘がありましたので、私のポンコツ機材を書きますね。

 

CDデッキ

マランツ CD-16D (今回の音出しお楽しみ機器)

YAMAHA CDX-2200 (メインシステムで稼働)

アンプ

ONKYO A-919 (メインシステムで稼働)

Technics SE-M100 (事務所で稼働)

ONKYO P-309+M-508(シリーズが揃ってないのは激貧だからです。M-509を入手したらメイン機になるんだけどねー。今はオーディオ墓場棚で陳腐してます)

Victor AX-Z911 (オーディオ墓場棚に死蔵)

スピーカー

DENON SC-5000 (メインシステムで稼働、でかい重い、我が家で冷蔵庫スピーカーと言われている)

スピーカーケーブルの銘柄は失念してます。

こんな感じで過去の機材を寄せ集めたポンコツ構成で楽しみました。

アンプが何台も出てますが、アンプをとっかえたくなるぐらい、今回のCDデッキは色めきたったのですよ。

 

さてさて、オーディオ好きな方が大好きな音の感想ですよ。私の腐った耳での感想です。

マランツといえば、独特のマッタリしてゆったりして、室内をほんわりとする空気感に満たしてくれる音色が特色だと思います。

今まで、何台かマランツのCDデッキ、アンプと遊びましたが、ほとんどがその傾向で私の嗜好ではなかったのです。

なので、今回のCDデッキもあまり期待してませんでした。その証拠に入手してから4か月ほど放置プレーしていたんです。興味があったら率先して音出し遊びしているってば....

とりあえずの音出しをして、私の耳は疑ってます。

「これマランツの音じゃないね。ヤマハの音でもないし、なにか別の機械をつないでたっけ?」という感じでした。

そのぐらい私の中ではマランツ色を感じない音が出たのです。

ともかく力強い音が出たんです。キリリとした低音がビシッと1本通ってます。マランツ独特のぼんやりゆったり太い低音ではないのです。

そして、ボーカルが「ポッ」と目の前に浮かび上がるのです。

ええ~っ。これってマランツじゃないよー。と、心の中で嬉しい声を上げるのです。(マランツ系の黄昏サウンドが好きな人には失礼な文言を書いてます。お許しください。)

ささっと数枚のCDを聞き流して、このデッキの雰囲気をつかみます。

音像はしっかりと結んでいる。音の存在感くっきり、ボーカルが艶めかしくねちっこい。囁き系ではなくボーカルが暑苦しいのです。ついてはジャズの女性ボーカルは、艶々でなんということでしょう。

って、この傾向ってサンスイじゃん。サンスイサウンドなのかよ。と思いつつも、サンスイにはない高音の煌びやかさがあるのです。

そして、すごく聴きやすい。聴きつかれしない。って、聴きやすいってことは...

と、ダメだしを出す前に、もしかしてアンプで音色が大きく変わるか?組み合わせか?と、マランツ君になにか期待を持ってアンプを変えてみることにしました。

それで4台のアンプを通したのです。うーん。まーねー。もちろんアンプが変わるので音が変わるのですが、感じ取った音色はどのアンプでも同じような表現でした。ということで、これがこのCDデッキの色ということですなー。

本格的に音を嗜む前に(ここまでは予備段階です)、今までのことをまとめます。

マランツ独特の黄昏サウンドの気配無し

ボーカルが目の前に浮き上がり、熱くねちっこく歌い上げる

高音域が煌びやかに感じ取れ、そのためか華やかさが出てくる

スピード感もあり音切れも良い傾向に思える

音の存在感は抜群で像を綺麗に結ぶのだが、空気感はまったく感じ取れない。

一聴してアコースティック向きかと思ったが、ボーカルが浮かびすぎなのかギターやピアノの存在感が薄れている。というより、カラオケの前で歌手が熱唱に感じてきた。

部屋に生音の気配はまったくなく、全体に音楽が流れてスピーカーの前にボーカルだけが出現する。つまり、とてもきれいなオーティオの音で歌手が歌うような、そんな感じになった。

って、あれれれ...生音の気配がないや。ボーカルの前後に楽器の位置関係が出現してもいいと思うんだけどなー。

熱唱を感じるのだけど、囁きや吐息は感じないのよね。艶っぽく感じて歌手の存在は浮かぶのだけど、歌手の空気感というか雰囲気があらわれない。

つまり、私の中でなにかが足りないとなったのです。

多分ですが、余韻が無い。楽器の音がスーッと消える気配がない。もしかしたら音が少ないのでは?

となると、ピアノ、ギター、ディスコ系打ち込み煌びやかキレキレサウンドでチェックすべきです。

 

これは、私の比較方法なのですが....

単に良いと感じたことには、ただそれだけで興味無し。

すごく良いと感じたら、何故良いと思ったのか追及します。

不満に感じたときは、自分が抱いている音よりレベルを低くとらえているはずです。つまり自分の基準音に達していないなにかがあるはずで、それを探ります。

いつも聴いている音と比較しますよ。

YAMAHA CDX-2200 と鳴らし比べします。

 

本日に比較用にまじめに聴きこんだCDです。

 

いつものテストCDを用いたかったのですが、テストCDをまとめたケースが行方知れず、最近の聴き比べに用いていたPerfumeのアルバムも行方知れずなのです。(後でわかったのですが、私がスバル弄りに熱中しているときに後輩が事務所を片付けたらしい。どの箱に仕舞い込んだっけ?と片付けた後輩もわからなくなっていた)

なので、まあー音の違いがわかりそうなものを、とりあえず目の前に積んでいるCDタワーから発掘した次第です。

 

まずはそんなに違いが出ないだろうと思うCDから

「SuperFry」のアルバム「Mind Travel」の2曲目「Beep!!」でえげつなく音の傾向が違うことに気付きます。

マランツはバンド演奏の立体感がまったく感じ取れません。かつ、バンドボーカルのせわしい吐息を感じないのでバンド音楽が平たいのです。ギターも鳴いてくれません。ドラムはバスよりシャンが輝いてます。

ボーカルだけ浮かび上がってますよ。それは、ハンドの楽器を鳴らすスピーカーが後ろに、手前に声を出すスピーカーを置いたような音で、バンドの音としては私の脳みそはまったく否定しました。

本当にそうなのか?うん?うん?と、いきなり真面目に聴いたCDの音に、このデッキはもっといい音を出すだろう?ってマランツにいろんな期待を抱いている自分を再確認。

これがYAMAHA CDX-2200だと、バンドの楽器の位置関係のようなものが、ずらーっと浮かび上がるんです。

ボーカルが極端に前にでるではなく、ボーカルで出たり下がったり、そしてぜーぜー吐息感が存在するのがヤマハなんです。

これはヤマハビューティーって言われている音の粒が細かいとかいわれる傾向の音が結んでいるんだと思います。

ちなみに、マランツはガチャガチャしたSuperFryの音を聴いても特に耳障りはないのですが、ヤマハはガチャガチャバンドが横一面に広がって打ち込んでくるので、とても聴き疲れするんです。

聴き疲れするぐらい体が熱くなるのもヤマハのデッキなんですけど、私はヤマハの空気感の表現が標準になったからねー。オーディオ鳴らして頭が揺さぶられて身体が熱くなって聴き疲れ、ライブやコンサートに行ったときのような似非疲労感を感じないと満足しない体質になった変態ですから....

 

次はさらにマランツをいじめますよ。

矢野顕子のアルバム「ピヤノアキコ」です。ご存じだろうと思いますが、ピアノを弾きながらアニメ声で語るように歌い上げる弾き語りです。

ピアノの深い音色、なだらかに撫でているのに時々弾くピアノ伴奏。ピアノ音色と極端に異なるアニメ声で鼻声で、囁いているのに突然がなるという独特の歌唱です。

これは劇的に表現が違いました。

マランツは、矢野顕子が艶々ボイスで目の前に噛みついてきました(笑)

ピアノ伴奏はもちろんありますが、ピアノの存在がどこかに行くほど矢野顕子が主張してきました。

ちゃうやん。矢野顕子がピアノと戯れている感じはどこへいったのよ。

ヤマハのデッキは、ピアノが艶々というか生き生きとして表現されます。矢野顕子の舌使いもあらわれるのです。

そして、ピアノと矢野顕子が同じ距離に存在するのです。

 

さらにマランツをいじめますよ。今度はおっさんダミ声とピアノですよ。

「CONCERTO」という洋物CDでイタリヤ歌劇です。簡単にいうとカンツォーネです。

ボーカルに日本人の「柳沼裕美」という方が参加しているのです。ソプラノボイスなのですが、マランツで聴くとキンキン声が誇張されるだけです。かつピアノの存在感が消えてます。

それではなく、3曲目のオッサンダミ声+ピアノなんです。

あちゃー、ピアノの空気感がまったくないわー。

と、こことで後輩がやってきまして、一緒に試聴が始まりました。

また、難しい曲聴いているなーと言われるのですが、ちょうどマランツで再生しているときで...

「このデッキっていい音しているじゃん。これはキープコースか?」と言うのです。

フフフとニヒルな笑い顔でヤマハの音を聞かせます。

後輩がフッと鼻で笑いました。

ヤマハってこんなに偉い音出してたんか?このオーディオでカンツォーレを聴いたことなかったからびっくりしたー。って...(後輩はクラッシックや声楽にはまったく興味ない人です)

ともかくヤマハでは、ボーカルがそこに居て、ピアノがここにあって、ほらボーカルが向きを変えた、ピアノマンの腕の振り方が変わったとか、そんなのが感じ取れるのです。

 

ここで後輩から禁断の提案が...

