北の国から ~ロケ地巡り~   (最終更新日☆2020-9-19)

「北の国から」は1981年に放映された富良野を舞台としたドラマです。このドラマに魅せられ、ロケ地を巡ってみました。

八幡丘~布礼別ー1

2014年08月17日 | 1.麓郷、八幡丘

◆中ノ沢分校 (現・八幡丘会館)
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https://goo.gl/maps/R4kXn
 富良野市街地から麓郷に向かう道道253号線沿いにあります。「連続ドラマ編」、純や蛍が通った分校です。木造の小さな建物は今も集会所として利用されています。周囲には丘陵地が広がり、ドラマで観た富良野らしい景色があります(2009年8月撮影)。


◆純と蛍が分校に通った道


 上記、八幡丘会館から南に延びる道です。「連続ドラマ編」、富良野に来た令子(いしだあゆみ)は、純や蛍とラベンダー畑に行き、帰りに分校に寄ります。分校では涼子先生と話しながら、純と蛍がこの道を登って帰るのを見送ります。 また、本田弁護士(宮本信子)が富良野を訪れ、純と蛍に声をかけるのもこの道です(2013年11月、2014年11月撮影)。


◆草太の家

 

 八幡丘会館から、富良野市街地方面に700mくらい進んだところにあります。「連続ドラマ編」、草太や草太の父親・清吉(大滝秀治)らの住居として第1話から登場し、「2002遺言」では草太の母や妻(美保純)が去った跡としても出てきます。今は使われていない様ですが、共同牧場の厩舎が隣にあります(2011年9月、2016年11月撮影)。



◆草太の牧場


 道道253号線沿い、”富良野プリンスホテルゴルフコース”の西側にあります。「'98時代」、草太は牧場や畑を拡大しますが、ハートヒルパーク近くで不慮の事故で亡くなり、その後、純と正吉が経営を引き継ぎます。しかし、拡大の過程で背負った借金を純や正吉が返せなくなり、続編の「2002遺言」では、借金のカタとして債権者に取り上げられます(2012年11月撮影)。


八幡丘~布礼別ー2

2014年08月17日 | 1.麓郷、八幡丘

◆大里れい宅
 


 https://goo.gl/maps/TzLt9DpiZnD2
 中富良野町ベベルイ地区の本幸小学校前の道を西に進み、500m先の三叉路を左に曲がった先にあります。「'87初恋」、大里れいの自宅として登場します。純は父親の政吉と親しくなり、納屋を借りて風力発電機を組み立てたりしますが、不慮の事故でれいの母親が亡くなり、クリスマスの日、政吉とれいは富良野を去ります。
 2014年に再訪した時は、一部屋根が赤くなり、2つあった納屋の1つが無くなっていました。残っている納屋は、純が風力発電機を作っていた納屋です。
3枚目の写真は近くから見える富良野岳です(2014年11月撮影)。



◆原始ヶ原入口


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 https://goo.gl/maps/Uyhcj
 上記、本幸小学校から南に3kmほど進んだところにあります。「連続ドラマ編」、純は涼子先生(原田美枝子)とUFOを見に行くため、ここで待ち合わせをする手筈でしたが、体調不良で寝過ごしてしまいます。慌てて奥の森に駆けつけると、光に包まれる涼子先生と遭遇しますが、以降、記憶がなくなります。
 この道の奥には、同じ「連続ドラマ編」で黒板一家とこごみ(児島美ゆき)がピクニックに行った沢や、夢のシーンで恵子ちゃんと遊んだ滝(砂防ダム?)もあります(2012年11月撮影)。


八幡丘~布礼別-3

2014年08月17日 | 1.麓郷、八幡丘

◆布礼別小中学校
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 https://goo.gl/maps/DPU99
 道道253号線沿いの布礼別市街地にあります。「連続ドラマ編」、純や蛍の通う中ノ沢分校の廃校を前に、涼子先生やクラスのみんなと移転先の”本校” を見学に来ます。
 開校112年を超える、歴史ある学校です(2012年11月撮影)。


◆布礼別人参選別場
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 https://goo.gl/maps/dUq7S
 布礼別小中学校前の道道253号線を、南東に300m進んだ交差点にあります。「'87初恋」、草太はここで働く愛子(美保純)を待ち、つららが結婚したことを聞きます。この後、草太は愛子と急接近していきます(2012年11月撮影)。
 

◆カンジの集会所
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 https://goo.gl/maps/Gbh5d

