スポーツエトセトラ

スポーツ(主に野球・ラグビー)に関するさまざまな資料やデータをご紹介していくブログです。ぜひお楽しみください。

春季高校野球関東大会 千葉県勢成績(2001年~2006年)

2021-05-05 14:35:46 |  春季高校野球関東大会千葉県勢成績
千葉県勢の過去の春季関東大会の戦績を振り返るシリーズ。
今回は2001年~2006年となります。



99年から02年まで、千葉県勢は春の関東大会で
4年連続で2校揃って初戦敗退と、暗黒時代が続くことになります。

ちなみに、秋季関東大会でもこの4年間でわずか1勝。
センバツも00年から03年まで、4年連続で代表校を送り込めませんでした。
これは1968年以降では最長記録となっています。

一方、夏の甲子園では99年に柏陵がベスト8、00年に東海大浦安が準優勝、
01年は習志野が2勝を挙げるなど好成績を残しており、
「関東大会で勝つこと」が課題となっていました。

地元開催となった03年はさすがに意地を見せ、4校中3校が初戦を突破。
エース・大場翔太を擁して県大会を制した八千代松陰が
県勢では5年ぶりとなるベスト8に進出しています。

04年はセンバツで県勢9年ぶりの勝ち星を挙げた拓大紅陵が8強入り。
この年の夏、ダルビッシュ有の東北を下して4強入りを果たした千葉経大付が、
春関初出場を果たしています。

05年は8年ぶりに出場を果たした銚子西が1勝を挙げています。
06年は東海大浦安が県勢では12年ぶりとなる、春関4強入り。
徐々にではありますが、関東でも勝てるようになっていきました。

次回は2007年~2010年です。

春季高校野球関東大会 千葉県勢成績(1995年~2000年)

2021-05-03 15:37:22 |  春季高校野球関東大会千葉県勢成績
千葉県勢の過去の春季関東大会の戦績を振り返るシリーズ。
今回は1995年~2000年となります。



ご覧の通り、相変わらず春関はパッとしない時期が続きます。

95年、“東の沢井・西の福留”として高校球界でも屈指の強打者とうたわれた
澤井良輔を擁してセンバツ準優勝を果たした銚子商は推薦で出場も、ベスト8で敗退。

96年は地元開催として4校が出場しています。
この年、夏の県大会で決勝に進出する二松学舎沼南は2勝を挙げてベスト8と意地を見せました。
この年から3年連続で夏の甲子園に出場する市船橋は、2回戦で横浜の松井光介に
ノーヒットノーランを食らいます(この試合、生で見ていました)。

球場はスコアボードにヒットの表示がない(当時)習志野秋津(現・第一カッター)でしたが、
自分も含め周りの人たちも結構気が付いていたようです。
松井はキレと制球がよかったという印象があります。
大学、社会人で活躍し、プロでもそこそこやりましたね。

97年は東海大浦安が1勝どまり。
98年はこの年の夏に甲子園に出場する八千代松陰が1勝。
2回戦ではエース・多田野数人がセンバツV校・横浜を1失点に抑えるも惜敗しています。
また専大松戸が初出場を果たしました。

99年は成田と専大松戸が揃って初戦で大敗。00年は中央学院、千葉黎明がWで初出場も、
やはり初戦で敗れ2年続けて1勝もできず、となかなか結果が残せませんでした。

次回は2001年~2006年です。

春季高校野球関東大会 千葉県勢成績(1989年~1994年)

2021-05-01 12:42:38 |  春季高校野球関東大会千葉県勢成績
千葉県勢の春季関東大会の過去の戦績を振り返るシリーズ。
今回は1989年~94年となります。



元号が平成となった89年は8年ぶりの地元千葉開催ということで、4校が出場。
しかし、最高成績は習志野のベスト8と寂しい結果となりました。
この年の夏、剛腕・押尾健一を擁して悲願の甲子園出場果たした成東が、
17年ぶりに春関に進出しています。

さて、90年から3年連続で千葉県勢はセンバツ出場を逃すなど、
関東でがなかなか勝てなくなってしまいます。

90年は9年ぶりに習志野と銚子商がペア出場も、銚子商が1勝したのみ。
91年は拓大紅陵が1勝、92年に至っては春関に2代表を送り込むようになってからは
初となるW初戦敗退と、低迷状態が続いてしまいます。