このマランツは音が綺麗なんだけど空気読んでないよね。だからディスコって...

「HYPER TECHNO MISSION ZERO」のCDを持ち出しました。

2曲目「I LIKE IT」と14曲目「CONTRACT」を選択です。

2曲目は言わずと知れたバブル期ディスコテクノ全開の曲です。無音からドッシャーンってキラキラ音像の展開がミソです。音が粒になって降り注ぐかがポイントなんです。

14曲目はサイレンが鳴り響くテクノサウンド。それもスピード感が半端ないんです。

マランツにはひどい仕打ちでした。すいません。マランツで楽しむ音ではありませんね。

ヤマハは無難にこなすというか、一瞬にして煌びやかでギスギス空気感がフッと浮かび上がるんです。あの騒々しいギスギス高音にギトギトで不快感を伴う低音でピューッっと出でスッと素早く消えるんです。

マランツはいろんな色の音が目の前に浮かび上がろうと取り合いしている感じに聞こえました。結果として音が継ぐ剥ぐなんです。音キレがしっかりしているからか硬い感じはあるのですがガサツな表現になりました。煌びやかさはどこに行ったのさー。

 

ボーカルの表現がいいのならバラードを聴いてみるか。

「Kim Jin Ho」のアルバム「1st 今日」をテストCDに引っ張り出します。

韓国語なので歌詞はまったくわかりません。つまり、歌を聴くのではなく曲と声を楽しむんです。

このボーカルが甘い声で囁き系なんです。それがまったりバラードです。

アコースティックギターで歌い上げる曲があるのですが....

ボーカルが目の前に立ちはだかりました。囁くのではなく説教のように語りかけてくるのです。

ギターがカラオケです。ギターの音はしますが、ギターが鳴いてくれません。喘いでくれません。

ギターが鳴かないバラードなんてつまらい極みです。というか説教で頭が拒否するので眠くなるのです。

バラードは心地よくなって楽しまなければならないのに眠くなってきたらダメですよ。

ヤマハの音はいうまでもありません。ギターが鳴いているんです。弦の音揺れが心地いいんですよ。

それに甘い声で囁きながら、鼻息吐息が歌い上げてます。

 

その他のCDについても書きたくれるのですが、まあーこのぐらいにして....

 

マランツCD-16D って音つくりはよくできていると思いますよ。聴き疲れをせずにボーカルを楽しめるようになってます。

かつ、程よく空気感がないことで雑音的な音の存在がなくなり1本線の通った太い音になっているように感じます。

オーディオを聴いた―と満足する音としては抜群だと思いました。

 

はい。私の嗜好には物足りません。私の耳ではヤマハの方が2段階ほど上です。ヤマハが上品で繊細な音をつむんでいるように感じ取れたのです。

しかしこのデッキをコレクションしておきたい衝動にかられます。何故に?やっぱりマランツのバッチが支配欲を上げているのか?

でも、オーディオ墓場が満席になっているのでとりあえず死蔵する場所がありません。

墓場で陳腐しているオーディオと比較しまして、どれかとトレードするか?と悩むのですが、マランツCD-16Dは私の手元から旅立ってもらうことにしました。

ここまで視聴を楽しませてくれたことに感謝してヤフオクに出すことにします。

もしかしたら高額が狙えそうなので、嫁取りされた方が結納金をはずんでくれたときは、NEC CD-903を娶れないか画策できる楽しみもふえそうです。

NEC CD-903は、今でも欲しいと願っているデッキです。あの音は本当にすごかった。また我が家にカムバック希望なのです。

 

以上、オーディオを聴く耳の無い、なが~ンが、勝手なことをのたまったブログでした。

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YAMAHA CDX-2200 トレー駆動ベルト交換

2016年11月29日 23時57分22秒 | オーディオ

本日は月末の支払い業務ということで、銀行と役所を回っていました。

ついては、スバル弄りはありません。

なので、以前に「ブログの予告」として書いたオーディオの修理内容を書くことにします。

 

最初にお断りです。

素人がいいかげんに修理したことを書いてます。

私の修理方法が正しいかどうかはわかりません。

そもそも、素人が分解修理することをメーカーは推奨していませんし、素人修理した個体はメーカーが修理受付してくれない可能性もあります。

そういったリスクが伴う行為です。

もし、当方のブログを見て真似される方が居られましたら、必ず自己責任において修理してください。

私の修理方法が正しいという確証は一切ありませんし、たまたま私の個体がそれで成功しただけかもしれません。

その点をご理解ご承知の上で当方のブログを見てください。

 

2016年11月19日にオーディオを素人修理しました。(ということで、10日ほど前の作業内容になります)

修理した機種は、私のメインシステムに組み込んでいる YAMAHA CDX-2200 というCDプレーヤーです。

このデッキがどんなウンチクやねん。とおっしゃる方は、よそ様の次ぎのホームページに詳しく書かれてますのでそちらをご確認ください。

オーディオ回顧録さんの YAMAHA CDX-2200 のページ

故障の症状は「CDトレーが出なくなった」です。

仕方がないので1か月ほど、サブCDを繋いでいたのですが、やっぱりヤマハビューティーでないと空気感が存在しないとなり、やっとこさ修理する気分になったのです。

まずは、ラックからCDデッキを引きずり出します。

うわっ。埃が凄い。と私も思いました。

ともかくお掃除から作業が始まります。

CDトレーが出なくなる症状は、過去に私が2回修理しているのでどこが犯人なのかはわかってます。

今回は、トレー駆動ベルトが伸びているのが原因のはずです。

ちなみに、このベルト以外にも、トレーを受けているゴムローラーが経年劣化加水分解でベトベトにとろけて付着して開閉しないという症状もあるのですが、ゴムローラーは以前にいんちき部品で交換済みなので今回は関係ありません。

ベルト交換なので、ベルトを用意する必要があります。

まぁー、ベルトなんてサイズが合っていればなんでもいいのですが....

私は純正部品を所有してますよ。

ちなみに、私が取り寄せしたときの部品番号は「CB637830」です。

伝票を見ると2011年に予備部品として3本入手しているんですよね。

そこから1本を消費します。

ちなみに、今回はゴムの直径を計測してみました。

もし、ベルト流用を検討される方いましたら、参考情報にしてください。(尚、素人計測なので誤差がある可能性が大きいです。その点はお許しください)

ゴムベルトの内直径が30mm、ゴム太さは1mm程度、わりと固めのベルトです。

さてさて....

お気軽にサイドウッドと天板を外します。

わかる方にはわかるかと思いますが、変態基盤が1枚追加されてます。

これが、クリスタル基盤でして、前オーナーにて俗にいうクロック改造されている個体です。

その他にも、液晶パネルの裏に銅版が貼られていたりと、なにやら変なことがされている個体なんですが、この個体から出てきた音が気にいったんだから仕方がないのです。

このクリスタル改造で音がよくなっているかどうかは私にはわかりません。だって改造済みの個体を入手して、その音しか知りませんので比較対象がありません。

尚、前オーナー様の申告では、「ロ○ン企画」(○の中にはカタカナが入ります)というところでチューニングしてもらったとのことですが、その確証がないので、実際はどこで改造された個体なのかは不明です。

(前オーナー様のいうことが正しいという確証はありません。そもそもメンテ済みとして入手したのですが1週間もしないうちにトレーが出なくなりましたから、前オーナー様の申告内容は怪しさ満点です)

さてさて....

ベルトはお手軽に交換できる位置にあります。

上に被さっている斜めに傾斜がついている駆動プーリーを外す必要があるのです。

私はCDを抑えるスタンパーのヒンジ部分を取り外す作戦です。

ヒンジが外れると、フロント側のばねを外さなくてもスタンパーをずらしてプーリーを抜くことができます。

あとはお手軽にゴムを交換して元に戻すだけです。

ラックを綺麗に掃除しまして、その中にCDデッキを鎮座させます。

さっそく音出しです。

「おお~っ。お気に入りの音が返ってきた~。」と、ご満悦の私の顔を想像してください。

まだまだ頑張ってよ。ヤマハ君。

今のところ、あんたが私の所有物でキラ星なんだからね。

 

と、素人がオーディオ修理した内容でした。

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NEC A-10X が欲しい....

2016年08月11日 12時50分59秒 | オーディオ

本日は世間的には休日なのですが、私は午前中は仕事でした。

その仕事もかたがついたので、ちょっとだけブログです。

 

スバル弄りを楽しみにブログを見ている方にはつまらい内容かと思います。

しかし、オールドスバルを嗜んでいる方なら、よき時代の工業大国だったメイドインジャパンの無駄に品質を追求していたオーディオには理解していただけるかと思います。

「どれどれ、なが~ンは、どんな変態的な機種に興味深々やねん?」という感じで読み捨てていただければと思います。

 

昨日は午後から和歌山県へ仕事、そして買い物へ出かけてました。

自宅へ帰り着いたのは午後10時をすぎてました。

まあー、それだけ気晴らし(本当は仕事だよ)をしてきたということです。

一番の嬉しいものは、3玉で100円の超立派なのにキズがある桃をゲットできたこと。

ここにいけばキズあり桃を特売しているというのを私なりに数か所おさえております。

そこの1店目でいきなりビンゴしました。

ダンボール1箱やまもりの桃をお買い上げです。なんだかんだと支払金額は500円です。

もうこれで和歌山へ出てきた目標達成です。(いやいや本当の目的は仕事に来たんですよ)

その他、いろんなお店をグルグルと梯子します。

きゅうりとトマトも狙っていたのですが、それは不発でした。

スイカに至っては、泉佐野市より高額価格設定だし、キズありスイカの流通もなかった。くそー。

キャベツは大きい玉のものを100円でゲット。

そしてなぜか水ナス。水ナスって産地は泉佐野市なのに、和歌山の生産農家のものを買う私って....

