1月11日~13日までの3日間の内容をまとめて記します。
スバルR-2君の作業経過と、長々とやっていた自作サンドブラストも使えるようになったので、それの報告も一緒にします。
1月11日(3連休の初日)
嫁さんに
「3連休にどこかに行くか?」
「和歌山に初釣り+温泉に行くか?」
と聞いていたのだけど、嫁さんの返答は「ノー」でした。
「なんで、わざわざ人が混んでいる時に出歩くねん。釣りも温泉もノンビリできる時がいいやろ。同じ軍資金を使うなら人が少ない閑散期に行こうよ」
という、顕著な返答。良き嫁です。
では?と、放置プレーしていたサンドブラストの実験です。
まずは自宅にて、自作ペットボトルノズル(ボンドしたもの)と、既製品(ペットボトルロケットキットに付属の噴射口)の確認。
ボンドはPP用は失敗ばかりなので2液エポキシ系ボンドを用いました。
詳しくは、ボンドをした時の過去のブログを見てください。
自作サンドブラスト、再々ボンドした (2013/12/03のブログ)
既製品のペットボトルロケットキットについては、過去のブログを見てください。
これらのペットボトルノズルが使えるかです。
テスト検体はどれにしようかなのですが....
どうせ、スバルの部品でサビ取りせなあかんやつがあるからと、錆び穴が開いている「空冷FANダクト」をチョイスしました。
さて、作業の写真撮影をしようとしたところ、デジカメ電池切れです。
残念ながら作業中の写真はありません。
結論ですが、今回は自作のボンドしたもので大丈夫でした。PP用ボンドではなく2液エポキシ系ボンド「コニシMOS7」で大丈夫でした。
ついては既製品のペットボトルキットに付属の「噴射口」をテストをせずに終了です。
ペットボトルサンドブラストで検索して、このブログを見つけた方には、完成状態の自作サンドブラストの写真がなくてすみません。
まぁー、自作サンドブラストは、また追々手を入れていきますので、その時にブログに写真アップします。
ここからは、R-2君のネタになります。
サンドブラスト作業は午前中で終了。まぁー、なんだかんだで2時間ほどして昼飯になった次第です。
昼飯は嫁さんとゆっくりと食べて、夕方3時頃から続きの作業開始です。
ここでサンドブラスト結果の写真です。
錆び穴の酷いところだけサンドブラストしてます。ブラスト部分の拡大写真です。
綺麗にブラストされているでしょ。
でもねー、自作サンドブラストだと時間がかかるのよ。
錆の酷いところはブラストするのもいいけど、結局サビ部分って鈑金処理用にリューターで荒らすのよねー。それならブラストする意味があまりないようなー。
それにサビが酷くない箇所は、グラインダーで荒らした方が速いし....
ということで、ハンドグラインダーを当てることができるところを、グラインダーで軽くグイーンです。
1月11日の作業はコレで終了です。
1月12日
昨日にハンドグラインダーを当てることができなかった、筒の内側部分の塗装剥離です。
筒の内側は、ボロボロにサビているわけではないが、なんか網目上にところどころにサビが発生しているのが見える。
ということは塗装の下には、相応にサビがあると思われる。
それに内側は、どうせ人目に触れないのだから、亜鉛塗料「エボローバル」で仕上げようとと考えている。亜鉛塗料は金属地肌に塗らないと意味がないのよねー
ならば塗装を剥いで確認しなければ.....
グラインダーが入らないのだから、塗装剥離剤を使用。
ゼリー状の液体を刷毛で塗り塗り。しばらくすると塗装が縮んで鼻くそ状態になる。それをスクレッパーでこそぎ取り。
その地味な作業を進めることしばし、そして、こんなのになりました。
内側のサビはこんな感じです。
錆び穴が開いていた裏部分はこんな状態です。
「あっ、水で濡れているやん。」と気づいた貴方は鋭いです。
塗装剥がししたあとなので、薬剤を洗い流すためにザフザフと水洗いしました。
錆が進んでいる物に水をかけるのはダメという意見もあるでしょうけど、私はこれでいいと思ってます。なにより費用がかからない洗浄方法は水洗いにつきます。
あとは、ドライヤーで強制乾燥です。
そして、あちこちに見えているサビというサビをハンドリューターで削りとります。
すごい時間がかかる作業ですが、赤茶色が銀色にみるみる変化する楽しさは、リューターほりほりを体験した人だけの快感でしょう。ともかく銀色になっていくさまは、達成度はとても高いです。
そして、錆び穴が開いていた部分はこのようになりました。
1月12日の作業はコレで終了です。
1月13日
ハンダ鈑金をして錆び穴を塞ぎます。
ついでに、ところどころサビで虫食いされているところもハンダ鈑金します。
凹んでいる箇所もありましたので、簡単にハンマーで物理的な鈑金もしました。
鈑金作業中の写真はありません。だって写真で見せるような作業でもないですし、ひたすらハンダ鏝を握りしめるだけで、ハンダを盛り上げたところを、ハンドグラインダー、ベルトサンダー、ハンドリューター、紙やすりで成形するだけです。
では、その出来上がりは....
錆び穴が開いていた酷い部分です。素人ハンダ鈑金なのでこれでいいでしょ?と妥協しました。
下側の空冷FANと接続するリブ部分が錆びがとても酷いところがあったので、そこは切除しました。
ネジ穴部分はいきているし、リブ部分だから大丈夫だろうという素人判断です。
さらに水が溜まるのか、虫食い錆び穴が開いていた箇所があったので、その部分は穴を広げて成形し、あえて水抜き穴にしました。
筒の内側もリューターで頑張ってサビを落としましたよ。
厳密にいうと、落とし切れていない極小サビはありますが、ここで錆びとり作業&鈑金成形を終了しました。
あとは、内側に錆止めとしてエボローバルを筆塗りです。
この後は、寝る前に「赤サビ転換防錆剤」を表面に塗り塗りです。
もちろんのように黒色になっていく。これで一晩放置です。
別件パーツで、エボローバルを塗り塗りする時に、ついでに、以前にサンポールメッキしていたオルタネーターのステーと、クラッチハウジングのステーも、エボローバルを筆塗りしました。
(もう辺りが暗くなってきたので、あわてて片付けして、これの写真を撮影するの忘れてました。すいません。)
1月13日の作業はコレで終了。
明日は色塗り作業にかかれるかな?