色を撮ろう その３

人工的なものでは難しそうなので
自然なものの色を撮ってみることにした

この写真、「黄色」を撮ったつもりだが
やはり黄色い「花」を撮ってるよね

境目がモノの形を表してしまわないように
なるべく境目のない色を撮ってみる

あるいは、焦点が合わないくらいに寄ってみる
モノの意味から離れると色をピュアに楽しめる？

輪郭が曖昧になると、形に押されて小声だった色が
声高に語りだすみたいだ

ピントを外して輪郭を曖昧にしてみる
色の声は聞こえてくるだろうか

印象派の絵画のようだ
そうか、彼らは光を描こうとしたんだっけ

色を撮ろう その２

ある看板を撮った時に気が付いた
色の美しさは組み合わせなのではないか

しかし、色と色との境はある形を作り
その形には記号のような意味が表れてくる

あるいは国旗のようなシンボルを連想
させてしまう色の組み合わせもある

人工的なものでは色の美しさを表すのは
難しいのかもしれない

色を撮ろう その１

「色」を撮りに外に出てみた

スペイン人と日本人の写真家ご夫婦が
日本で古民家を改造して宿屋を始めた
というTV番組を見たのだが、その宿の
色使いがユニークだったのだ

町の中は、色であふれてる
特に広告や看板の類は色鮮やか

しかし、こんな色見本のようなものを
撮っても面白くもなんともない

ちょっとずらして何かを入れてみる
看板だから、いかにも商業的な臭い

これでは色が主題にはならんなぁ･･･

ねむの木の花

ねむの木の花

こんな花だとは知らなかった

葉っぱも、花も、南国風だね

でも万葉集にも詠まれてるんだって

あらためて眺めてみると

雨で中一日ぶりの収穫
前回とほぼ同じ顔ぶれ

ミニトマトはマリネ
インゲンは肉巻き
オクラは味噌汁

売り物を作るのは到底無理
でも自家消費用なら満更でも

それにしても
野菜って美しいもんだね