今年は水ナスの市場価格が高いのか、私の近所の価格は去年の倍ぐらいになっていると思います。

単純にブランドになったので地元の流通が減ったのだろうと思いますが、傷物が1個10円で買えていた水ナスがとんでもないことになってます。

それであきらめていたものが、なんと和歌山で大粒が10個ぐらい入ったのが100円でした。

もちろん形が悪いとか、色付が悪いとかですが、そんなのは味に関係ないので大歓迎です。

しかし、地場の野菜を、他府県で買う事態になるなんて、なんだかなー、と思う今日この頃です。

 

さてさて、そんな中....

某リサイクル屋の店頭にて、見てはいけないものを.....

NEC A-10X というオーディオです。

バブル期最後にNECがオーディオ撤退時に最終爆弾で発売した機種だったかと思います。

もちろんのように販売価格や原価を度外視して、メーカーの意地でヘンテコでむりくりで強引に音への追及の筋道を突き抜けた、日本の工業製品が世界の栄光をつかみ取っていたいた時代の産物です。

どんなアンプやねん?というのは、よそ様のホームページにて紹介記事がありますのでそちらをご覧ください。

オーディオ回顧録 NEC A-10x

このアンプに、私の目が釘付けです。

こんなNECの大きいアンプなんて一般人には「なんだそれ?」のはずなんです。

でも、ちょっとオーディオの深い音色を知ってしまったものには、NEC、ナカミチ、OTTOといった超マイナーだけど、ヘンテコ路線を追求したメーカーの音にビシビシと興味があるのです。

そして、値段が3万円とちょっと....

微妙な価格設定というか、音出し確認とれているのだから安いのかもしれません。

1万円なら迷わずゲットするのですが、懐のさびしい激貧家庭です。

1万円って3か月の食費ぐらいの価値があるのですよ。3万ともなると半年以上の食費をぶっこむことになります。

ああっ。この音をヒシヒシと聴いてみたい。あああっっっっ。

と、変態中年が店頭に陳列されているシャンパンゴールドのアンプを撫でまわすのでした。

尚、NECの音については、アンプの音は存じませんが、CDデッキにて、CD-903という機種を所有していたときがありました。

無骨でゴリゴリで、ガツンと輪郭ビシバシの音色です。音の粒がひとつずつ立っているのです。

ギラギラでギスギスで華やかな音が、小さい点で怒涛のように流れ続けるのです。

このCDデッキの音色は別格で家庭用オーディオでここまでキリリと表現するのか。ととても感心したのです。

CD-903については故障しなければ間違いなく今でも我が家のメインオーディオに君臨していたはずです。

我が家に来られた方も、嫁も後輩陣も、皆して、あのNECのCDデッキは音が凄かったなー(音が良いとか綺麗とかはいわない)。あの空気感、ライブ感は最高だったなー。というのです。

激貧なりにいろんなCDデッキをとっかえひっかえしましたが、結局のところNEC CD-903の音を塗り替えるデッキに巡っていないのです。

あのCDデッキを作ったメーカーのアンプって?どないなん。

きっと音の輪郭くっきりのえげつない怒涛の攻め立てる音をぶちまけるのとちゃうのん?

めっちゃ気になるわ―。アンプを欲しいとはいわない。一度、その音の攻撃を体に浴びたいわ―。

と、沸々と激貧の脳みそが煮えたぎるのですが、生活にゆとりがないので贅沢はできません。

思いっきり後ろ髪をひかれながらお店を出たのでした。

 

オーディオでNEC機器のファンって少ないかと思います。

そのジャンルでマイナーかもしれないが、当時の偏屈エンジニアのわがままをメーカーの懐が許していた時代の製品って、ひょんなメーカー製品に埋もれているものですよね。

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Technics SL-P770 の音を聴いた

2016年02月05日 23時41分07秒 | オーディオ

久しぶりのオーディオ遊びです。

ひょんなことから、Technics SL-P770 というデッキが舞い込んできました。

10年くらい前なら、テクニクスのこの系の中古CDデッキって流通が一杯あったのにねー。

数年ぶりにテクニクスのデッキに出会ったような気がします。

ちなみに、私はテクニクスサウンド好きなんですよ。それもMASH-DACの後期ではなく、MASH以前の多重DAC搭載機と、MASHの2号機ぐらいまでの音が好きという変体です。

SL-P770 は、まだ聴いたことがないのでワクワクして遊びます。

昨晩に軽く動作確認して、まずはCDが認識しない状態でした。

めんどうなので、CDレンズクリーナーをとりあえずかけてみたら、CD認識して再生するようになりました。

1発目に出てきた音は、ラジカセのような薄っぺらい音です。

はい、長年の放置プレーによるコンデンサばらつき症状の音と思います。

これは、エージングしてやらねば。となり、昨晩は終了です。

本日は、事務所仕事がメインなので、事務所でオーディオ鳴らしまくりますよ。ということで、エージングと動作テストを兼ねてSL-P770をずっと運用しました。

夕方の仕事終わりには、十分オーディオの音になりまして、安心して聴ける音を奏でています。

ではでは、メインオーディオに繋いで遊ぶことにします。

その前に.....

この固体ですが、天板が酷く錆ているのです。古いオーディオ好きの方なら勘付いていると思いますが、ある時代のテクニクスとケンウッドのデッキで、外装がとろけるようになって錆びている固体があるでしょ。あの症状です。

きっと、そのころの塗装が塗料の関係でそういう劣化をしやすいのではないでしょうか?

まるでフタル酸系塗料の劣化のような感じで下地からさびが出てきています。(錆びの上に塗膜が乗って、まるでカビでいるみたいにも見えます)

今までの経験では、この症状は外装だけで中身は大丈夫なんですけど....

念のため、この固体も中身を確認することにしました。

中身は綺麗でした。

こういうメタリックでカラフルなコンデンサを見ると心が躍る私はバカですね。

CDデッキって足元をしっかりしないとガッシリした音が出ない傾向にあると思います。

ついては、いつもの自作スパイクをセットします。

そうそう、以前のブログにて、「自作スパイクをどういう組み合わせでセッティングしているのですか?」みたいな質問があったので、それの返答もしておきます。1年以上前の質問だったかと思いますが、質問者の方、見てられるでしょうか?

私のセッティングを一番下から書きますね。

  1. 木製のテーブル
  2. ダンボール
  3. 御影石
  4. 10円玉
  5. 自作スパイク
  6. オーディオ本体

という順番で組み上げています。

これだけのことですが、CDデッキに関しては豹変して、ビシッと音像が合う傾向になります。

そして、今回のテストCDです。

PerfumeLOVE THE WORLD というアルバムです。

このCDですが、去年の秋ごろに、2枚組構成のうち、DVDが1枚欠品というものを、リサイクルCD屋にて108円でゲットしたものです。

トランステクノ系は私の好物ジャンルなので、パフュームも興味があったのですが、いかんせん中古相場がとても高くて激貧には憧れのCDソフトでした。

それを108円で見つけて高揚したのはいうまでもないでしょ。もちろんPerfumeを初めてゲットです。そして、その後はゲットできません。だって中古でも高価なんだもの。

このCDの音を聴いてびっくりです。すごくまじめにテクノPOPしているじゃないですか?

ここまで音域広く音が収録されているとは思っていなかったのです。ということはテストCDとして使えるのでは?

ということで、去年の秋からテストCDとして活躍しております。

注目曲は...

  • #04. エレクトロ・ワールド
  • #05. チョコレイト・ディスコ(2012-Mix)
  • #12. FAKE IT

この3曲でオーディオを聞き比べると、「なんじゃこりゃ!!」という違いを発見できます。少なくとも、私の耳ではオーディオ機器の個性でこんなに違うのかと劇的な違いを浮き出させてくれる曲になっています。

ノラ・ジョーンズ」じゃないのか?お前はミーハーか?と言われそうですが、この音の粒を、ノイズの音切れ感と、その空気感をどのように表現するかで驚く違いが発見される逸品だと私は思います。

(ちなみに、ノラ・ジョーンズも3枚所有してますが、それはそれで好きですよ)

と、脱線しましたね。

さて、これで音を聴いたところ....