 上記の人参選別場の交差点を、南西方向に1km進んだところにあります。「'98時代」、畑で疫病を出したカンジ(チンタの兄)は経営に失敗、この集会所で土下座して借金を頼みますが仲間に断られ、富良野を去ります。
 今もまだ、集会所として使用されています(2012年11月撮影)。

 


八幡丘~布礼別ー4

2014年08月17日 | 1.麓郷、八幡丘

◆チェーンを直した道
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https://goo.gl/maps/0zqQQ
 富良野市街地、富良野東中学校近くの道道253号線を東南東方向にずっと進みます。道道253号線は鳥沼公園に向けて左に曲がりますが、そこを曲がらず、橋を渡って真っ直ぐ進み、未舗装路を進んだところにあります。「'87初恋」、れいは自転車のチェーンが外れ困っていると、それを見つけた純がバスを降りてチェーンを直します。「’87初恋」でも有名なシーンの1つで、ここから純とれいが急接近していきます。
 近くのハートヒルパークが整備され、道路も別の舗装路ができたことから、この道は廃道になっています(たぶん、行き止まりです)。ハートヒルバークはこのシーンに基づき、「れいちゃん展望台」と呼ぶ人もいるようです(2013年11月撮影)。


◆れいと歩いた橋(北扇橋)
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https://goo.gl/maps/e3mZ0
 上記、"チェーンを直した道"に至る、手前の橋です。「'87初恋」、五郎の一言で疎遠になっていた純とれいは、偶然富良野市街で遭遇、この橋を一緒に渡って帰ります(2013年11月撮影)。


◆鳥沼公園
 

 https://goo.gl/maps/jKvlf
 富良野市街地から、東に3kmほどのところにあります。「'98時代」、上砂川に帰ることにしたシュウは、この公園で純にそのことを告げます。勘違いでなければ、「'92巣立ち」で、タマコとの回想シーンで出てきたのも、この沼ではないかと思います。
 湧水のきれいな公園です(2012年11月撮影)。


麓郷ー1

2014年07月06日 | 1.麓郷、八幡丘

◆最初の家と最初の家の跡地
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 最初の家は「五郎の石の家」の施設内にあります。富良野に着いた黒板一家が、廃屋を修理して住んだ家です。当然電気などのインフラはなく、「電気がない! 電気がなくては暮らせませんよ!」と純が吠えます。正直なところ、本物とは間取がかなり違います。ドラマでは風車による発電機を設置したり、沢から水を引いてきたり、少しずつ素敵な家になっていきます(2009年4月撮影)。
 撮影時、実際に建っていた場所は、「五郎の石の家」の駐車場西側にある2本の木が立っている辺りです(https://goo.gl/maps/x319L 2012年11月撮影)。

◆石を運んだ道
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 https://goo.gl/maps/L4BRY
 「五郎の石の家」の駐車場近くから北西に延びる砂利道です。「連続ドラマ編」、石室を作るため、純と蛍は一輪車に石を載せて、この道を往復します(2013年11月撮影)。

◆つらら宅
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 麓郷市街地を東に進み、「五郎の石の家」に向かって左折、道沿いの右側にあります。「連続ドラマ編」で出てくるつらら宅です。雪子が車を借りに来たり、いかだ下り大会に向けて五郎と吉本辰巳(塔崎健二)がいかだを組み立てたりします(2014年5月撮影)。
 

 


麓郷ー2

2014年07月06日 | 1.麓郷、八幡丘

◆丸太小屋と燃えた丸太小屋の跡地
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 丸太小屋は「麓郷の森」の施設内にあります(https://goo.gl/maps/uacpW)。連続ドラマの終盤に、五郎や仲間たちの手で建てられます。「'84夏」に火事で焼けてしまいますが、このとき実際に燃やした家はダミーだったようで、最初の家から北西に進んだ突き当り辺りにあった様です(https://goo.gl/maps/Wj5E8)。丸田小屋の室内は当時のままですが、お風呂や2階(ロフト?)は立ち入り禁止で見れませんでした。隣にはショップもあり、お土産や喫茶があります(2009年4月、2013年11月撮影)。

◆ 3番目の家
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 「麓郷の森」の施設内にあります。。「'87初恋」~「'89帰郷」で、黒板一家が住んだ家です。雪で潰れ、「92巣立ち」では4番目の家に移ります。この家で、純が風力発電の装置を取り付けたり、蛍が恋人・勇次のためにサンドウィッチを作ったりします(2009年4月撮影)。

◆麓郷市街地の地図
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 「拾って来た家」 「五郎の石の家」などにあるロケ地マップです(2011年9月、2009年8月撮影)。


麓郷ー3

2014年07月06日 | 1.麓郷、八幡丘

◆中畑木材 (麓郷木材)
 

