神田さん。突撃インタビュー!!
NHKスペシャルヤクザマネーを日曜日に見ました。
引用ここから
暴力団対策法の施行から15年、暴力団は今、その姿を大きく変貌させている。覚せい剤や賭博などで得た資金を、新興市場やベンチャー企業への投資に回し、莫大な収益を上げているのだ。国の規制緩和で生まれた新たな市場は格好の“シノギの場”となり、ヤクザマネーは市場を通すことで浄化されながら膨張し、さらなる犯罪の資金源となっている。
引用おわり。
投資をヤクザが目をつけない訳がありませんよね。
番組では『共生者』の存在がクローズアップされていました。
これは、一般市民が暴力団の手助けをするそうです。
そうやって、暴力団との関わりが分かりづらくされています。
番組の中で『共生者』のインタビューがあったのですが。
「罪悪感はない、必要悪…悪ですかね?」みたいな感じでした。
馬鹿野郎っっ!!
その想像力の無さがこの国にヤクザマネーを蔓延させ、それなしでは成り立たないような状況に追い込んでいるんだよっっ!!
また、番組ではヤクザを表面的にとらえ、お金としか考えられないベンチャー企業の経営者がヤクザに融資を申し込んでいました。
白紙の紙に実印を押さしているんですよ。
考えられへんはっ!!
政府の責任も重大でしょ。これまで、それを放置してきたし、政府系融資はどんどん縮小してきているわけですから。経営者がお金を借りたくても銀行は貸してくれない。国も貸してくれない。だから、ヤクザに借りる。←まあ、これも馬鹿野郎なんですけど。
なんとかしなさいよ国っ!!
私たちが抱えるこの資本主義の矛盾は今、資本主義を打倒すれば解決するような問題ではありませんよね。
ルールなき資本主義社会が今の日本の現状ですから、耐震偽装、賞味期限の偽装、内容物の偽装、あたり前の国なんです。
この資本主義を改め、もっと成熟した資本主義国にならなければならないと考えるのです。
つまり、企業は本当に消費者の立場に立つ。消費者の利益が企業にとっても利益になる。これは本来あたり前ですが。企業で働く労働者も同じことですね。
成熟した資本主義社会とはそういうことだと思います。
様々な分野から偽装が明るみになるなかで、これは、それぞれの企業が異常だというような事では片付けられない側面がありますよね。
消費者も、どこでもやっていることという認識は変えなければいけません。
ここは、政治の力で社会的な雰囲気も、もう一度変えていかなければいけないと思います。