正直不満でした。テクニクスってこんな音だったっけ?と自分の耳を疑いました。

もともとテクニクスひいきしているので、脳みそが過剰記憶していた可能性もあるのですが、それを差し引いてもフゥ~ンという感じです。

メリハリクッキリで、ガツガツの音なのでテクニクスサウンドなのです。

高音がザクザクと飛び出しているのです。スピード感もあります。音の像も的確に結ぶのです。

ついては、音のひとつひとつがはっきりするのです。なのに、なにかものたりない。

こういうときは、いつものヤマハCDX-2200と比較します。

ヤマハのデッキは、繊細で線が細く感じるのですが、音の粒子が際立つような表現をして今のお気に入りになってます。

で、比較したらはっきりと分かるのです。

SL-P770 は空気感が乏しい。無音になるときに静けさがないのです。

つまり音の立ち上がりはいいが、音切れが悪いように感じます。

音切れが悪いと、音の存在感はあるのだけど、煌びやかさが消えるんですよね。

これはコンデンサー熟成で改善されるかも知れませんが、現状ではちょっとがっかりです。

私の耳が覚えている、SL-P990、SL-P999、SL-P777は、こんな音ではなかったと思うけどねー。

そもそも、このSL-P770 って低音域がイマイチのような。高中音域はしっかりしているのに、なんか低音域がおかしいような、でも低音も出ているように感じるのに....って、やっぱり音切れが悪くて低音のしまりがなくなっているということなんでしょうか?

もっと後期のSL-PS700だったかな、MASH全盛時代のデッキよりはガッチリした音なんですが、音のトータルバランスではSL-PS700の方が良かったかも?と感じます。

ということで、私の耳は、このデッキに興味を示さなくなりました。ヤフオクで現金化しようと考えます。

ヤフオクを調べたら....(2016年2月5日から3ヶ月前の落札価格を調査)

なんで?この機種って安いのね。そんな相場なの?オーディオマニアもこのデッキの音をよく知ってらっしゃるということでしょうか?

そんな相場で売ったら、私の梱包人件費も出ないではないか?

ということで、古物商品化するのを止めます。

当方のオーディオ墓場でキープしている、SL-P999の保守部品取り固体としてキープしておいたほうがマシという結論になりました。(テクニクス系のデッキって世代をまたいで部品流用がけっこうできるんですよね)

そうそう、「なが~ンさんは本当にオーディオ墓場を持っていて、ブログに登場する機種を持っているのですか?写真で見せてください」みたいな失礼な質問が過去にありました。

はい、SL-P999の写真ですよ。

この写真で質問者は満足ですか?

このCDデッキも長いこと音出ししていません。予備の予備の予備の予備ぐらいの位置づけのCDデッキになっております。

そんなこんなで墓場に溜まっているのに、またオーディオ墓場に眠るCDデッキが増えてしまいました。

ウサギ小屋の我家に使いもしない機械を積み上げるのもどうかと思いますが....

嫁が文句いわないので、また増やすことにします。

ちなみに、今回のSL-P770を5000円で欲しい人が現れたら喜んでお譲りするのですが、そのぐらいの価格もヤフオクでは付かないみたいでした。

で、SL-P770 の何を説明したいの?って突っ込まないでください。

音を聴いて楽しんだ。ということをブログに書いて、ブログの件数を増やしたかっただけです。

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YAMAHA DP-U50 で、PCオーディオ入門、続きの続き編

2015年03月22日 23時48分56秒 | オーディオ

YAMAHA DP-U50 の音遊びにひと段落したので、土曜日の深夜に片付けようと考えていた。(オーディオ死蔵棚へ封印です)

その前に一つ確認し忘れを思い出しです。

USBケーブルで音が変わるっていう噂です。

スピーカーケーブルで音が変わるのはわかるのですが、USBケーブルでも音が変わるの?

USBケーブルって、中身はシリアル伝送でアナログなのかも知れないけど、送受信はデジタルに変換しているんじゃなかったっけ?

音が変わるってことは、送信がデジタルをアナログでシリアル送信して、受信がシリアルをデジタル組み立てするときとで、できあがったデジタルデータが変わっているということなんですけど。

そんなことある?私はソフト開発が生業なのでハードのことを突き詰めていないからはっきりといえないのだけど、PCと外部機器のやりとりって、たいていは訂正コードも送っていて、間違った信号に復元していないかの確認と、ちょっとの異常なら訂正ビットで復旧するのが基本と思っているのだけど、USBは違うということ?

いやいや、そんなことないだろう。(ここは調べてません。たぶん訂正チェックはついているだろうと推論です)

データはきちんとやりとりされているのに音が変わるとしたら、その推論は....

USBケーブル内のアース結線だったりするのかなー。

PC本体と、オーディオDACがアースでつながっていそうだしねー。

あとは、信号劣化の激しいUSBケーブルを用いると、シリアル波形が支離滅裂になって、デジタル復元するときに訂正コードにより修正処理が多数入り、その処理で電気をたくさん消費してしまうとか?

いやいや、きっとなんだけど、背面につないだUSBケーブルがDAC本体の重心を後ろに引っ張ることになるので、DACの設置バランスが狂うとか?USBケーブルが這っている床面から変な共振振動を拾っていてそれがDACを微妙に共振させているとか?そんなアナログレベルのオーディオ設置方法の問題だったりしない?

と、まあーいろいろと、私の無知なオツムで考えても仕方ないわなー。

とりあえずUSBケーブルを交換して確認してみよう。

 

土曜日の深夜は時間があった。嫁さんも久しぶりにオーディオ遊びに参加してくれた。

嫁さんは楽器をしていた時代があるので、辺に楽器の音に耳がたっているのでなんともです。

かくいう私は、ギター系の音、ピアノの音に耳がたっているのです。

ちなみに、夫婦して、安物のデジタル機器には疑いの目をもつ人種です。ついては、このヤマハのDP-U50については嫁さんは期待していない。私もまだ気に入らない点が何箇所かあるのでそれの確認をしていこうと考えてます。

 

二人して狭いタコ部屋に腰を降ろします。

なるだけセンターで聴きたいので、嫁さんを前に三角座りさせて、私が後ろから抱きつくように配置です。そう、懐かしい恋人時代モードです。

適当にCD箱を引っ張り出して、そこから数枚をセレクトです

ちなみに、我が家はCDラックなんてなくて、こういったCD箱が大量に部屋の隅に積みあがってます。

いつもオーディオテスト用に聴くCDは何枚かありますが、脳みそが音を誇張して記憶しているかも知れないので、そうではないCDを。

えーと、いつもはテストCDなんて書かないんだけど、以前になにかのデッキの音だし確認をしたことをブログにしたら、テストCDのタイトルを教えてほしい。とメールで要望があったのよね。

なので、今回はCDタイトルを書いときますね。

  • LISA LOEB & Nine Stories / Tails
  • HYPER TECHNO MISSION [ZERO]
  • SWING HOLIC / Vol.04
  • 柳沼裕美 / CONCERTO
  • SHAKIRA / LAUNDRY SERVICE
  • EDELWEISS / WONDERFULL WORLD OF EDELWEISS
  • ホリー・コール / CALLING YOU
  • アスカル・モレーノ
  • MEGADETH / COUNTDOWN TO EXTINCTION
  • 小田和正 / 自己ベスト
  • Nate James / Set The Tone
  • GAEKIC STORM
  • Rene / 我的失敗與偉大
  • 中島みゆき / Singles
  • Matt Dusk / back to town

これ以外にも、数枚聴いてますが、まぁー、まじめに聴いた分だけ書いときました。

とりあえず前日の状態(設置と接続)のままで音だしです。

嫁さんの一言は、「このしょぼいノートPCと、おもちゃみたいなヤマハの機械で音作っているの?割とまともな音するやん」

私が「低音が気に入らんねん。ピアノの低いキーと、ドラムのバスドラも駄目やねん」と説明。

どれどれと、嫁さんもまじめに聴いてくれる。

数枚のCDをかけて、嫁さんがつぶやいた言葉は「シンセサイザーの音?電子楽器の音だわ」と申した。

「はっ?シンセの音って」、聞き返しました。

「音のゆとりがない、奥行きもない、生楽器ではない。ミキシングした系の音に聞こえる。」

「ピアノなんてサンプリングした音かと思ったもん」ってことらしい。

嫁さんの意見は、電子楽器得意の高音域は生き生きとしている。

そして、単音もいいのだけど、複数の音が重なるときに低音域のふくらみが濁っていると思う。

とのこと。

私の耳で、「ピアノの高音は弾むように明るいのだけど、低音キーになるとピアノがオルガンの音に変化する」というのも、笑いながら、「ピアノの音のゆがみができてへんねん。だからシンセの音なんだってば。」という始末。

そして、嫁さんからの確認で、ちゃんとしたCDデッキにしましょ。

ってことで、ヤマハ CDX-2200 で音だしです。

嫁さんの目がキラキラしまして、ほらピアノはこうでないと。拍手もこうでないと。ピアノペダルを踏んで音をとめる表現はこれでしょ。この音がオルガンみたいに化けるのよ。

と、説明しよる。

ということは、バスドラは?と、メガデスをセットして、二人して「コレコレ」と、バスドラの空気感に納得です。

ギターについては1本だけの単音なら低音が濁っているがそう悪くもなく聴けるのだけど、複数のギターが奏でる音になるとハチャメチャなことになった。

さらに嫁さんの意見は、この機械は、このCDデッキ(CDX-2200)と音の傾向は似ているんだけどなー、低音がヘタレなのよねー。もったいないなー。ということに。

そして、CDデッキを交換して、ビクターXL-V1100、KENWOOD DPF-7002、TEAC VRDS7 へとお試しです。

結論は、ビクターとは、低音を比較してはいけないレベルです。ビクターはがちがちの音を奏でて、音の存在感を主張します。低音はキリリと締まっているのですが、高音のきらびやかさが少しマイルドです。

