事務局員の部屋

民主団体の事務局員として社会問題や政治への思い、趣味や日々の行動をつづります

グーグル革命見ました。

2007-01-23 21:31:18 | テレビ番組

http://www.nhk.or.jp/special/onair/070121.html

NHKスペシャルを見ました。

世界でグーグルが検索される回数は一日10億回、世界中すべての人間が一日一度はグーグルに向かってキーワードを打ち込むといわれている。世界中が情報をグーグルに頼り、かつ頼らざるをえなくなりつつある。

恐ろしさを感じました。

グーグルの検索が営業基盤を支えていたある企業が突然グーグル検索から消されてしまい倒産寸前に追い込まれ、グーグルに対して理由を明らかにせよとの裁判を起こしていました。グーグルの弁護士は番組の中で「グーグルに必要ないから」消したと言っていました。

また、個人の興味に的確な広告を送るためにその個人が何を検索したかを蓄積していくシステムがすでにあるようです。さらに、アメリカの限られた場所ではその人がどこにいるかも把握し、地理的にもよりよい広告を送ることができるようになっています。グーグルの最高経営責任者は「利用すればするほど便利になっていく」「個人的な情報であっても安心できるところに預けるなら安全だ」と言っていました。果たして本当にそうでしょうか?

個人の興味や嗜好、位置情報までも一企業が管理できるシステムは本当に恐ろしいことだと思いましす。SF小説のような話ですがグーグルが検索結果に手を加えられるなら、グーグルの思いのままに個人をコントロール(支配)できますよね。