 麓郷市街地の交差点(道道544×253)付近にあり、今も木材業を営んでおられます。故・地井武男氏が演じる中畑和夫の事務所兼自宅であり、この家でもいろいろなドラマが繰り広げられます。特に純が東京の母親・令子に、こっそり電話するシーンは印象深いです。倉本聰氏がここの実際のご主人をモチーフに「北の国から」のドラマが生まれたとのこと(2013年11月、2014年5月撮影)。


◆棟梁の木工所
 
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 麓郷木材の敷地内にあります。「'92巣立ち」で五郎が弟子入りした大工の棟梁・金次(大地康雄)の木工所です。棟梁の息子が上京することについて、棟梁が五郎に相談します(2013年11月撮影)。


◆静念寺

 
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 https://goo.gl/maps/S4ED4PXByzn
 麓郷市街地の交差点を東に少し進んだ小野田そばの裏手にあります。「'89帰郷」では、東京から帰ってきた純が、ここの住職に挨拶に来ます。「'98時代」では、八幡丘でトラクターの下敷きになって亡くなった草太の葬儀がおこなわれます(2011年9月撮影)。



◆手紙を落とした川( 布部川 北麓郷落合橋)
 

 https://goo.gl/maps/qGanV
 上記、中畑木材から道沿いに北に進み、最初の交差点を左、次を右に曲がったところにある落合橋からの撮影です。「連続ドラマ編」、純に手紙を出すよう頼まれた蛍は、この川に手紙を落としてしまい、手紙を追っていくうちに迷子になってしまいます。富良野岳を見渡せる、眺望のよいところです(2014年11月撮影)。 


麓郷ー4

2014年07月06日 | 1.麓郷、八幡丘

◆小野田そば
  
 麓郷市街地の交差点近くにあります。「連続ドラマ編」では居酒屋として何度も登場します。また2階は宴会場として「’83冬」に登場します。実際は蕎麦の名店として非常に有名です。店の壁には店主と出演者との写真があり、また来店者の名刺でいっぱいです。ここの蕎麦は非常にコシと風味があって、特にかしわの蕎麦は絶品です。2011年9月に訪れた時は放映30周年記念で、「五郎そば(900円)」が販売されていました(2016年11月撮影)。


◆正吉とみどりのバス停
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 麓郷市街地の交差点から麓郷木材の方向(北)に少し歩いたところにあります。連続ドラマ編で、帰省してた正吉の母みどりが、このバス停から旭川に帰ります(2012年11月撮影)。



◆麓郷郵便局前の電話ボックス跡地
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 麓郷市街地の交差点から南に少し進んだ辺りにあります。「’92巣立ち」では、雪子から手紙をもらった五郎が、ここから雪子に電話をかけます。雪子の来訪に大喜びしつつ、富良野に帰ってこない蛍を気遣う五郎が痛々しく思いました。「''95秘密」では、突然の黒木夫人(大竹しのぶ)の訪問を受けた五郎は、蛍の駆け落ちのことを知らされます。黒木夫人に頼まれた五郎は、ここから落石に住むの蛍に電話をかけようとします。
 今は電話ボックスは取り外された様で、基礎だけが残っています(2013年11月撮影)。



◆つららの農協
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 麓郷市街地の交差点にあります。「連続ドラマ編」で、つらら(松田美由紀)が勤めていた農協のスーパーです。現・Aコープの場所だと思いますが、ひょっとしたら向かいの農協の建物かもしれません。黒板一家はここで食料を調達します(2013年11月撮影)。
 ※2016年11月再訪、A
コープは閉店となっていました。 


麓郷ー5 ~石の家~

2014年05月24日 | 1.麓郷、八幡丘

◆五郎の石の家
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 言わずと知れた石の家です。東麓郷にあります。「’98時代」で、正吉と蛍が玄関横のウッドデッキで五郎に婚約を報告、その夜にはみんなが集まってお祝いをします。私はこの一連のシーンがとても大好きです。風車は回っていますし、近くには炭焼き小屋もあります。室内には当時の小道具などがそのまま置かれてます。ロフトやお風呂も必見です(2011年9月撮影)。

◆五郎の車
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 「五郎の石の家」の駐車場の向かいにあります。写真はおそらく、トヨタの「スタウト」で「連続ドラマ」編で使っていたもの。スペシャルドラマ以降は日産「ジュニア」+「ジュニア(縦目)」に乗り継いだ様です。「北の国から」で使われた車は、この他に、「草太(不明)」、「辰巳さん(不明)」、「純(日産テラノ)」、「中畑(三菱ジープ)」、「中畑(トヨタランドクルーザー)」が出てきます(2012年11月撮影)。