KENWOOD DPF-7002は、微妙ながらKENWOODがよし。

そもそもこのKENWOOD君も低音のしまりがいまいちだったからねー。

TEACは、音の全体像が独特なので土俵が違いすぎて比較対象になりません。

(ちなみに我が家は、このマランツ系の暖かい音色は好みではありません)

そして、嫁さんより、あのガッツのあるテク二クスのデッキは?キラキラ音色の金色ケンウッドのデッキは?どこやった。あれの音と比較したい。

と申されましても、テク二クスはオーディオ墓場棚のあの最上段に、金色ケンウッドはドナドナしたんだよ。

ってことであきらめてもらいました。

次に出た嫁さんの意見は、

「この大きいスピーカーを、しょぼいスピーカーにしてみたら。」

「低音が濁るのだから、バスのパイを小さくしたらごまかせるって。」

って、あんた、ごまかすってか?変に理屈だつところが、嫁さんも技術者畑だなーと再確認してしまった。

ということで、我が家でとりあえずキープしているYAMAHAのNS-200Mを引っ張り出した。

本当だ、このスピーカーだと安心して音聴けるねー。低音の濁り感が消えた、そして空気感も消えた(笑)

オーディオで聴く音もDP-U50が出す音もそんなに大差がなくなった。

ってことなら、YAMAHAのNS-200Mぐらいの大きさのスピーカーが出す表現なら大差がなくなってしまうってことよね。

再確認で元のスピーカーに戻して、「ほら、やっぱり、この大きいスピーカーだから、これだけ音の存在感が違うんやで。」と嫁さんの意見。

結局、二人して、「やっぱりスピーカーは冷蔵庫サイズでないと楽しくないってことか?」と再確認です。

次はUSBケーブルだねー。

しょぼい、それこそ100円均一ショップで売られてそうなものをジャンク箱から発掘して交換してみた。

写真で上の黄色のケーブル(フィライトコアのついた太めのやつ)が今まで使っていたやつです。

下の黒色のやつが、ジャンク箱から発掘したやつね。

そして、交換した結果ですが....

あきらかに音が変わりました。というより激変してます。

こりゃー、USBケーブルのとっかへひっかえという「ケーブル沼」にはまるパターンですわ。

チープなケーブルなので音が悪くなるのかと思いきや、いままでのケーブルよりトータル的に音がよくなったのです。

なんと低音が締まったのです。そして中音が少ししぼみました。高音はそのままっポイです。

音が少しおとなしくなったのですが、低音がしっかりしたことで、さらに音の存在感が増しました。

しかし、中音が少ししぼんだことで、ボーカルの艶が消えていきました。

トータルとして、間違いなく、今までのケーブよりよくなってます。

あかん。これ以上いじりだしたら、こいつで色々と遊んでしまうじゃないか?

ということで、ここで終了して、オーディオ墓場に埋設しました。

少しUSBケーブルを集めることにしよう。それと、USBのリピーターケーブルとか、USBハブを経由したらどうなるかとかも遊べるなー。

また、心のゆとりができた時に遊ぶことにします。

今は、スバルいじりを優先したいので、そのあとですね。

いや、スバルの次はクラウン君が待っている。ってことで、このヤマハはもっと後回しってか?

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YAMAHA DP-U50 で、PCオーディオ入門、続き編

2015年03月21日 00時08分30秒 | オーディオ

木曜日のYAMAHA DP-U50 遊びの続きを、金曜日の夜中に作業しました。

と、いってもお楽しみの音だし確認なので、楽しい作業なんですけどね。

木曜日に、高音から中音域は納得して、低音域が気に入らなかったのよねー。

ということで、そこの確認からです。

低音がらみなので、ロック系の音楽、ハードメタルを主体に音源を鳴らしていきます。

うーん。低音はそこそこ太いのだけど柔らかいのよ。

低音がまったりと太く流れているのです。そう、ぼやけた低音です。大河のようにゆるくまったりと流れる低音。太いので主張はしっかりしています。まるでDENON系のCDデッキの音になっている。

もっと、硬くくっきりと輪郭をださないと、「ドスン」の表現が駄目ではないか?バスドラがボケてるぞ。

というとこまで確認して、いよいよ次の手段へ。

と、いっても改造じゃないですよ。

オーディオ用の電源ラインにつないでみることにします。

まだテスト段階なので、卓上の足元まで引っ張り出したOAタップにコンセントをさしてます。

このOAタップには、今回操作しているノートパソコンのコンセントも挿してます。

さらに、OAタップを挿している壁コンセントは3口になってまして、それぞれにいろんなOA機器がぶら下がってます。

つまり、電源ラインとしては最悪です。それも、そのコンセントは配電盤で大分後ろの位置だったのよね。

それとは別に、オーディオ用に別ラインで配電盤から1箇所壁コンセントに引き出しているのです。

そのコンセントには、オヤイデのタップをつないで、オーディオだけがつながってます。

もちろん各機器のコンセント極性も合わせてますよ。(ちなみに我が家では家電のコンセント極性を確認して差し込むようにしています。嫁さんもしっかり確認してますよ。)

そのオヤイデのタップに、YAMAHA DP-U50のコンセントを挿入です。

さっきのOAタップよりはノイズの少ない電源のはずなので、かなり期待します。

そして、出てきた音は別物でした。

低音が、ガツンと締まりました。低音が締まることでスピード感と音の立体感が数段アップします。

空気感もしっかり表現されてきます。

そして、音の傾向が、底音から高音までフラットで変な誇張がなく、淡々と機械的な音なんです。

「パッ」とした感じは線が細いようにも思えるのですが、繊細な傾向で、細かいチマチマした音が明確で楽器の位置関係もしっかりとしています。もちろん弦楽器の音切れに音ゆれもいい感じです。

高音もしっかり輪郭があるので、パァッと音の華やかさも表現されます。

こういうのが、空気感や温度感を醸し出すんでしょうねー。

私の所有機にYAMAHA CDX-2200 というCDデッキがあるのですが、その傾向の音なんです。

ということは、ヤマハビューティー系の音色ってことでしょうか?

でも、所詮DSPデッキでっせ。DSP機能はスルーして使用してますけど。

それが、こんなにしっかりと音出していいのん?

ということで、このコンポもどきは気に入りました。

メインオーディオにそのうち組み入れたいと思います。

何故、すぐに組み入れないのかというと....

オーディオラックが一杯でして、このコンポもどきを設置する場所がない。それに、この機械ように、御影石とスパイクを別途用意してあげないといけないね。

(今回の音だし確認で使った、御影石と自作スパイクは、音響機器おためし音出しテスト用で、すぐに使えるようにキープしとかないといけないものなんです)

あとは、やっぱりこの電源線が気に入らない。

電源線を太くしてあげたら、もっと低音の締まりはよくなると思うのよねー。

基盤上のコンデンサについては、どうなんでしょ。容量大きくしたら低音のゆとりが出るのかしらん?

まぁー、そこまでする価値があるかどうかとも思えるし、今はオーディオをいじる時間も無い(そんな時間はスバルいじりに充当されます)から、しばらく放置プレーにします。

ということは、またオーディオ死蔵棚に機材が積み上がるということですな。自己嫌悪になってしまう。

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YAMAHA DP-U50 で、PCオーディオ入門

2015年03月19日 22時41分27秒 | オーディオ

世間ではPCオーディオというのが流行っているらしい。

私は、今持っているオーディオである程度満足しているので、オーディオ熱が少し冷めている状態です。

音楽聴くときもCDプレーヤーにCDをポイと入れるだけだし、特にどうこうと不便を感じていなかったりする。

それでも、友人から、いろいろとPCオーディオの話が出るのよねー。

ちょっと前までは、ipodユーザーがヘッドホンで聴くよりどうたらこうたらとか、ボーカロイドの高音カラフル音楽マニアからクリアー感がどうたらこうたらという偏った情報が多かったのよね。

(ボカロに偏見を持っているわけではないですよ。私も初音ミクのCDは所有してます。単に私の周りでボカロを云々という方がオタクすきで一方的な方ばかりですので...)

それが、まじめなオーディオ嗜好をしている人から、PCからUSB-DACを経由してマランツのDACで云々。とか、PCからミキサーインターフェースを経由してパワーアンプへダイレクトして、どうたらこうたら。

と、音の嗜好性をはっきりという方からの情報が入りだした。

MAC系のものでいうと、実は「AirMac Express」ってものなら持ってます。

仕事でネットワークプリントサーバの必要性に迫られたときに、たまたま近所のリサイクル屋で、ジャンク品として売られていたのをゲットしてます。

世間ではオーディオDAC用途で入手するのがほとんどだろうに、私はネットワークプリンタ目的だったという、ちょっとずれた入手目的でした。

まぁー、せっかくあるんだからと、AirMac ExpressでもiTuneを使って鳴らしてみて、「なんだよーこの軽い音。スピード感あっても音像結ばないやん。」「こんな小さいボディーでなまめかしい音を出す電気容量あると思えんものなー」と駄目をつきつけています。

ともかく、iPodユーザーがAirMac Expressが良い音といい、数人のiPodユーザーに私がつないだAirMac Expressを聴かすと、「すごい。私のよりすごい音がする。」と目が輝くのだから、iPodユーザーとオーディオユーザーでは音の考え方が違うんでしょね。と思っている次第です。