93年は市船橋が県勢4年ぶりとなるセンバツ出場を果たしましたが、
春関は2年続けて2代表揃って初戦敗退に終わりました。

92年、93年と連続で関東にコマを進めた二松学舎沼南は飯塚智広-安田真範と
のちにアマ球界で活躍するバッテリーを擁していましたが、
県外ではなかなか結果が出せませんでした。

94年はセンバツには代表校を送り込めませんでしたが、前年の夏の甲子園で
ベスト4進出快進撃を続けた市船橋が春関では県勢8年ぶりの準決勝進出。
エース・小笠原孝が最上級生となり期待された夏は、県大会4強に終わりました

次回は1995年~2000年です。

春季高校野球関東大会 千葉県勢成績(1984年~1988年)

2021-04-29 08:59:13 |  春季高校野球関東大会千葉県勢成績
千葉県勢の春季関東大会の成績一覧を紹介するシリーズ。
今回は1984年~88年となります。



84年のセンバツは初出場の拓大紅陵がベスト8進出という快挙を見せますが、
春の県大会では準決勝で敗退と、勝負弱さを見せてしまいました。
春関では千葉商と成田が揃ってベスト8に進出。

85年は東の佐久間・西の清原と並び称された佐久間浩一擁する東海大浦安がセンバツ出場も、
県大会は準々決勝敗退。代わって注目の好投手・片平哲也がエースの銚子商がベスト4に進出。
この年の夏の甲子園へと弾みを付けました。

86年は前年の秋の関東を制し、センバツでも優勝候補に挙げられた拓大紅陵が2季連続関東王者に。
佐藤幸彦、飯田哲也のクリーンナップを軸とした強力打線でしたが、春に続いて夏も1勝どまりでした。
また好投手・奈部川勉を擁する成田西(現・成田国際)も関東に歩を進めています。

東海大浦安がセンバツ出場を辞退するという悲報からスタートした87年でしたが、
関東には2位で二松学舎沼南(現・柏)が初出場を果たしています。

88年は前年の関東でベスト4に進出した市船橋がセンバツ初出場。
立石尚行-伏島良平のバッテリーを軸とした好チームで、2位で関東に進出。
1位は徳永聡、糟谷佳充、鈴木秀範の強力クリーンナップとエース・高橋憲幸を擁する拓大紅陵。
夏の甲子園では再び優勝候補に推されますが、3回戦で姿を消しました。

次回は1989年~94年です。

春季高校野球関東大会 千葉県勢成績(1981年~1983年)

2021-04-27 15:29:46 |  春季高校野球関東大会千葉県勢成績
今年はどうやら高校野球の春季関東大会が開催されそうですので、
ちょうど1年ぶりに千葉県勢の春関の成績一覧を復活させることにしました。

今回は1981年~83年です。



春関は通常1都県2校で、開催地のみ4校が出場。
またセンバツでベスト4以上に進出したチームは推薦で出場切符を得ることになります。

つまり今年は18校+選抜優勝校・東海大相模の19校が参加するはずでした。
しかし、状況を鑑みて出場校が絞られることになり、開催地が3校で東海大相模の推薦はナシに。

さて、1981年は千葉県が開催地となり4校が出場、プラスでセンバツ準優勝校・印旛が推薦。
実に5校が参加する、という県民にとっては豪華な大会となりました。
優勝したのはその印旛。佐藤文男-月山栄珠のバッテリーを獲得した大型チームで、
前年秋に続き関東2季連続Vを達成しました。夏はベスト4で銚子商に敗れ甲子園を逃しています。

82年はセンバツ出場の千葉商大付が県大会準決勝で敗れ、出場した銚子商と成田がそろってベスト8進出。
銚子商には後に法大、プリンスホテルとアマ野球のエリート街道を歩んだ高木慎一がいました。
成田のエースはのちに川鉄千葉で主砲となる飯塚典朝です。

83年はセンバツに出場校を送れず。変わってこの年の夏に甲子園に乗り込む印旛、
さらに関東大会初出場の拓大紅陵という顔ぶれ。
紅陵は秋の関東でベスト4に入り、翌春のセンバツで初の甲子園出場を果たしました。

次回は1984年~88年です。