北の国から ~ロケ地巡り~   (最終更新日☆2020-9-19)

「北の国から」は1981年に放映された富良野を舞台としたドラマです。このドラマに魅せられ、ロケ地を巡ってみました。

麓郷ー6 ~拾って来た家~

2014年05月24日 | 1.麓郷、八幡丘

 「拾って来た家」は麓郷市街地の東の方にあります。「2002遺言」で五郎が、”(自分が)死んだ後の麓郷”を想像しますが、それを体現した街です。使わなくなったいろんな廃材を組み上げ、複数の家や街並みを作っています。廃材で作る町は、現代社会に住む私たちへのメッセージであり、五郎の遺言そのもののように思えます。

◆雪子の家
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右側が居住区、左側が仕事場だったかと。仕事場では羊毛から毛糸を紡ぎます。「2002遺言」、雪子の息子・大介が出会い系サイトで知り合った女性と富良野で会う約束をし、雪子の家に滞在します。それを咎めた五郎たちに「愛の形が変わったんだよ!」と吠え、怒った中畑に携帯電話を裏の沢に捨てられてしまいます(2009年4月撮影)。


◆すみえの家
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 すみえは「連続ドラマ」編で登場する、中畑夫妻の一人娘です。「'87初恋」以降登場しませんでしたが、「2002遺言」にて再登場(中島ひろこ)、婿・清水正彦(柳葉敏郎)を伴い、富良野に住み着くことになります。五郎が作った雪子の家に夫婦で共感し、この家を作ることになります。建設中、この家にて癌の妻を想って泣く地井武男は迫真の演技であり、北の国からの中でも語り継がれるべき名演技と思います(2009年4月撮影)。


◆バイオ発電と水力発電
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 「拾って来た家」の一角に置いてあります。「2002遺言」、廃材で家を作ることに意欲を燃やす清水正彦は、人間の排せつ物を利用したバイオ発電の開発を行います。手伝うシンジュク(布施博)のやる気のなさとの比較が絶妙でした。雪子の家の裏で利用された水力発電装置も置いてありました(2011年9月、2009年4月撮影)。


◆4番目の家
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 こちらも「拾って来た家」の一角にあります。「'92巣立ち」で、五郎が愛犬・アキナと一緒に住んでいます。大工になるための練習をしたり、雪子と大介が泊まったり、正吉と酒を酌み交わしたり、この家でなかなか印象深いシーンが繰り広げられます(2011年9月撮影)。

 


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