ちなみに、そのiPodユーザーに、私のオーディオ(CDからアンプ)の音を聴かせると、さらに驚いてオーディオってこんなにすごいのという始末だし。

こういうことがあったので、オーディオを趣味している人が、どうこういいだしたら、ちょっと触手を出してみようと思っていたのです。

まあー、私の中では、デジタル音源の基本音はDACの性能で、その音を拡大するプリアンプとパワーアンプの組み合わせと考えているので、DACの音作り部分が味噌と思っています。

だから、DACがしっかりしているCDプレーヤーでいいじゃん。という心もちだったのです。

でもねー、96K音源がどうこうとなってきたのなら、どうなのよー。となりますよね。

だって音源がCDではなくて、CDよりも情報量の多いデータになってきたものねー。

ということで、昨年末ぐらいから、雨天の時等で、スバルいじりができないときに予備調査をしていました。

 

私は自他ともに認める激貧なのでPCオーディオに軍資金をたくさん投下するゆとりはありません。

でも、96K/24ビットのデジタルデータを再生できるDAC搭載は最低限必須機能と考えました。

さらに、DACのチップメーカー型番はどうでもよく、DACから音を取り出すところの電気容量がしっかりしているものがいいと考えました。(この辺りは私のアナログ脳みそ思考が働いてます)

まあー、軍資金がありませんので、低予算でオーディオ系のものとなると古いものになりますよね。

古いのに96K対応となると、PCに接続できるぞと当時は画期的だっただろう時代の高級品を選択することになります。

そんなのってあんまりないですよ。MAC系のものとか、次は楽器系のものになりますねー。

ローランドとか、ヤマハ辺りの品物を物色します。

ONKYOのWAVIOシリーズは、昔からPC音源の老舗なので興味はありますが、いかんせん人気があって予算が無理なんですよ。

サンドブラスターとかの系列はねー。たとえDACがどうこういっても電気周りがねー。しょぼいコンデンサがついているようなものが色っぽい音を奏でるゆとりがあると思いませんよねー。

現にネットで調べると、サンドブラスター系はコンデンサー交換ネタが山盛りだし、あげくの果てには電源強化とか、そこまでされている。

うーんうーん。ということで、ヤマハのコンポもどきのもの、ONKYOのコンポIntecでUSBサラウンドプロセッサもどきを狙うことにした。

そして、ヤマハのコンポもどきと縁がありました。

ヤマハ DP-U50 ってやつです。

もちろんのようにヤフオクでゲットしてます。まぁー、私が落札してますので、わけあり商品で味噌くそ円です。

ヤマハのホームページによると、マルチメディアサウンドプロセッサーという種類になるものだそうです。

http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/desktop-audio/dp-u50_silver__j/

私の安易な思考でまとめると、「USBの口がついたサラウンドプロセッサにプリアンプ機能がついたもの」という感じです。

いまさらサラウンドプロセッサ機能はまったく興味が無いので、サラウンド機能はスルーして使用することになります。

オーディオのプリメインアンプにつなぎますので、実質この機械のプリアンプ機能をどうこうするつもりはありません。ついてはDP-U50君のボリュームは最大で運用します。

さてさて、安く入手できた理由。それは....

出品者様は、PCにつないでヘッドホンで聴いただけというもの。アンプへの出力機能はノーチェックですね。

さらに、ボリューム操作してもチグハグな動作をするということ。つまりボリューム機構に難ありってことですね。

ボリュームについてはジャンクなオーディオにありがちなことなので、なんとかなると判断してました。まずはその対策をしましょう。

ってことで、蓋をあけます。

ゲゲッ、すごい汚いホコリだ。それもタバコ臭い。

って、ことで分解掃除のコースとなりました。

気になる中身は、プチオーディオライクな電源トランスと、2階建て基盤、それに操作パネルの構成。

うんうんオーディオライクなつくりでいいねー。

尚、写真ではいきなり基盤むき出しですが、この基盤の上にシールド鉄板がもう一枚かぶさっています。

基盤の上に、カラフルなオーディオ用途向けと思われるコンデンサがついていて期待度があがります。

基盤1階部分です。

さっぱりしてますが、ELNAのコンデンサとか使用されていて、ますますオーディオ志向になっているのかな?

ヤマハのCDデッキには、ブラックゲート社のコンデンサが使われていたりするのですが、さすがに、この機種にはブラックゲートはありませんでした。

隅っこに目をやると、やっぱりホコリが体積してます。

それより、この細い電源線がいただけませんなー。太いやつに交換したいなー。

とか、いろいろと確認しつつ、バラバラにしちゃいました。

スバルいじりよりずっと簡単です。スバルは触ると壊れるというか形を保っているのが不思議という部品ばかりなので、そんなのと比較したら、家電の分解組み立ては、ものすごく簡単ですねー。

さて、問題のボリュームです。

ボリューム分解しました。

接点が異様なグリスまみれなのと、接点の放射線上の部分に炭化したと思われる黒い筋が多数見えます。

まぁー、こいつらがボリューム操作挙動不審の犯人だろうと思います。

それよりも、この異様な量のグリスが気になります。

って、つまみのほうがさらに分解できました。つまみの外側からグリスを吹き込んだ形跡があり、それが内部にうんざり浸透という結果でしょうか?

なぜグリスを大量に隙間から突っ込んだのかは謎ですね。

私が掃除修理に用いるケミカルです。オーディオ趣味の方からしたらお叱りを受けるような、いい加減なものを使用します。だって激貧なんですから、手元にあるものを使いますよ。

パーツクリーナー(スバルいじりで大活躍のやつです)

ウレアグリス(プラ系素材や、電気関係ものにグリスを塗るときに使ってます)

ゲイグ(接点復活剤、制御機器のリレー清掃などで使用してます)

まずはパーツクリーナーでボリューム部を掃除です。

ゲイグで接点部分を磨きます。黒色のスジは綺麗になくなります。

ボリュームのシャフト部分にウレアグリスをちょっとだけ塗ります。

と、するとこうなります。

あとはボリュームを組み立てて、他の部品も丁寧に掃除して組み立てるだけです。

そうそう、基盤の裏側にハンダクラックがないかの簡単な目視確認もしておきます。

結論として、ボリューム部分が駄目だっただけに思えます。

そうそう、内部ケーブルもおまじないで撚っておきました。

内部が綺麗になったでしょ。

 

さて、動作確認です。

パソコンはなんでもいいでしょ。商売がらパソコンならどうとでもなりますよ。

って、ことで数年前にお仕事で活躍していた、いまさらどうでもいい扱いになっているノートパソコンを持ち出してUSB接続です。

さくっと認識されました。

このタイミングで、DP-U50の出力端子にDC漏れがないかテスターで計測しておきました。特に問題なさそうです。

それではと、DP-U50の出力は、プリメインアンプ(ONKYO A-919)につなぎます。

そして、CDドライブに音楽CDを突っ込んで、iTuneで再生しました。

「パッ」と聴いてオーディオの音ですね。今まで私のしょぼい経験で聴いてきたPCに接続された音源の類とは大きく異なります。

でもねー、なんか雑な音なのよ。ちょっとハイ上がりで音の輪郭がガサガサです。大型ラジカセの音っていうか?

でもねー、オーディオ的な音がするということは、オーディオ的な対策をしてみようか?

って、ことで「根性台」を持ち出しました。

我が家の「根性台」とは御影石のことです。この上で「根性だして本音の音を奏でてみろ」と運転するのです。ちなみに世間ではオーディオボードを用意するのが本当です。

すると、音が2ランクぐらい下に落ち着きました。深い音色になり、立派なオーディオの音です。

でもね、音の存在感がいまいちです。うーん、高音は出ているのだけどガサツに聴こえるのよねー。

もっと雅で色のある音、スピード感があってもいいはず。これは高音域の輪郭がおかしいと思うのよねー。

これもオーディオルールですかねー。スパイク入れてみようか?

スパイクは正解で、高音域の像が結びました。音の粒子感があるような存在感が出てきました。

でもねー、今度は浮遊感というか空気感を感じられない。

低音はそこそこ出てるんだけど、無音になるときの「スッ」という表現がいまいちなのよねー。

低音域なんだよねー。こういうときのオーディオのセオリーは、上に重しを載せる、または、電源を変えてみるだねー。

ってことで、こんなことまでされちゃいました。

上に、4Kgの重し+御影石です(笑)。

でもねー、上に重ししても低音の締りはそんなに変化なし。

うーむ。電源周りかなー。

電源線を太くしたいなー。

いやいや、今はOAタップでノートPCと同じコンセントに差しているから、これをオヤイデのタップのところへ差したら変わるかも?

