今夕、勤労市民センターで開催された「弾圧事件の不起訴勝利報告集会」に参加しました。本事件は参議院選のさなかの7月9日早朝、神戸市西区でメガホン宣伝をしていた、Kさんを公選法145条1項違反容疑で不当に逮捕し21日も拘束したものです。国民救援会が即座に自由法曹団に弁護依頼そして「警察抗議」。また歴史的猛暑の中連日100名以上の支援者が抗議活動の結果不起訴釈放を勝ち取ったものです。拘留期間中にあった参院選投票やKさんの兄が亡くなり、葬儀参列の望みに対し黙秘を理由に拒んでいます。Kさんは報告の中で、「仲間のシュプレヒコールが励ましになった。喋ることは仲間を裏切ることになる」と語っていました。自分がこのような場面に出くわしたときにKさんのように毅然と黙秘を貫けるかと言うと、いささか自信がありません。いざと言うとき毅然とした態度が取れるかどうかには、普段からの学習が必要であると改めて感じさせられた報告会でした。
Kさんと奥さん、そして支援者の方々の勇気と情熱に改めて敬意を表します。