スポーツエトセトラ

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東海大相模出身プロ野球選手一覧【後編】

2020-07-11 09:03:56 | 東海大相模出身プロ野球選手
今回は名門校を卒業したすべてのプロ野球選手を紹介するシリーズの第4弾、「東海大相模」の後編です。



市川友也は大学、社会人を経てのプロ入り。巨人では選手層の厚さからチャンスを与えられませんでしたが、
日本ハムに移籍後は貴重な2番手捕手として、積極的に起用されています。

2006年、07年と東海大相模は2年続けて夏の神奈川大会決勝で敗れましたが、そのときのエースが菅野智之です。
原辰徳の甥っ子としての話題性、優れた資質などから高校時代より有名でしたが、
大学でも成長を見せて、「アマチュアナンバーワン投手」として騒がれる存在に。
日本ハムの1位指名を拒否し、1年後に飛び込んだ巨人では叔父の原監督を支え、1年目から二ケタ勝利をマーク。
17年、18年と2年連続で最多勝を獲得するなど、NPBを代表する投手として君臨しています。

菅野の同期として高校、大学でともにプレーしたのが田中広輔です。
大学では2度のベストナイン、社会人では都市対抗で若獅子賞を受賞と、名門チームでレギュラーを任されます。
広島でも1年目からレギュラーに定着し、安定した遊撃の守備に加え、
快足を活かしたスピーディーなプレーで切り込み隊長に定着。16年~18年のリーグ3連覇に大いに貢献しています。

その1年後輩で、下級生時から4番を任されたのが大田泰示です。
巨人では「ゴジラ」こと松井秀喜が着けていた背番号「55」を与えられるなど、大いに期待されましたが、レギュラーには届かず。
しかし日本ハムに移籍すると、一軍定着どころか中心打者に座るなど大ブレーク。
3年連続二ケタ本塁打をマークしているほか、年々成績を伸ばすなど、これからもさらなる活躍が期待されます。

東海大相模が夏の甲子園で40年ぶりに決勝に進んだ2010年、主砲を務めたのが大城卓三です。
大学ではMVPを獲得し、社会人でも正捕手を担いました。
プロでは1年目から一軍に定着、レギュラー目前に迫っています。打撃を活かすため、一塁手として起用されるシーンも多いですね。

10年の夏準優勝、11年センバツVのチームからは菅野剛士、田中俊太、渡辺勝がプロ入り。
菅野と田中は東海大、日立製作所と同じユニホームでプレーします。
田中広輔の実弟である俊太は、1年目から積極的に一軍で起用されていますね。

45年ぶりに夏の甲子園で全国制覇を果たした2015年、エースを務めたのが小笠原慎之介です。
中日では1年目から先発ローテーションの一角に加わるなど、将来の主戦投手候補として期待されています。

そして、今年プロの世界に飛び込んだ阪神・遠藤成まで、
実に35名のOBがプロのユニホームに袖を通したことになります。

最後に、東海大相模出身者でベストオーダーを組んでみました。

1(遊)田中 広輔
2(二)原  拓也
3(左)森野 将彦
4(三)原  辰徳
5(中)大田 泰示
6(一)津末 英明
7(右)川端 崇義
8(捕)内田  強
9(投)菅野 智之

さすがにこれまで取り上げたPL、横浜、大阪桐蔭に比べると地味ですね。
しかし、現役選手が10名もおり、若手に楽しみな選手が多いので、数年後にはまた違ったオーダーとなるかもしれません。


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