でも、オヤイデのタップまでケーブルが届かへん。ってことで本日はあきらめです。

結果として、御影石+10円玉+自作いんちきスパイク という足回りで落ち着くことにしました。

ここまではCDの音です。つまり44.1Kですよね。

つぎは96Kの音へ。

PCオーディオへ、やる気のきっかけをくれたものの一つを持ち出します。

PCオーディオという古い雑誌です。

先月にブックオフにて108円でゲットしたものです。

雑誌の文面は、まあー、どうでもいいです。(著者の方、ごめんなさい)

付録についていた96K音源CDに興味があったのです。

さっそく96K音源(wavファイルでした)を再生です。

おおっ、なまめかしい音がするぞー。SACDライクな表現をしよるぞー。

(安物ですが、SACDデッキと、DVD-Aデッキは所有しております)

楽器のゆれがすごいぞー。

って、聴き始めたところで。

嫁さんから

「晩ご飯できたよー。オーディオで遊んどらんで、はよ飯にしよー」

って号令がかかりました。

本日のお遊びはこれで終了です。

いやー、久しぶりに遊べそうな玩具です。

もうちょっと運用方法を考えれば、いい感じの音を奏でそう。

それとも、もしかしたら、オーディオのように3日間ぐらいエージングしたら音が豹変する可能性があるのかしらん。

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KENWOOD DPF-7002 の音を聴いた

2013年12月03日 16時23分13秒 | オーディオ

「KENWOOD DPF-7002」というCDデッキを入手した。

世間的には高音質ということで、相応に人気のあるCDデッキです。改造素材としても人気あるそうです。

私の中では、KenwoodのK'sということなので縁があれば聴いてみたいと思っていたのだ。

ちなみに、私が聴いたKENWOODのデッキで音が良いと感じたのは、DP-7090と、DP-7060という機種。大抵ケンウッドのデッキってクリアですっきり系の音なんだけど、この2機種だけは、ちょっとまったりしつつ高音域が煌びやかで華のある音で気に入ったのです。

あとは、極端に古くなって、D-3300Pというごっついデッキも、がつんとした音ですごくよかったなー。

えーと、ケンウッドが私のオーディオシステムで長生きしたものは、DP-7090で1年ほど我が家のメインシステムで使われていました。

あとは、DP-X9010というトラポは、今でも予備機としてオーディオ墓場棚にキープしています。


さて、そんな中で、ひょんなことからDPF-7002が手元に転がってきた。

2013120311

世間でいろいろと噂のあるデッキなので、どんな音が出るのか楽しみです。

で、とりあえず卓上にポンとおいてCDを再生しました。

なんかピンボケな音。いろんな音が混ざったラジカセめいた音がした。

たしかに本体が軽いものなー。しっかりした足つくりが必要なのだね。

ということで、オーディオボード代わりに建材の御影石を敷いて、自作スパイクを足の下に敷いて音だしです。

出て来た音に「おおっ。」。

とりあえず一聴して気にならない音が出てきました。

では、これから聴きこみです。いろんなCDをセットして....

うーんうーん。

うーんうーん。

うーんうーん。

このデッキって、高音域だけが綺麗ということないかい?

高音域が綺麗だから、華のある音に感じるけど、なんか音の色が薄いというか....

音の存在感はあるのだけど、音の立体感が無いような。艶やかな音の気配を感じないような。空気管も感じないような。

さらに突き詰めると、ボーカルはそこそこに目の前に浮かび上がるんだけど、楽器がカラオケのような。そうか、カラオケの前で歌手が歌っているんだな。という感じに聞こえる。

さらに、よーく聴きこむと、ギターが重なる時、例えると、普通のギターとベースギターの音が重なる時、またはコントラバスと各種弦楽器が重なる時。そんな時に音が濁るというか、音の立体感がスパっとなくなるように聴こえるんです。

うーん、ならばと、ケルト系の音楽を聴いたらずっこけた。

ということなら、ラテン系ギター、スパニッシュ系音楽はどうだ。と聴いたらずっこけた。

こんなものなんだろーか。世間的に評価のいいデッキなんだから、もうちょっと、しっかりした音がしてもいいだろうと思うのだけど....

私がテストした環境が悪いのかなー。やっぱりきちんとしたオーディオボードに、きちんとした電源を取って繋いでやれってことか?

でもねー、私の耳では、このデッキは中低音がどうもイマイチに聴こえるのよねー。特別に高音が綺麗に再現できているから華やかに聞こえているだけということはないだろうか?

それとも私が中年おっさんの耳になって、低音の音切れがわからなくなっているということか?

と、メインシステムの音を聴いたら、そちらはそんなこと感じないので、やっぱり、このKENWOOD君と音の嗜好が異なるということなんかなー。

ということで、このCDデッキをどうしようか考えたのだけど....

背面の端子に、デジタルインみたいなのがあるのよね。

もしかしたら、外部DAC機能があるということか?と、インタ―ネットをぐぐったら、そうらしいことが発覚。

ということで、そのうち使うかも知れない外部DACデッキとして価値観を見出し、余剰機材としてキープすることにしました。

まぁー、いつ日の目をみるかわからないのだけど、我が家のオーディオ墓場棚に陳腐して並んでもらうことになりました。

さて、このケンウッド君はオーディオ墓場から掘り出して活躍することがくるのだろうか?

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サンスイ CD-α717EXTRA CDデッキの音を聴いた

2013年09月14日 21時11分53秒 | オーディオ

ずっと、ずっと、忙しくてブログの更新がままなりません。

収入になる仕事ではなく、片付け仕事、家のメンテナンス、車をメンテナンスするための下準備、屋上家庭菜園の収穫等々、そんなこんなで一日が24時間で足りない状態です。

毎日毎日、仕事が残っていくので、結局、仕事が片付かない。

それだけ私の仕事率が下がったということか?


さて、もう新鮮なネタではありません。

9月10日の作業です。

「サンスイ CD-α717EXTRA」というCDデッキを音だし確認した。

古物商をしていると、「オーッ」という物が巡ってくることが稀にある。そのひとつです。

サンスイというとアンプが有名なのだけど、「サンスイのCDデッキってどうよ。」というのが私の本音です。

というのは、このデッキとは異なる「CD-α707」というのは既に聴いている。そいつは私の耳ではイマイチだったのだ。

717ということより、それの後継だろー。とあまり期待していなかったのだ。

しかしながら、ヤフオク等の中古相場を調べたら、なかなかに値段がついているじゃありませんか?3000円程度のデッキだろうと思っていたのに、1万円近い相場ということは....

古い世代でのCDデッキとしては、なかなかに人気がある機種ということですね。

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130508073

(古物商品用に撮影した写真を用いてます)

さて、世間で相応のやりとり価格があるということは、それなりに根拠があるはず。きっと音に個性があるはずなのだ。と期待ワクワクで動作確認+音だしです。

音質は私感では、一言でいうと「しっとり控えめながらも上品で繊細、かつ、どっぷりとした艶々なボーカルが目の前にうかびあがる感じ」です。

当方の耳では全体的に線の細い音に感じたのですが、その中にも小さい背景音が細かく描写されている感じです。

ともかくボーカルが艶めかしく、そして生き生きと表現されます。音の臨場感も感じられます。しかしながら、低音域の輪郭がちょっと甘いかな?と思いました。

ともかく、女性ボーカルの艶々な感じはすごいです。存在感というか空気感を感じるように聴こえました。

低音の輪郭がいまいち感じなかったので、ギター関係、ロック関係といったギスギス感を楽しむものは今ひとつに思えました。

しっとりジャズボーカル、クラッシックといったものには向いていかも知れません。
(音質については個人によって感じ方は違うと思います。参考程度に読んでください。)


とりあえずの予備機としてキープしておくか?とちょっと迷ったのですが....

すでにCDデッキの予備キープが2台ある。

つまり、予備の予備の予備ってなってしまうので、もうええやろーと、古物商品として売却することにしました。

まぁー、正直いうと後ろ髪を引かれるところがあるのですが、オーディオって一度設置してしまうと、その他の機械は使わなくなるのが実情だし....

まぁー、サンスイが好きな方のところへ嫁がれていけばいいというものです。


尚、私は、ガツンと低音の輪郭がしっかりしていて、高音が華やかな感じで、かつ繊細な雰囲気というか空気感をもっている音が好きなんです。

ついては、音に色づけがあるのは私の好みではなくて、マランツ系の橙色な音はちょっと苦手なのよねー。

ちょっとオーディオ好きな方にいわせると変なのかもしれないが、CDデッキなら、「NEC」「ヤマハ」「日立」「ビクター」の系統が好きなんですよ。

ねっ。オーディオマニアが世間的に欲しがるメーカーと異なるでしょ。

って、ことで、今回のサンスイCDデッキについて、個人的に偏ったコメント書き捨てはおしまいです。

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LUX 真空管アンプ の音を聴いた

2013年09月03日 22時45分45秒 | オーディオ

古物商を生業にしていると、ごくまれに、「おっ!」というものに出くわすことがある。

その「おっ」と思うものが手元に転がり込んだのが、今年の2月後半のこと。

物は、LUX SQ38F という、真空管プリメインアンプです。

ちょっとしたご縁で、同業者の方が持て余していたものが、当方の手元に巡ってきたのでした。

あのラックスで、かつ、真空管アンプです。そりゃー、オーディオが好きな私は、聴いてみたいではありませんか?

もし、好みの音が奏でられたら、きっとキープしたくなるじゃありませんか?

と、いろいろと邪な思いが交錯したまま6月ごろまで忙しくて放置状態。

さて、6月のとある日に、古物商品としてキープしていたものをボーナス商戦用に商品化していたら、このラックスのアンプにぶち当たった。

「そうだ。お前のことを忘れていたよ。ごめんね....」

と、期待を込めて音だししてみたのです。

すると、片チャンネル音が出ない、音が出ている方も音質が安定せずにフワフワと強弱している。さらに各ツマミを触るとガリガリ音発生です。

つまり故障品でして、そのままでは使えない状態でした。

完全ジャンク品(故障品)として売却しようかとも考えましたが、LUXクラスになると、音がしっかり出るものは高額でやりとりされているのを知っています。

それなら修理に出しても、その修理代を回収できるのでは?とにかく、世間で「ラックストーン」と呼ばれる音を聴いてみたい。と思い....