◆五郎の石室(白井農園)
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 道道253号と道道544号の交差点を、石の家(東)方面に向かい、突き当りを左(石の家方面)に曲がって右側の方にあります。五郎の石室をイメージして作られたものだと思います。白井農園に関しては、「2002遺言」のラストシーンで、五郎が遺言を語る際、「・・・いつものように、白井の親方が夜遅くまでトラクターを動かし・・・」と出てきます。近くには雨で流されたチンタの畑や、チンタの兄のカンタが行方不明になった際に出てくるD型ハウスなどもあるはずなのですが、まだ見つけきれていません(2012年11月撮影)。
 


麓郷ー6 ~拾って来た家~

2014年05月24日 | 1.麓郷、八幡丘

 「拾って来た家」は麓郷市街地の東の方にあります。「2002遺言」で五郎が、”(自分が)死んだ後の麓郷”を想像しますが、それを体現した街です。使わなくなったいろんな廃材を組み上げ、複数の家や街並みを作っています。廃材で作る町は、現代社会に住む私たちへのメッセージであり、五郎の遺言そのもののように思えます。

◆雪子の家
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右側が居住区、左側が仕事場だったかと。仕事場では羊毛から毛糸を紡ぎます。「2002遺言」、雪子の息子・大介が出会い系サイトで知り合った女性と富良野で会う約束をし、雪子の家に滞在します。それを咎めた五郎たちに「愛の形が変わったんだよ!」と吠え、怒った中畑に携帯電話を裏の沢に捨てられてしまいます(2009年4月撮影)。


◆すみえの家
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 すみえは「連続ドラマ」編で登場する、中畑夫妻の一人娘です。「'87初恋」以降登場しませんでしたが、「2002遺言」にて再登場(中島ひろこ)、婿・清水正彦(柳葉敏郎)を伴い、富良野に住み着くことになります。五郎が作った雪子の家に夫婦で共感し、この家を作ることになります。建設中、この家にて癌の妻を想って泣く地井武男は迫真の演技であり、北の国からの中でも語り継がれるべき名演技と思います(2009年4月撮影)。


◆バイオ発電と水力発電
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 「拾って来た家」の一角に置いてあります。「2002遺言」、廃材で家を作ることに意欲を燃やす清水正彦は、人間の排せつ物を利用したバイオ発電の開発を行います。手伝うシンジュク(布施博)のやる気のなさとの比較が絶妙でした。雪子の家の裏で利用された水力発電装置も置いてありました(2011年9月、2009年4月撮影)。


◆4番目の家
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 こちらも「拾って来た家」の一角にあります。「'92巣立ち」で、五郎が愛犬・アキナと一緒に住んでいます。大工になるための練習をしたり、雪子と大介が泊まったり、正吉と酒を酌み交わしたり、この家でなかなか印象深いシーンが繰り広げられます(2011年9月撮影)。

 


麓郷ー7

2014年05月24日 | 1.麓郷、八幡丘

◆杵次の集会所
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 道道253号と道道544号の交差点を東の方に2kmくらい進んだ左手にあります。連続ドラマ編で、涼子先生の東京での事件の密告に対し、中の沢分校の親たちが集まり、議論した場所です。正吉の祖父である杵次は酒に酔ったまま参加し、涼子先生を追及すべきと憤り、議論は紛糾します。当時の建物からは建て替わっていました(2012年11月撮影)。

◆麓郷中学校跡地
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 麓郷市街地から少し東側にあります。「'87初恋」で、シンジュク(布施博)に純が怒られるシーンや、ヒロスケ、チンタとともに出てきます。当時は木造校舎でしたが建て替わっていました。2013年3月に、生徒数減による合理化のため、麓郷小学校と校舎を統合された様です。この麓郷中学校跡地は、他への利用を検討中とのこと(2012年11月撮影)。



◆トムソンウッディビレッジ
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 麓郷中学校跡地の近くにあります。「'89帰郷」にて、五郎はここで次の丸太小屋をつくるための木の皮剥ぎをしており、東京で事件を起こし帰郷した純を迎えます。奥のほうは見てませんが、いくつかのログハウスが建っているようです(2011年9月撮影) 


八幡丘~布礼別ー5

2014年05月17日 | 1.麓郷、八幡丘

◆ハートヒルパーク
  
  
 鳥沼公園から道道253号を八幡丘方面に2kmほど進んだ辺りにあります。「'87初恋」でれいちゃんの自転車のチェーンが外れた場所や、「'98時代」で草太がトラクターの下敷きになった場所が近くにあります。富良野市街や富良野岳を一望できるすばらしいスポットです(2016年11月撮影)。