さっそく、当店に出入りしているオーディオを修理している個人商店に打診してみた。

一応、現物を預かると引き取って行かれたのですが、その人のルートでは交換部品の入手が不可能で、代替え品を用いたら改造染みた修理になってしまうので修理したくないと、返品されたのでした。

うーん。こうなったら一度、この手のビンテージアンプ修理専門業者にあたってみるかと、大阪日本橋に店舗を構える専門修理業者に修理に出したのでした。

それが、9月1日に修理完了です。

13022602

130226022

130226023

9月2日に、うきうきしながら音だし確認しました。

さすが専門業者です。ものすごく汚かったアンプが綺麗になって帰ってきました。

もちろん、音はしっかり鳴ります。ガリガリなんてまったくありません。

安心して音楽が楽しめます。

2時間ほど音を聴いて、だんだんと真空管の本領発揮でしょうか?

ちょっと暑苦しい感じの音になりました。

艶々としてボーカルに、中音域が音の粒を感じるようなパァーっとした見通しのよさ。

高音域もとがった音が出ています。そして低音はしっかり太い音が出ているのですが、どうも低音の輪郭がぼけているように感じます。

その結果なのか、音の存在はしっかりして艶々で楽しめてほどほどにスピード感を感じるのに、まったりとしたゆとり感もあるのです。

これがラックストーンというものか。なんか独特の色気を感じるのです。

まるで、マランツのDAC7搭載CDデッキの音を聴いた時のように、明らかに異なる独特の感じです。

トランジスタアンプの切れの良い音を出すものは、色で例えると蛍光色、車で例えるとスポーツカーでガツンという感じ。

このラックスは、色で例えると、夕焼けの黄金色、車で例えると大型トラックで、どっしりと迫ってくる音なのにゆとりたっぷりです。

さて、私の好みはどちらかというと、バブル期ガチガチのトランジスタアンプ系の音です。

つまり音切れ良く、低音から高音域まで、キリリと輪郭がはっきりしているものなのです。

かつ変な音の誇張はしていないもの。

ついては、ラックスの音は私の音の嗜好とは大きく異なりました。

まぁー、ラックストーンというのを勉強できたので、これで心置きなくラックス君を手放すことができます。

ある意味で、強烈なラックス信者がおられるのもわかる気がしました。それだけラックストーンには後ろ髪をひかれたのも事実です。もしかしたら、このままラックストーンを聴き続けたらラックストーンの虜になるのかもしれません。

でもでも.....私の好みはカッチリした音。それより、修理代を回収したいというのもあって、やっぱり古物商品として売却決定です。

と、ラックスのアンプに堪能したことの報告でした。


9月1日(日)の体重は79.0Kg、体脂肪24.4でした。

9月2日(月)の体重は79.8Kg、体脂肪25.2でした。

9月3日(火)今朝の体重は78.6Kg、体脂肪25.6でした。

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昨日に届いた、オーディオボードにしようと思っている「御影石」の写真

2013年04月05日 23時20分32秒 | オーディオ

本日は仕事をほとんどせずに過ごすことにした。

というより、新年度になったことだし、いつも頑張って仕事を手伝ってくれる同僚と、「無事に新年度を迎えたぞー会」ということで、昼食に贅沢にバイキングに行くことにした。

焼肉バイキングでおひとり様1260円なり。時間制限なし。というところ。

まぁー、夕方近くまでたらふくくったのだ。

昼飯なんだけど、しっかり、4月5月の作業計画なんかも練ったりしたのでした。

 

さて、昨日に予告していた写真でも....

 

オーディオボードにしようと思っている「御影石」が届いた

届いた荷物を開梱した写真。こんなの見てもつまらんだろうけど、オーディオ好きな方は案外こういうものに興味があったりするだろうから写真アップ。

Photo

Photo_2

納品書の金額が記されている部分。

Photo_3 

いつになったら、このボードがスピーカーの下にひかれるのだろう。

今のところ、そんな作業するスペースがないなりねー。

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オーディオボードになるものが届いた&&スバルR-2のオルタネーター分解

2013年04月04日 23時54分05秒 | オーディオ

本日の仕事以外の出来事。っちゅうことで、

1.オーディオボードにしようと思っている「御影石」が届いた

2.スバルR-2のオルタネーターの分解

について記す。

 

 

1.オーディオボードにしようと思っている「御影石」が届いた

オーディオ好きな方なら知っているであろう。オーディオボードのことについてです。

機械の下や、スピーカーの下に、板を敷いたら音が変わるというもの。

一般的には硬い素材のものを敷くと、メリハリくっきりの音になり、少しやわらかい素材のものを敷くと、柔らかみのあるまろやかな音になるといわれている。

こればかりは明確な根拠もないし、どれがいいという決め事でもない。

ある意味でオカルト的な話になるのだが、オーディオボードだけは素人が聴いても明らかに音の変化がうまれるので驚きなのだ。

さて、今日に私が入手したのは、60cm×60cm×1cmの御影石が2枚。

この60cm角ってのがなかなかになくて、欲しいなーと思って3年ばかり。

オーディオ用として売られているものは凄く高いし、そんな高級なものを我が家の大蔵省が許してくれるはずもない。

そこで私の小遣いでなんとかできる範疇のものを探しつづけて、今回それがかなった次第。

なんと、2枚+送料で3860円だったのだ。まるで2枚組のCDアルバムの値段といった感じだ。

これなら、もし、敷いてマイナスの方向に音が変化したとしても、縁がなかったものとしてあきらめもつくものだ。

ちなみに購入したショップは、「石専門店.com」さん。こちらの現品在庫処分でゲットしました。

http://www.ishisenmonten.com/

さっさとスピーカーの下に敷いて楽しみたいのですが、とてもスピーカーが重くて1人で動かせない。それに作業部屋が商品予備軍で一杯でとてもとても....

ということで、届いた荷姿にまた戻して、そのうち敷くことにしよう。と封印してしまった。

そして、また狭い部屋がさらに狭くなってしまった。(苦笑)

ブログにアップする写真を準備している時間がなかった。撮影はしたので、また明日にでもアップしよう。

 

 

2.スバルR-2のオルタネーターの分解

我が家の仕事作業部屋は、商品予備軍が高く積み上がっていて、実質1人でしか作業ができない。

社員がそこで作業をすることになったので、私は商品化作業ができず、かといってパソコンでする作業のネタ(商品写真とか、商品検品内容とか)も準備していない。

つまり、実質的に私がすることがなくなったので、表へ出て、車いじりをしてしまった。

といっても、月曜日にR-2から取り外したオルタネーターの分解掃除です。

このオルタネーターですが、汚いのなんのって、純情じゃありません。

シルバーの素材が真っ黒になっていたんです。

クルクルと回してみたら、ガラガラと異音がして抵抗感いっぱいで、惰力ではまったく回らないし、ひっくり返して振ってみたら隙間からサビが出てくる。

「うん?サビだー。そんなんでたらあかんやろー」と思わず独り言を....

とにかく掃除してやろう。でもオルタに水をかけるわけにいかない。

ということで、どうせガラガラいうてるんやし、ダメ元だから分解掃除してやれー。

はい、想像通り恐ろしくネジは固いです。すごい固着しています。

まずはネジの頭を歯ブラシでよーく掃除して、ドライバーが綺麗にあたるようにします。

ネジの隙間からCRC556を少しいれておきます。

ここでコーヒーブレイクして、ネジの隙間にCRCが浸透することを期待します。

次は、ドライバーの根元にバイスプライヤーを挟み。

左手の手のひらでまっすぐドライバーの柄の後ろを押し、右手でそっとバイスプライヤーの端を引きます。押し込むのが9で、バイスプライヤーの端を引くことでネジを回すのが1という感じ。

ほとんどドライバでネジを突きこんでいる状態です。これで、なんとか「カチッ」と凄い音でネジが緩みました。全てのネジをなめずに緩めることに成功です。

あとは、二つに割るだけ。ハンダ作業をするつもりはなかったので、割ったところで分解終了。そこから見えるサビや汚れをチマチマと掃除です。

でるはでるは、サビ汚れ。数年乗らないで放置しただけでこんなに内部が錆びるのかーと思ったのだけど、もしかしたら、もともと現役走行時に水等をかぶっていたのかも。

ターミナル類の磨きはまた今度にしよう。組戻しして終了。

手で回してみたところ、ガラガラという音はまったくなくなった。でも少し軸ズレがあるような無いような妙な感触有り。それでも勢いよく手で回すと、惰力でしばらく回るぐらいには回復したのでいいことにしよう。

ここまでの作業が約3時間。2時間ほど歯ブラシ片手に磨いていたことになる。

ふえー。

これも、ブログにアップする写真を準備している時間がなかった。撮影はしたので、また明日にでもアップしよう。

 

そもそも、このブログを書き始めるのが夜11時30分ごろ。

だから文章だけで手一杯で、デジカメからパソコンへ写真を転送用意している時間がない。

ということで、写真はまた明日ということでお許しくだされ。

 

 

本日の体重は、81.0Kg、体脂肪26.0でした。

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ランキング結果を見たいの?

ランキング結果なんてどうでもいいかと思うのですが、数人の方から「お前のブログランキングってどうよ?」って質問があったので、こんなのを貼っときました。
こんなの表示できるように機能追加するから、ブログの表示が遅くなっていくんでしょうねー。
そもそも、よそ様のブログランキングを知って楽しいのかい?