◆ 草太の火葬場と、純と蛍が会話した墓地
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 鳥沼公園から1.5kmほど南に進んだ左手(山手側)にあります。「'98時代」で亡くなった草太の火葬が行われます。純と蛍はこの墓地で、煙突から上がる白い煙を見ながら草太を想います。また「2002遺言」で、帰郷した純が草太の墓参りに訪れます(2012年11月撮影)。


八幡丘~布礼別ー6

2014年05月17日 | 1.麓郷、八幡丘

◆冬の中ノ沢分校
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 冬の中ノ沢分校と、向かいにある1本の木を撮影してみました(2012年11月撮影)。

◆本田弁護士に呼び止められた道
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 純や蛍が通った中ノ沢分校(八幡丘会館)から南に延びる道です。五郎と令子(いしだあゆみ)の離婚問題を調停のために富良野に来た本田弁護士(宮本信子)は、この道で純と蛍に声をかけます。この辺りは「北の国から」らしい、緩やかな丘が続きます(2012年11月撮影)。


麓郷ー8

2014年05月13日 | 1.麓郷、八幡丘

◆努のズボンを捨てた橋
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 https://goo.gl/maps/OV8zR
 道道544号を布部から麓郷に向かう途中、右側に「星人の宿・ペンション和田」の入り口があり、そこにかかる橋です。「'84夏」で登場する中畑の甥の努は純や正吉と仲違い。正吉はこの橋の上から努のズボンを捨ててしまいます。橋は当時のまま。流れる川(布部川)はすごくきれいです。(2011年9月撮影)。
 ※2016年11月再訪、8月の大雨で大量の流木等が橋に引っかかり、辛うじて通れるものの、工事中でした。



◆麓郷神社
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 道道253号と道道544号の交差点から西に100mほど行った右手にあります。「'83冬」、初詣でに来た黒板一家は、家出して捜索願いの出ていた正吉をここで見つけます。隣には東京大学の建物があります。かつて麓郷エリアは東京大学の演習林からスタートし、そこに作業員として入った方々が麓郷に住み着いたことから街ができたとのこと。明治32年ころのお話です(2012年11月撮影)。

◆杵次の馬そりの道
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 西麓郷、道道253号線からペンション和田に抜ける道です。突き当りには努のズボンを捨てた橋があります。「連続ドラマ」編、猛吹雪の八幡丘で吹き溜まりに突っ込み車に閉じ込められた純と雪子を、夜中、五郎と杵次が馬そりに乗って助けに向かう道です。杵次の馬は、雪に埋もれた車をピタリと探し当てますが、数日後、杵次の借金のカタに、泣く泣く食肉に出されてしまいます。(2012年11月撮影)。

 


麓郷ー9

2014年05月13日 | 1.麓郷、八幡丘

◆正吉宅跡
 
 
 https://goo.gl/maps/V2rtC53tetJ2
 麓郷市街地から道道253号線を南に800m位進むと道なりに大きく右に曲がります。さらに600m行くと、今度は左に大きく曲がりますが、その曲がり口の四叉路を左に入り、1100mくらい進んだところの三叉路を左に曲がり200m進んだ左側にあります。 「連続ドラマ編」にて笠松杵次/正吉の家として出てきます。大晦日の晩、純と蛍が訪ねると、そこには正吉の母親みどり(林美智子)が帰省しており、母子の仲睦ましさを目の当たりにします。杵次の葬儀の際は、杵次の悪口をいう息子たちに対し、北村清吉(大滝秀治)が杵次の開拓民としての苦労を語ります。
苦労の末、やっと探し出しました。当時の納屋の建物が残っていました。青いD型ハウスの場所が正吉宅跡です(2016年11月あ撮影)。


◆純と蛍が走った道
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 https://goo.gl/maps/3VEaO

 正吉宅に至る道の途中にあります。「連続ドラマ編」、正吉の祖父・杵次は橋から転落死します。純と蛍は正吉と会おうと、赤い橋を駆け渡って来ます。撮影当時は未舗装でした(2013年11月撮影)。

◆豆畑
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 https://goo.gl/maps/rhgcA
 正吉宅に至る途中で、わき道を左に進んだ辺りにあります。「'83冬」のエンディング、伝説の豆大臣・沢田松吉(笠智衆)が、豆で栄えた当時が幻覚となって現れ、「ま~め~」と 叫びながら雪原の豆畑に種をまきます。人の浮き沈みを物語る悲しいシーンです(2013年11月撮影)。